ネームクルックの詳細

ネームクルックとはどんな料理？

ネームクルックとは、イサーン地方の名物であるネーム（もち米と豚肉などを詰めた発酵ソーセージ）と赤玉ねぎ・わけぎ・生姜・唐辛子などを混ぜて食べるサラダのような料理です。名前にネーム（ソーセージの名前）とついていますが、実は主役は違います。主役は完全にライスボールです。

レッドカレーペーストで味付けしたご飯を丸く揚げ、それをこまかく潰して、先ほどの具材に一緒に混ぜ込みます。ネーム・ライムの酸味とライスボールのサクサク感が、包んで食べる野菜とうまい具合にマッチして、いくらでも食べられる美味しさに。

ネームクルックはどこで食べることができる？

ネームクルックは食堂やレストランでがっちりと食べるというよりは、小腹がすいた時に食べる軽食といった位置付けです。ですからレストランではなく、フードコートや道端の屋台でサッと買って、パッと食べるというスタイルのほうがぴったりきます。

また基本的にイサーン地方の料理なので、何も言わないとかなり辛めに味付けされるでしょう。辛いのが苦手な人は、事前に辛さを抑えてもらうようにお願いしましょう。

自宅でネームを作ってみませんか

タイ東北部イサーン地方の名物ソーセージ「ネーム」は、もち米などを入れて発酵させているのが特徴です。発酵しているので酸味があり、普通のソーセージよりもコクと旨味があります。タイではスーパーなどでも普通に売られていますが、日本ではまず見かけません。

だったら家で作ってみませんか！

作り方はいたって簡単です。豚ひき肉にご飯と香辛料を混ぜ、半日〜2日ほど、常温で発酵させるだけです。ネームはカットして食べるので、腸詰めにせずにビニール袋に入れるだけで十分です。コクのある酸味が病みつきになること間違いなし！