カノムクロックの物語【歴史】(ขนมครก)

カノムクロック

カノムクロックの物語

昔カティという男がいました。

カティは灯籠流しの夜、土地の有力者である床屋のひとり娘ペーンと恋に落ちました。

ふたりは水牛の背に揺られながら輝く満月の下で誓いました。

「この先どんな障害が待ち受けていようとも、この真実の愛を貫き通そう。」

その後カティはペーンと結婚するために一生懸命働きました。

苦労に苦労を重ねようやく結婚資金を貯めたカティは結婚の承諾を得ようと床屋の元を訪ね、娘を乞いました。

しかしカティのことを快く思っていなかった床屋は、集めていた男と共にカティを痛めつけました。

身体はひどく傷つき、何日も起き上がれない状態が続いたカティ、それでもカティは諦めませんでした。

やがて床屋は町の若い有力者とペーンを結婚させることに…。

このことを知ったカティはペーンの元へ走ります。

ですが、床屋は一枚上手。

カティが来ることを想定していた床屋は、あらかじめ落とし穴を掘ってカティを待ち伏せ、罠に引っかかったらカティを埋めるよう仲間に指示をだしていました。

この父親の悪巧みを知ってしまったペーン。

カティに知らせるべく夜の森を行きます。

カティとペン…お互いが探し合う中、偶然にも二人は出会うことができました。

目が合い、お互いを確認し、あゆみ寄ろうとしたその瞬間、ペーンが落とし穴に落ちてしまいました。

すぐに駆け寄ったカティは、落とし穴の中で気を失っているペーンを助けるため穴の中に飛び込みました。

床屋の仲間たちはカティが罠にかかったと思い、ふたりをそのまま埋めてしまいました。

翌朝、床屋が目にしたのはペーンを抱き抱え、幸せの中で生き絶えた二人の姿でした。

それを見た床屋は涙に暮れ、

『何人も、愛を妨げてはならない』

と思い、この思いを広く世に知らしめるためその場に碑を建てました。

それ以来、「カティ(ココナッツミルク)」と「ペーン(粉)」で作られたお菓子が作られるようになりました。

そのお菓子の名は『カノム・コンラッカンขนมคนรักกัน』(愛し合う二人のお菓子)

カノムクロックの元の名前です。

そしてカノムクロックが焼きあがった二つを重ね合わせるのは

『ふたりがいつまでも一緒にいられるように』

という願いが込められているのです。


カノムクロックとはどんな料理?




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