タイ料理「ガオラオルーアッムー」はタイのスープ料理の一つです。
豚肉、内臓、野菜を使用したスープ料理で、内臓の臭みは薬味で消しており、内臓が苦手な人にも食べやすく、白米との相性も良いため日本人に人気の料理となっています。
ガオラオルーアッムーの基本情報
料理名 | ガオラオルーアッムー(เกาเหลาเลือดหมู) |
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英語名 | Pork entrails and blood jelly soup |
食べれる場所 | 屋台、食堂 |
意味 | ガオラオ=麺なしスープ、ルーアッムー=豚の血をゼリー状に固めたもの |
特徴 | 豚の内臓と血のゼリーが入ったあっさりスープ |
辛さ | ★(辛くないタイ料理) |
ガオラオルーアッムーとはどんな料理?
ガオラオとはラーメンの麺を抜いた具入りスープの総称です。
麺抜きのあっさりと味付けしたスープに、豚の内臓や豚の血を固めたゼリー状のものとレタスなどの野菜などを入れて食べる料理です。
豚の血と聞くと日本人は敬遠してしまいますが、味自体はあっさりとして特に癖もなく美味しくい食べることができます。
ガオラオルーアッムーはつるりとしていてさっぱりと喉を通りやすいので朝食から食べるタイ人も多くいます。
ガオラオルーアッムーはどこで食べることができる?
ガオラオルーアッムーはどこにでもある料理ではありません。
高級レストランやフードコートより、屋台や地元民が普通に食事をする食堂によくみられる料理です。
ラーメンの麺抜きのようものと説明したように、街中のラーメン屋でも注文できることが多いです。
あとはガオラオの専門店にも結構あり、なんとガオラオルーアッムーの専門屋台なんかもあるので、見つけたらぜひ挑戦してみてください。
見た目と裏腹 あっさりと美味しい「ルーアッムー」
ルーアッムーは、豚の血をゼリー状に固めたもので、ルーアッムー自体には特別味はなく無味無臭と言っていいでしょう。
ルーアッムーはスープやカレーなどによく使われ、タレをかけてそのまま食べたりもします。
ちなみに…血を固めたゼリーを食材として使う国はタイ以外にも結構あって、台湾の「鴨血(鴨の血のゼリー)」が有名で、同じ様にスープや鍋などに入れて食べます。
タイではゼリー状ではなく、ナムトックという湯通しをした血をスープに入れたラーメンもとても人気があります。
血を食べる文化が日本にはありませんが、新しい味を発見できるかもしれませんね!