カオオップサパロットは「パイナップルの蒸しチャーハン」です。パイナップルの内側をくり抜いた容器にご飯を詰めたもので、パイナップルの果実やシーフード、野菜を具材にしご飯を炒めたもの(カオパット)を容器に詰め蒸したものです。
カオオップサパロットの基本情報
料理名 | カオオップサパロット(ข้าวอบสับปะรด) |
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英語名 | Thai pineapple steamed rice |
食べれる場所 | 屋台、食堂、レストラン、フードコート |
意味 | カオ:ごはん、オップ:蒸す、温める、サパロット:パイナップル |
特徴 | タイ風パイナップル炊き込みご飯 |
辛さ | ★(辛くないタイ料理) |
カオオップサパロットはどんな料理?
タイ料理の中でもトップクラスに見た目のインパクトがあるのが「カオオップサパロット」です。
パイナップルをくりぬきその中にご飯が敷き詰められている料理で、カオオップサパロットはひとことでいうと「パイナップルの炊き込みご飯」です。
カオオップサパロットには、
カオ=ごはん
オップ=蒸す、温める
サパロット=パイナップル
という意味があり、蒸す・温めるの意味がある「オップ」は「クンオップウンセン」などの蒸す料理に使われます。
パイナップルの半身をくり抜き、パイナップル、イカやエビ、野菜とご飯をいれて、ナンプラーやニンニクで作った調味汁と混ぜ、そのままパイナップルを丸ごと蒸しあげてカオオップサパロットの出来上がりです。
カオオップサパロットの味にはフルーティーな甘みがありますが、パイナップルの甘さなのでくどい甘さではなく自然の甘さ。
パイナップルの器と、ご飯の上にトッピングされたカシューナッツやムーヨーン(豚肉のでんぶ状の保存食)がとても華やかな、人気のタイ料理です。
カオオップサパロットはどこで食べることができる?
カオオップサパロットは、ある程度のグレードのレストランであればほぼ間違いなく食べることができ、メニューにない場合でも注文すれば大体は作ってくれるほどタイではメジャーな料理です。
カオオップサパロットはタイ人も普通に食べますが、普段の食事としてはかなり高いので食べる際は観光客が行くようなレストランの方が間違いはないでしょう。
日本から観光で行く場合は、事前にツアーの食事で、「カオオップサパロットが食べられるかどうか、確認してみてください。
似たタイ料理のカオパットサパロット
カオオップサパロットは、
カオ=ごはん
オップ=蒸す、温める
サパロット=パイナップル
という名前の通り、パイナップルの中に蒸したご飯が入っています。
カオパットサパロットは、
カオ=ごはん
パット=炒める
サパロット=パイナップル
という名前の通り、パイナップルの中に炒めたご飯が入っています。
似ている料理ですが、パイナップルの中に入れるのが「蒸したご飯」と「炒めたご飯」の違いなので気になる方はぜ食べ比べてみてください。
タイ人はなぜか大好き「ムーヨン」
ムーヨン(หมูหยอง)とは、豚肉を乾燥させ繊維状にしたものを八角や砂糖などで味付けした保存食です。
タイの人は、なぜかムーヨンが大好きですが、日本人にとってはかなり好き嫌いが分かれる味です。
タイではふりかけの感覚でご飯にかけたり、パンに挟んで食べたり、マヨネーズで和えて食べたりと…ムーヨンはタイではとにかく人気があります。
似た名前にムーヨー(หมูยอ)というのがありますが、こちらはタイのベトナム風ソーセージです。