ガパオライスの作り方|スーパーの材料で作る簡単レシピ

豚ひき肉、玉ねぎ、ピーマン、スイートバジルで作る、2人分のガパオライスです。ナンプラーとオイスターソースで味をつけ、いつもの白ごはんにのせて仕上げます。

豚ひき肉、玉ねぎ、ピーマン、スイートバジルのガパオライスと火の通った目玉焼き

3秒チェック

項目・このレシピ
難易度
初級(野菜を切って炒める。肉には十分に火を通す)
調理時間
約25分(炊飯を除く目安)
辛さ
唐辛子なしでも作れる。加える場合は少量から
材料費
店舗・季節で変動。調味料を買い足す場合は別途必要
人数
2人分
日本での作りやすさ
スーパーの食材で作る。生バジルとナンプラーは取り扱いを確認

※調理時間は実測値ではなく、下準備を含めた目安です。

※写真は料理・食材・工程を説明するための生成イメージです。

「タイ料理を作りたいけれど、専門店で材料をそろえるのは難しい」。そんな日に向けて、生のタイ唐辛子やタイにんにくを使わず、スーパーで探しやすい食材を組み合わせました。

本来のガパオに使うホーリーバジルと、今回のスイートバジルは香りが異なります。このレシピではスイートバジルの香りを楽しむ家庭向けのアレンジとして、野菜入りのひき肉炒めと目玉焼きを一皿にします。

このレシピの特徴

  • 生のスイートバジルと普段の白ごはんで作れる。
  • 玉ねぎとピーマンを加え、野菜も一緒に食べられる。
  • フライパン1つを順番に使い、少量の油で目玉焼きも作る。

材料(2人分)

豚ひき肉、玉ねぎ、ピーマン、スイートバジルなどの材料
写真は食材のイメージです。使う量は材料表を確認してください。

ひき肉とバジルの炒め物

材料・分量
豚ひき肉
250g
玉ねぎ
正味100g(約1/2個)
ピーマン
ヘタと種を除いて60g(約2個)
生のスイートバジル
太い茎を除いた葉10g
にんにく
皮をむいて5g(約1片)
乾燥赤唐辛子
0〜1/2本。辛さが苦手なら入れない
サラダ油(炒め用)
小さじ2

合わせ調味料

材料・分量
ナンプラー(魚醤)
小さじ2
オイスターソース(牡蠣のうまみを使った調味料)
小さじ2
しょうゆ
小さじ1
砂糖
小さじ1/2

ごはん・目玉焼き

材料・分量
温かい白ごはん
炊いたもの400g(1人200g)
卵
2個
サラダ油(目玉焼き用)
小さじ2

大さじは15mL、小さじは5mLです。個数は大きさで変わるため、野菜は正味重量を目安にしてください。油は炒め物と目玉焼きに小さじ2ずつ、合計小さじ4を使います。直径26cm程度のフッ素樹脂加工フライパンと、ふたを用意すると作りやすくなります。

代用できる材料

代用品の赤と黄のパプリカを半分に切り、角切りにしたもの
代用品のイメージ

基本の材料ピーマン代用の候補パプリカ

変わるところ・使い方:同じ正味60gを目安にする。甘さや歯触りが変わる。

チューブのおろしにんにくと小皿のにんにくペースト
代用品のイメージ

基本の材料生にんにく代用の候補チューブのおろしにんにく

変わるところ・使い方:小さじ1を目安に、合わせ調味料へ混ぜる。油で先に炒めず、STEP 4で加える。製品によって塩分や風味が異なる。

乾燥バジルの葉と小さなスプーン
代用品のイメージ

基本の材料生のスイートバジル代用の候補乾燥バジル

変わるところ・使い方:生の葉と同じ香り・食感にはならない。使う場合は小さじ1/2から、STEP 4の調味後に加えてなじませ、香りを見て調整する。

下準備

粗く刻んだ玉ねぎ、角切りの緑ピーマン、みじん切りのにんにく
野菜とにんにくの下準備
今回使う生のスイートバジルの葉
洗って水気を切ったスイートバジル
ナンプラー、オイスターソース、しょうゆ、砂糖を混ぜた合わせ調味料
合わせ調味料
  1. ごはんを先に炊くか、盛り付け前に温められるように用意する。
  2. 玉ねぎを粗いみじん切りにし、ピーマンはヘタと種を除いて7〜8mm角に切る。にんにくはみじん切りにする。
  3. スイートバジルは葉を摘んでさっと洗い、ペーパーなどで水気を取る。大きい葉は加える直前にちぎる。
  4. 唐辛子を使う場合は、ヘタと種を除いて細かい輪切りにする。触った後は手を洗い、目や顔に触れない。
  5. 合わせ調味料4種類を小さな器で混ぜる。目玉焼きを取り出す清潔な皿を用意する。

作り方

STEP1目玉焼きを作る

少量の油とふたで白身と黄身に火を通した目玉焼き2個

フライパンに目玉焼き用の油小さじ2を入れ、中火で温めます。卵2個を割り入れ、白身の底が固まったら弱火にし、ふたをして白身と黄身に火を通します。焼けたら清潔な皿へ取り出します。

STEP2にんにくと玉ねぎを炒める

小さく刻んだ玉ねぎとにんにくを少量の乾燥唐辛子と炒める

同じフライパンの火を止め、扱える程度に落ち着いてから、残った油や卵のかけらを取り除きます。炒め用の油小さじ2、にんにく、使う場合は唐辛子を入れて弱火にかけます。にんにくが色づく前に玉ねぎを加え、中火で透き通ってくるまで炒めます。

STEP3豚ひき肉とピーマンに火を通す

豚ひき肉と玉ねぎ、角切りのピーマンに火を通す

豚ひき肉を加え、中火でへらを使ってほぐしながら炒めます。大きな塊がほぐれて肉の色が変わってきたらピーマンを加え、全体を返しながら炒めます。肉の中心まで十分に加熱してください。

STEP4合わせ調味料を絡める

豚ひき肉と野菜に合わせ調味料が絡んだ、つやのある状態

フライパンの底に水分がたまっている場合は、ふたをせず混ぜながら少し飛ばします。合わせ調味料を加え、中火で全体に絡めます。焦げそうなら火を弱め、具に調味料がなじんでつやが出たところで味を見ます。

STEP5バジルを加えて仕上げる

味を整えたひき肉と野菜にスイートバジルを混ぜた仕上がり

スイートバジルの葉を加え、大きい葉は手でちぎりながら入れます。全体をさっと返し、葉がしんなりし始めたら火を止めます。葉を入れてから長く炒め続けないようにしましょう。

STEP6ごはんと目玉焼きを盛り付ける

豚ひき肉、玉ねぎ、ピーマン、スイートバジルのガパオライスと火の通った目玉焼き

温かいごはんを1人200gずつ器に盛り、炒め物を半量ずつ添えます。STEP 1の目玉焼きを1個ずつのせて完成です。ごはん、具、卵を少しずつ合わせて食べてください。

失敗しやすいポイント

豚ひき肉と玉ねぎとピーマンを炒めたフライパンの底に水分がたまった状態

NG|水分がたまったまま、さらに調味料を加える

野菜や洗った葉の水気が多いと、具と調味料がなじみにくくなります。薄く感じてもすぐに追加せず、バジルを入れる前に余分な水分を飛ばしましょう。

豚ひき肉と野菜に合わせ調味料が絡んだ、つやのある状態

OK|具に調味料が絡み、少ししっとりしている

今回の目標は、肉と野菜に調味料が絡み、ごはんと食べやすい仕上がりです。底に大量の水分がたまらず、具にはつやが残る状態を目指します。肉が硬くなるまで炒め続ける必要はありません。

味の調整方法

こうしたいとき・調整の仕方
もう少し塩味やナンプラーの風味が欲しい
十分に加熱して水分を整えた後、ナンプラーを小さじ1/4ずつ加えて味を見る。
少し甘めにしたい
バジルを入れる前に砂糖をひとつまみ加え、溶かして味を見る。
辛くしたくない
唐辛子を入れずに作る。仕上げにも唐辛子を加えない。
食べる人ごとに辛さを変えたい
唐辛子なしで作り、辛くしたい人だけ食卓で一味唐辛子を少量ずつ足す。
塩辛くなった
調味料の追加をやめ、ごはんに対する具の量を減らして盛る。水だけを加えても、食べる塩分量は減らない。

表の調整材料は、好みで使う追加分です。基本の材料表の分量には含めていません。

本場タイのガパオと今回のレシピの違い

いちばん大きな違いはバジル

ガパオに使うホーリーバジルと、今回使うスイートバジルは別の種類です。スイートバジルで置き換えると香りが変わるため、タイのガパオと同じ味になるわけではありません。今回は、その違いを踏まえて身近な材料で楽しむレシピにしています。

野菜とごはんも家庭向けに

この記事では玉ねぎとピーマンを加え、普段食べる白ごはんに合わせます。タイに野菜入りの作り方がないという意味ではなく、タイNaviの本格版との違いです。

比較するところ

葉

今回のスーパー食材版
スイートバジル
タイNaviの本格版
ホーリーバジル

具材

今回のスーパー食材版
豚ひき肉・玉ねぎ・ピーマン
タイNaviの本格版
豚ひき肉を中心にした構成

味付け

今回のスーパー食材版
ナンプラー・オイスターソース・しょうゆ
タイNaviの本格版
ナンプラーを軸に少量の砂糖

唐辛子

今回のスーパー食材版
乾燥赤唐辛子。入れなくてもよい
タイNaviの本格版
生のタイ唐辛子を好みで調整

ごはん

今回のスーパー食材版
普段の白ごはん
タイNaviの本格版
ジャスミンライス(タイの香り米)

目玉焼き

今回のスーパー食材版
少量の油で焼く
タイNaviの本格版
油で縁を香ばしく揚げ焼きにする
オイスターソース入りだから「本格ではない」とは限らない

タイのガパオにも、ナンプラーを軸にしたものや、オイスターソース・しょうゆ類を組み合わせたものがあります。調味料1つで本格かどうかを決めず、使う葉や食材、作り方の違いを見て選びましょう。

よくある質問

ナンプラーなしでも作れますか?

作れますが、魚醤の風味がなくなり、このレシピとは違う味付けになります。しょうゆはナンプラーと香りや塩分が異なるため、同量で置き換えれば同じ味になるとは考えず、少量ずつ味を見てください。今回はナンプラーを使う配合です。

乾燥バジルでもいいですか?

使えますが、生の葉を使った香りや食感とは異なります。代用するなら小さじ1/2から、STEP 4で調味料を絡めた後に加えます。STEP 5の生の葉は使いません。生10gと同じ香りになる換算量ではないので、製品に合わせて調整してください。

ピーマンの代わりにパプリカを使えますか?

使えます。ヘタと種を外して60gを目安に、同じくらいの大きさに切ってください。甘さや歯触りは変わりますが、STEP 3で加える流れは同じです。

唐辛子は入れなくてもいいですか?

入れずに作れます。にんにくとバジル、ナンプラーを使った味付けを楽しんでください。辛さの好みが違う人と食べるときは、食卓で個別に調整できます。

具が水っぽくなったらどうしますか?

バジルを加える前なら、ふたをせずに混ぜながら水分を少し飛ばします。味付けを追加するのはその後です。次に作るときは、洗った葉の水気、野菜の量、フライパンの大きさを確認しましょう。

タイ食材を使ったガパオにも挑戦したいです

ホーリーバジルやタイ唐辛子を使う本格版を用意しています。葉の選び方やタイ式目玉焼きも紹介しているので、材料がそろうときに作り比べてみてください。