辛くないカオマンガイのタレ|唐辛子なしで作るタイ食材レシピ

タイの調味料を使ったカオマンガイのタレを食べたいけれど、唐辛子の辛さは苦手。そんな方へ、タオチオ(タイの発酵大豆調味料)やタイしょうゆを使い、唐辛子なしで作るタレのレシピを紹介します。

パームシュガー(ヤシ由来の砂糖)とタイの漬けにんにくも使い、発酵大豆のコク、甘味・酸味、香味材料の香りを重ねる4〜5人分の配合です。しょうがや調味料の量も調整し、辛味に頼らず味を組み立てます。

この記事でいう「辛くない」は、唐辛子由来の辛味がないという意味です。しょうが・にんにく・酢の刺激までなくなるわけではありません。辛い味が好きな人は、自分の取り皿だけに唐辛子を追加できます。

唐辛子を使わず、タオチオ・しょうが・漬けにんにくの細かな粒を残した茶褐色のカオマンガイだれ

3秒チェック

項目・このレシピ
難易度
初級〜中級
人数
4〜5人分を想定。実調理での確認前
辛さ
唐辛子由来の辛味なし
唐辛子
0g。辛味調味料も不使用
タイ食材
タオチオ・タイしょうゆ・パームシュガーなどを使用
調理時間
約15〜20分を想定(冷蔵でなじませる時間を含む)。実測前
特徴
タイ食材の構成を残し、唐辛子を使わない
日本での作りやすさ
タイ食材店・アジア食材店の材料が必要

※分量は試作前の設計です。味・濃さ・人数・所要時間は、実調理での確認前です。基本材料の計量値の合計は156gですが、容器に残る分や加熱による変化があるため、完成重量の実測値ではありません。

※料理・工程の写真は説明用の生成イメージです。実際の調理・試食の記録ではありません。

このタレの特徴

  • タオチオやタイしょうゆなど、タイの調味料を使う。
  • 基本のタレには唐辛子も辛味調味料も一切入れない。
  • 辛い味が好きな人は、取り皿で後から辛さを足せる。

どんな人向け?

タオチオやタイしょうゆは使いたいけれど、唐辛子の辛さを避けたい方に向けたレシピです。辛さの好みが違う人と、同じカオマンガイを食べるときにも使い分けられます。

日本の調味料だけで作るタイプや、タオチオを味噌で代用する配合とは異なります。子ども専用・幼児食のレシピとして設計したものでもありません。

タイ食材を残し、唐辛子なしで味を組み立てる

ナムチム・カオマンガイは、カオマンガイ用のタレのこと。タイで見られる作り方には、タオチオにしょうが、にんにく、酢、甘味、唐辛子を組み合わせるものがあります。漬けにんにくやタイしょうゆを使うかどうかも、作り方によって異なります。

今回は漬けにんにくとタイしょうゆを使う構成を残し、唐辛子を完全に省いたタイNaviのアレンジです。「タイで標準的な辛くないタレ」という位置付けではありません。

唐辛子入りの本格タレから唐辛子2gを引くだけでなく、シーユーカオは30gから25g、シーユーダムワーンと酢は各15gから12g、しょうがは25gから15gへ調整。漬けにんにくは10gから12g、漬け汁は10gから15gへ変えています。

狙いは、唐辛子がない分を大量の砂糖で補うのではなく、発酵大豆のコクと甘酸っぱさ、香りを穏やかにまとめること。刺激の感じ方も変わるため、鶏肉とごはんに合わせて確かめる設計です。配合のバランスは試作で確認する必要があります。

材料(4〜5人分)

タオチオ、タイしょうゆ2種、ホワイトビネガー、パームシュガー、しょうが、漬けにんにくと漬け汁。唐辛子は使わない
材料写真はイメージです。分量は材料表で確認してください。

基本のタレ

材料・分量
タオチオ(タイの発酵大豆調味料)
40g
シーユーカオ(タイの淡色しょうゆ)
25g
シーユーダムワーン(甘みのあるタイの濃色しょうゆ)
12g
ホワイトビネガー(クセの少ない醸造酢)
12g
パームシュガー(ヤシ由来の砂糖)
25g
ひねしょうが(成熟したしょうが)
15g
タイの漬けにんにく(にんにくの甘酢漬け)
12g
漬けにんにくの漬け汁
15g
唐辛子(使用しません)
0g

生唐辛子・乾燥唐辛子・一味唐辛子・チリパウダー・ラー油・スイートチリソース・豆板醤は、基本のタレに入れません。

必要な場合だけ使う味調整用

材料・分量
鶏スープ(加熱済みで塩味の弱いもの)または湯冷まし
必要な場合だけ5gずつ
パームシュガー(追加用)
必要な場合だけ2〜3gずつ
ホワイトビネガー(追加用)
必要な場合だけ2〜3gずつ
タオチオ(追加用)
必要な場合だけ2〜3gずつ
シーユーカオ(追加用)
必要な場合だけ少量
ひねしょうが(香りの追加用)
必要な場合だけ少量

調整分は最初から加えず、基本のタレを完成させてから使います。5g・2〜3gはタレ全量に対する追加の目安で、ひと口分への追加量ではありません。基本レシピにはスープや水を入れません。

辛い味が好きな人への別添え唐辛子は、基本材料・味調整用とは分けて用意します。共用のタレには混ぜず、自分の取り皿だけで使ってください。

下準備

  1. ひねしょうがを2〜3mm角に細かく刻む下準備

    ひねしょうがは洗って汚れや傷んだ部分を除き、15gを量ります。2〜3mm程度の細かなみじん切りにします。

  2. 漬けにんにくの実を刻み、漬け汁を別の器に分ける下準備

    漬けにんにくは実12gと漬け汁15gを別々に量り、実を細かめの粗みじん切りにします。

  3. パームシュガーを細かく削って溶けやすくする下準備

    パームシュガー25gが固い場合は、細かく刻むか削っておきます。

  4. 調味料を別々に量り、清潔なボウル・スプーン・保存容器を用意する下準備

    残りの調味料をすべて重量で量り、清潔なボウル・スプーン・保存容器を用意します。商品差があるため、どの商品でも同じ大さじ換算になるとは考えないようにします。

作り方|6つのSTEP

STEP1液体調味料とタオチオを合わせる

タオチオ、タイしょうゆ2種、酢と漬け汁を混ぜる工程。砂糖と香味材料を加える前

ボウルにタオチオ40g、シーユーカオ25g、シーユーダムワーン12g、ホワイトビネガー12g、漬けにんにくの漬け汁15gを入れ、スプーンでよく混ぜます。

この段階では、しょうが・漬けにんにくの実・パームシュガーはまだ加えません。タオチオの豆をすべてつぶす必要もありません。

STEP2パームシュガーをなじませる

合わせた調味料へ刻んだパームシュガーを加えて混ぜる工程

パームシュガー25gを加え、よく混ぜます。固まりが溶けにくい場合だけ、湯せん対応のボウルで湯せんするか、熱源に対応した小鍋へ移してごく弱火で短時間温めます。

目的は砂糖をなじませることです。沸騰させ続けたり、煮詰めてキャラメル状にしたりしません。なじんだら加熱をやめます。

STEP3しょうがと漬けにんにくを加える

唐辛子を使わない合わせ調味料に、刻んだしょうがと漬けにんにくを加える工程

刻んだひねしょうが15gと漬けにんにく12gを加え、よく混ぜます。ここでも唐辛子は入れません。

しょうが・漬けにんにく・タオチオの粒が見える状態で構いません。赤い唐辛子の粒がないのが、今回のタレです。

STEP4細かな粒を残して粗めに攪拌する

短く攪拌し、タオチオ・しょうが・漬けにんにくの細かな粒を残したタレ

フードプロセッサーまたはミキサーに移し、ふたを閉めて短く区切って攪拌します。機器が扱える材料・量・温度は、取扱説明に従ってください。

タオチオの大豆、しょうが、漬けにんにくの細かな粒が少し感じられるところで止めます。完全な液体やなめらかなペーストにする工程ではありません。状態を確認したり内側をこそげたりするときは、必ず運転を止めます。

STEP5冷蔵庫で10〜15分なじませる

清潔な容器に移し、冷蔵庫で10〜15分程度休ませます。しょうが、漬けにんにく、発酵大豆の風味と甘味・酸味をなじませるための工程です。

長時間、室温で寝かせる作り方にはしません。STEP 2で温めた場合も、その後に常温で長く放置しないでください。

STEP6鶏肉と鶏油ごはんで味を見る

ゆで鶏と鶏油ごはんに唐辛子なしのタレを少量付け、味を確認する場面

別に用意した食べられる状態のゆで鶏と鶏油ごはんに、タレを少量付けて味を確かめます。タレだけをなめると、料理に合わせたときより塩味や酸味を強く感じる場合があります。

目指すのは、タオチオの発酵大豆のコクを土台に、しょうがと漬けにんにくの香り、パームシュガーの甘味、酢の酸味が重なる味です。唐辛子の辛味は加えず、料理と一緒に食べて濃さを判断します。これは配合上の狙いで、実食による確認前です。

味見には清潔なスプーンを使い、小皿へ取り分けます。口を付けたスプーンや、鶏肉に付けたタレを保存容器へ戻さないでください。

使用するタイ食材

タオチオ|発酵大豆のコクを土台に

豆の粒が残るタオチオ(タイの発酵大豆調味料)

タオチオは、豆の粒が残るタイの発酵大豆調味料です。今回は40gを使い、塩味と豆のコクを土台にします。日本の味噌と同じ調味料ではないため、このレシピでは置き換えません。

2種類のタイしょうゆ|塩味と甘味を分けて考える

左にシーユーカオ、右に濃い色のシーユーダムワーンを並べたイメージ

シーユーカオはタイの淡色しょうゆで、今回は25g。シーユーダムワーンは甘みのあるタイの濃色しょうゆで、今回は12gを使います。前者で塩味とうまみ、後者で甘味と色を加えます。

日本の薄口しょうゆ・濃口しょうゆとは異なります。特に濃色しょうゆは「ワーン」の付く甘いタイプか、商品名を確認してください。

パームシュガー|甘さを増やしすぎない

淡い黄金色のパームシュガーの塊と削った部分

ナムターンピープは、パームシュガーのこと。基本量は25gで、唐辛子入りの本格タレと同じです。シーユーダムワーンや漬け汁にも甘味があるため、全部を合わせてから調整します。

ひねしょうが|15gから香りを加える

茶色い皮と黄色い切り口のひねしょうが

キン・ゲーは、成熟したひねしょうがのこと。今回も香りの柱にしますが、基本は15gです。唐辛子を省いてもしょうが特有の刺激は残ります。刺激を避けたい場合はさらに減らせますが、香りの構成は変わります。

漬けにんにくと漬け汁|別々に量る

手前左にタイの漬けにんにく、右に淡い色の漬け汁

クラティアム・ドーンはタイのにんにくの甘酢漬け、ナム・クラティアム・ドーンはその漬け汁です。実12gと漬け汁15gを別々に量り、にんにくの風味と甘酸っぱさを加えます。生にんにくや日本のしょうゆ漬けを同量で入れる指定ではありません。

商品表示も確認する

調味料の原材料表示を確認するイメージ
表示確認のイメージです。実際に使う商品の原材料・アレルギー表示を確認してください。

調味料は商品によって塩分・甘味・原材料が異なります。唐辛子やチリを加えた味付き商品は選ばず、原材料・アレルゲン表示を確認してください。唐辛子なしでも、減塩・アレルギー対応・グルテンフリーなどを意味するわけではありません。

食材画像は種類や見た目を伝える生成イメージです。商品によって色・形・質感は異なります。使用量は材料表で確認してください。

「辛くない=甘い」ではありません

今回は、唐辛子を抜いた分だけ砂糖を増やす設計ではありません。パームシュガーは唐辛子入りの本格タレと同じ25g。塩味・甘味・酸味に、発酵大豆のうまみとしょうがの香りを残します。

目指すのは甘さ一辺倒のソースではなく、唐辛子の辛味を加えずに食べられるタイ式のカオマンガイだれです。甘味の強い調味料を使った場合は、さらに砂糖を足す前に全体を混ぜて味を見ましょう。

唐辛子入りの本格タレとは、どう違う?

タイ食材を使う点は共通で、唐辛子の有無と香味・調味の配合を変えています。どちらが上という違いではなく、食べたい味や辛さの好みで選ぶための比較です。

比較項目唐辛子入りの本格タレ今回・辛くないタレ
タイ食材使用使用
タオチオ40g40g
タイしょうゆシーユーカオ30g・シーユーダムワーン15gシーユーカオ25g・シーユーダムワーン12g
漬けにんにく・漬け汁実10g・漬け汁10g実12g・漬け汁15g
唐辛子基本2gの少量使用0g
しょうが25gでしっかり使う15gでやや控える
酢・パームシュガー酢15g・パームシュガー25g酢12g・パームシュガー25g
辛さの設計唐辛子を控えめにするが辛味はある唐辛子由来の辛味なし。しょうが等の刺激は残る
向いている人唐辛子を含むタイ式の味を楽しみたい方タイ食材を使いながら唐辛子を避けたい方

いずれも試作前の配合比較です。感じる辛さや刺激の程度を保証するものではありません。

日本の調味料で作る本格風タレとの違い

日本の調味料で作る本格風タレは、味噌や日本のしょうゆなどを組み合わせ、タイ専用調味料を使わずに作る本格風のタレです。今回のタレはタオチオやタイしょうゆを使い、日本の材料へ置き換えません。

違いは「辛くないから日本風」ということではなく、材料の選び方と唐辛子の扱いです。日本の調味料で作る配合には基本量として少量の一味唐辛子があり、今回の基本レシピは唐辛子0gです。

家族や一緒に食べる人と辛さを分ける方法

共用のタレは、唐辛子ゼロのまま

唐辛子なしのタレを共用スプーンで一人分ずつ小皿に取り分けるイメージ

まずは全員分を唐辛子なしで作り、清潔なスプーンでそれぞれの小皿に取り分けます。辛くないタレに、最初から唐辛子が混ざることを避けます。

辛くしたい人だけ、自分の取り皿へ

辛さを足したい人が、自分の小皿のタレだけに別添えの唐辛子を加えるイメージ
唐辛子を足すのは自分の小皿だけ。共用のタレには戻しません。

希望する人にはプリックジンダー(タイの唐辛子)などを刻んで別皿に用意し、自分の小皿にだけ少しずつ加えてもらいます。唐辛子用のスプーンは共用のタレへ戻さず、混ざらないようにします。

これは辛さの好みを分けるための方法です。唐辛子を省けば子ども・幼児に適した食品になる、という意味ではありません。

味の調整方法

しょっぱい|スープか湯冷ましを5gずつ

塩味が強いとき、薄い鶏スープなどを少量ずつ加えるイメージ

鶏肉・ごはんと一緒でも濃い場合は、塩味の弱い加熱済みの鶏スープ、または湯冷ましを5gずつ加えます。スープの塩味も確認し、水分を一度に大量に足さないでください。

薄い|タオチオを2〜3gずつ

味が薄いとき、タオチオを少量ずつ加えるイメージ

タオチオを2〜3gずつ加え、豆の風味と塩味を確認します。それでも必要ならシーユーカオを少量。両方を同時に増やすと調整しにくくなります。

甘い|酢を2〜3gずつ

甘さが強いとき、ホワイトビネガーを少量ずつ加えるイメージ

ホワイトビネガーを2〜3gずつ加えて混ぜ、酸味とのバランスを見ます。糖分がなくなるわけではなく、味の感じ方を整える調整です。

酸っぱい|パームシュガーを2〜3gずつ

酸味が強いとき、削ったパームシュガーを少量ずつ加えるイメージ

細かくしたパームシュガーを2〜3gずつ加え、固まりが残らないように混ぜます。酢を消す方法ではないため、甘くしすぎないよう少量ずつ確認します。

しょうがが強い|使うタレの量も調整

しょうがが強く感じる場合、鶏肉とごはんに付けるタレの量を少なくするイメージ

完成後にしょうがだけを取り除くのは難しいため、まずは料理に付けるタレを少なくして確かめます。次に作るときは15gを最初から増やさず、刺激に敏感ならさらに控える方法もあります。しょうがを減らすと香りも変わります。

しょうがを効かせたい|細かく刻んで少量

香りを足す前に、取り分けた少量のタレで刻みしょうがを試すイメージ

細かく刻んだひねしょうがを少量追加します。香りだけでなく刺激も増すため、ひと口分で試し、必要と感じた場合に全体へ少しずつ加えます。

辛い味が好きな人がいる|追加は取り皿だけ

辛さを足したい人が、自分の小皿のタレだけに別添えの唐辛子を加えるイメージ

基本のタレには唐辛子を加えません。刻んだプリックジンダーなどを別皿で用意し、希望する人が自分の取り皿だけに追加します。共用のタレを辛くする調整とは分けてください。

失敗しやすいポイント

甘くしすぎる

甘くしすぎないようパームシュガーを基本量で使うための下準備

原因: 唐辛子がない分を補おうと、砂糖を大量に増やすこと。

対策: パームシュガーは25gから。シーユーダムワーンや漬け汁も含めて混ぜ、甘味を確認してから調整します。

しょうがが強すぎる

ひねしょうがは刻む前に今回の基本量15gを量る

考えられる理由: しょうがを増やすと、香りだけでなく刺激も強く感じる場合があります。感じ方には食材の個体差や好みもあるため、特定の量だけで失敗とは判断できません。

調整の目安: 今回は15gを基準に、刺激に敏感な方は控えめにします。香りを足したい場合は取り分けた少量で試し、必要に応じて少しずつ加えます。砂糖を足しても、しょうが自体を減らすことはできません。

しょっぱくなる

タオチオとタイしょうゆなどの塩味がある調味料を目分量で加えず量る

原因: タオチオとシーユーカオを目分量で追加すること。

対策: まず40g・25gを重量で量り、味を見てから追加します。甘味や酸味を加えても、塩分が消えるわけではありません。

真っ黒になる

左は黒いしょうゆが多い色の例、右は茶褐色のタレの色の目安を示す生成イメージ
左:黒いしょうゆが多い色の例/右:茶褐色の目安。色の違いを伝える生成イメージです。

原因: シーユーダムワーンを色だけ見て増やしすぎること。

対策: 基本は12gです。見た目の色だけで増減せず、商品による色や甘味の違いも考慮して、料理と一緒に確かめます。

酸っぱくなる

酢と漬けにんにくの漬け汁を分けて量るイメージ

原因: ホワイトビネガーを目分量で注ぐこと。

対策: 酢は12g、漬け汁は15gを別々に量ります。漬け汁にも酸味があるため、追加は全部を混ぜてからにします。

水っぽくなる

左は水分で薄めすぎた例、右は粒が残るタレの濃さを示す生成イメージ
左:薄めすぎた例/右:粒が残る濃さの目安。質感を伝える生成イメージです。

原因: 最初からスープや水を多量に入れること。

対策: 基本のタレには加えず、濃い場合だけ5gずつ足します。薄めすぎた後に長く煮詰めると香りも変わるため、足す前の確認が大切です。

保存方法

清潔な密閉容器で冷蔵

生のしょうがや漬けにんにくなどを含むため、完成したタレは清潔な密閉容器へ移して冷蔵します。長時間、室温に放置しないでください。使用する市販調味料は、各商品の保存表示に従います。

清潔なスプーンで取り分ける

食べる分だけを小皿へ取り分けます。口を付けたスプーンや、鶏肉に付けたタレを保存容器へ戻さず、別添え唐辛子の器具も分けて使います。

保存日数は未確認

この配合では保存試験をしていないため、「冷蔵で何日なら安全」という日数は設けていません。早めに使い切り、品質に疑いがある場合は口にしないでください。砂糖を溶かすための短い加熱も、長期保存を保証するものではありません。

よくある質問

本当に唐辛子は入っていませんか?

基本レシピでは0gで、一味唐辛子やラー油などの辛味調味料も使いません。調味料自体に唐辛子を加えた商品を選ばないよう、原材料表示も確認してください。

唐辛子なしでもカオマンガイのタレになりますか?

タオチオ、タイしょうゆ、しょうが、漬けにんにく、酢、甘味という構成を残し、カオマンガイに合わせるタレとして設計しています。タイで見られるレシピには唐辛子を使う例がありますが、今回は唐辛子を省き、ほかの分量も調整したアレンジです。

しょうがも辛く感じます。

今回の基本量は15gです。しょうがの刺激も避けたい場合はさらに減らせますが、香りの構成は変わります。唐辛子を抜くことと、すべての刺激をなくすことは別です。

子どもでも食べられますか?

唐辛子は使用していませんが、タオチオやしょうゆ類を使う濃い味のタレで、しょうが・にんにくの風味もあります。年齢や普段食べている調味料、使用量に合わせて判断してください。特定年齢から食べられる子ども専用レシピとしては設計していません。

辛い味が好きな人と一緒に食べる場合は?

基本のタレは唐辛子ゼロで作り、刻んだ唐辛子を別皿に用意します。辛くしたい人が自分の取り皿へ少しずつ加え、共用のタレには混ぜないようにします。

日本の味噌で代用できますか?

味噌を使う場合は、同じ分量で置き換えず、別の配合で考えます。日本の味噌やしょうゆを使う「日本の調味料で作る本格風タレ」は別記事として準備しています。今回の基本材料はタオチオのままです。

シーユーダムワーンなしでも作れますか?

作ること自体は可能ですが、色・甘味・コクが変わります。今回の基本レシピでは12gを使います。省いた分を日本のしょうゆなどで同量補う指定ではありません。

辛くない本場のタレなのですか?

タイで標準的な辛くないタレ、として紹介しているわけではありません。タイ式の材料構成をもとに唐辛子を省き、しょうがや調味料の分量も調整したタイNaviのアレンジです。現段階では試作・実食前の配合です。