タイ・バンコクは雨季(6~10月)・乾季(11~2月)・暑季(3~5月)からなるモンスーン気候。雨季に旅行はちょっと…。と思ってしまうかもしれませんが、今回は意外と過ごしやすいバンコクの雨季の特徴や注意点を解説します。
バンコク:雨季(スコール)の特徴とは

タイの雨季は日本の梅雨とは全くの別物
バンコクの雨季に関して知っておいていただきたいのは、雨季と言っても日本の梅雨のように1日中雨が降り続くわけではないということです。
1日1回〜多くて数回のスコール
バンコクの雨季では、1日1回〜多くて数回ほどゲリラ豪雨のような猛烈な雨(スコール)が降ります。
ほとんどの場合、30分~1時間ほどでピタッと止むのが特徴で、ほとんどの場合は雨がやんだら太陽が出てきます(ただし、雨季の終わり頃になると、長時間雨が続くこともあるので注意!)。
スコールが降り出すサインとは
急に雲行きが怪しくなって、生暖かい空気が流れてきたら要注意…これこそがスコールの降り出す合図です。
雲行きが怪しくなってきたらすぐにショッピングモールやカフェなどに移動し、雨宿りをする過ごし方を検討しましょう。
タイマッサージやスパを満喫しながら、雨が上がるのを待つのも上級者流の楽しみ方のひとつです。
スコールが来るのに傘を持たないタイ人

不思議なことに、たとえ雨季であっても現地のタイ人が傘を持ち歩く姿はほとんど見かけません。
これはスコールが本格的に降り出すと、傘ではとうてい太刀打ちできないためなんです。
タイ旅行の持ち物に折り畳み傘を持って行こうと考えている場合は、「スコールがきたら折りたたみ傘はほとんど役に立たない!」と思っておいた方が良いでしょう。
ただ、どうしても濡れたくないという方は、降り始めであれば、折りたたみ傘でしのぐことが可能です。
降り出したら、とにかく急いで雨宿りの場所を探すようにしましょう。
スコールの移動手段への影響は?

道路が大渋滞する!
- 送り迎えの車
- 雨に濡れないようにタクシーに乗る
- 道路の冠水
これはタイに限ったことではないのですが、雨の日は送り迎えの車や雨に濡れないようちょっとした距離でもタクシーに乗るなど、車での移動がとても増えます。
それに加え、バンコクでは道路の水はけが悪くいたるところで冠水が起こります。
タイヤが半分埋まってしまうほどの水たまりがあちこちにできることで、必然とみんな使用できる道路に集まるので大渋滞が発生します。
あちこちで冠水してしまう!
バンコクの歩道は、日本ほど整備されていないため、大雨(スコール)が来るとすぐに冠水してしまいます。
滞在中もおそらく、街のあちらこちらで冠水している光景を目にするはずです。
タイの冠水はひどく、大人の膝くらいまで冠水しているところがたくさんあります。
スコールが降り出したら、とにかく「屋内に非難!」を心がけましょう。
洪水に要注意
2011年、タイは大規模な洪水被害を受けました。
この洪水は「チャオプラヤー川」の氾濫によって起きたもので、バンコクも道路の一部が冠水し浸水する被害がありました。
このときは、「50年に一度」といわれる降水量でしたが、以来様々な洪水対策が打たれたこともあり大きな洪水被害はほとんどありません。
バンコクの雨季には良いところも!

ここまで見ていくと、バンコク雨季に旅行に行くのはやめようかな?と思うかもしれませんが、雨季にもいいところはあるのです!
意外と過ごしやすい
日中の気温が40℃近くまで上がる暑季と異なり、雨季の平均気温は30℃ほど。つまり、意外と観光しやすい季節とも言えます。
特に雨が降った後は気温が下がるので、一段と過ごしやすくなります。
雨季は最もフルーツが美味しい季節
雨季にバンコクを訪れたら、必ず味わってもらいたいのがフルーツです!
雨季は「グリーン・シーズン」と呼ばれていて、フルーツが最もおいしい季節でもあります。
- マンゴー
- パパイヤ
- スイカ
- ドラゴンフルーツ
などなど…カットされたフルーツが屋台を始め、町のいたるところで売られています。
雨季に訪れた方だけの特典ですので、ぜひおなかいっぱい楽しんでみてはいかがしょう。
雨季は航空券は安く、観光客は少なめ
GWの終わりや夏休みとの間、雨季であることどなが影響しバンコク行きの航空券が最も安くなるのが6月〜です。
リーズナブルに旅を楽しみたい方にはもってこいのシーズンと言えます。
観光客の数も減少するので、ふだんよりゆったり観光できるというメリットもあります。
バンコクの雨季におすすめの服装とは

雨季に適切な服装
まず、外出する際は、「濡れてもいい格好」が基本です。
- 高級な服
- お気に入りの服
- 汚したくない服
は控えた方が良いでしょう。
気温は30℃ほどなので日本で着ている夏服で問題ありません。
Tシャツ・短パンに加え、長ズボン、陽よけ&冷房の風よけのための長袖を持っていけば安心です。
雨季は足元にも要注意
雨季は足元も同じく、
- 濡れてもいいもの
- 汚れてもいいもの
- 乾きやすいもの
をチョイスしましょう。
ビーチサンダルだと濡れても歩いているうちに乾くので快適に過ごせるはずです。
荷物に余裕があれば、晴れているときはスニーカー、雨が降ってきたらビーチサンダルに履き替えるスタイルもおすすめです。
雨季に必要なものとは?

折りたたみ傘
本格的に雨(スコール)が降り出してしまうと折り畳み傘では太刀打ちできませんが、降り始めの雨には有効です。
軽量タイプのものを1本持って出かけると安心でしょう。
雨合羽(あまがっぱ)
現地の人は着用しないアイテムですが、持っていると安心です。
100円ショップなどで購入できるような使い捨てタイプを選ぶといいでしょう。
両手が使えるので、マーケットや市場など屋外でのショッピングの日に雨(スコール)がきたら重宝するはずです。
使用するかわからないので、100円ショップなどで購入し帰国の際には捨ててしまえば荷物にもならないのでおすすめです。
タオル
雨に濡れた体や持ち物を拭くためのタオルがあると便利で、特にバンコクは室内や電車・タクシーがとても寒いので濡れたままでの移動は控えましょう。
吸水性の高いフェイスタオルを数枚用意しておくと役立ちます。
ストール
避難先としてショッピングモールをおすすめしましたが、バンコクのショッピングモールは冷房でとにかく冷えています。
雨に濡れた後、体を冷やすことのないよう羽織るものやストールを持ち歩くことをおすすめします。
帽子
日射病予防はもちろんのこと、帽子は雨に濡れることを防ぐためにも有効です。
通気性が良く、つば広のものをチョイスすると良いでしょう。
替えの洋服や下着
万が一ズブ濡れになってしまったときのために、替えのTシャツや短パン、下着や靴下をリュックに入れておけば万全です。
雨季に必要ないものは?

長傘
日本と異なり、バンコクのコンビニではビニール傘が売られていません。
雨が降り出したら「雨宿り」が現地のスタイルですので、長傘を持ち歩く必要はありません。
長靴
持っていくべきか迷うところですが、晴れている時間の方が長いので、長靴姿の人はほとんど見かけません。
かさばるアイテムなので持って行かなくても良いでしょう。
この記事のまとめ
いかがでしたでしょうか…このように雨季のバンコクはスコールとの上手に付き合うことで十分楽しく観光することができるんです。
バンコク好きの皆さん、ぜひ一度は東南アジアらしいこの季節を満喫してみてくださいね。