タイ旅行で食事を選ぶときは、料理名だけでなく、生の材料を使うか、十分に加熱されているか、提供時の状態や飲み水の安全性を確認することが大切です。ソムタムプーやクンチェーナンプラーなどを例に、注文前に確認したい点を整理します。
料理名だけでなく、材料と調理方法を確認する

生や加熱が不十分な肉・魚介、処理方法が不明な水や氷には注意が必要です。国や店の種類だけで安全性を決めず、材料・加熱・提供時の状態を確認しましょう。
| 確認するもの | 選ぶときの目安 |
|---|---|
| 肉・魚介 | 生や加熱不十分なものは避ける |
| 加熱料理 | 十分に加熱され、熱い状態で提供されるか確認する |
| 飲み水・氷 | 水源や処理の安全性が不明なら避ける |
以下は旅行中の一般的な注意点です。各店舗や料理の安全性を保証するものではありません。
ソムタムプーで確認したいカニの処理方法

ソムタムプーは、カニを加えたソムタムです。料理名だけでは、使うカニの種類や処理方法までは判断できません。
生や加熱が不十分な淡水ガニ・ザリガニを食べると、肺吸虫感染のリスクがあります。使う材料と加熱の有無を確認し、生・加熱不十分の淡水ガニを含むものは避けましょう。
カニを使わないソムタムでも、生の材料の扱いまで安全が保証されるわけではありません。使う材料だけでなく、洗浄や保管などの扱いも確認しましょう。
クンチェーナンプラーで確認したいエビの加熱状態

クンチェーナンプラーはエビを使う料理です。注文前に、エビが生か、十分に加熱されているかを確認してください。
生や加熱が不十分な魚介には食中毒のリスクがあります。店の見た目や評判だけでは判断できないため、生の魚介を使うものを避け、十分に加熱された別の料理を選ぶことを基本にしましょう。
酸味のある調味料を使うことは、加熱と同じ意味ではありません。クンチェーナンプラーを選ぶ場合も、味付けだけでなく材料の処理方法を確認することが大切です。
牡蠣・貝は加熱と提供時の状態を確認する

生や加熱が不十分な牡蠣・貝は避けましょう。十分に加熱され、熱い状態で提供される料理を選ぶことを基本にします。
加熱された料理でも、調理後の保管や提供時の温度は確認が必要です。「火を通したから必ず安全」とも、「タイでは加熱した貝もすべて危険」とも一律には判断できません。
辛さは自分の体調と好みに合わせる

辛い料理が苦手な場合は、注文時に辛さを抑えられるか確認しましょう。無理に食べず、自分が普段食べられる辛さを目安に選んでください。辛さの好みと、材料・加熱・保管などの衛生面は分けて考える必要があります。
飲み水と氷の安全性を確認する

食事と一緒に注文する水や氷も、水源や処理方法を確認できるかが重要です。
日本は水道水をそのまま飲むことができますがタイではどうなのでしょう?
タイでは水は買うもの
タイでは水は『買って飲む』のが基本です。
水道水の安全性が不明な場所では、そのまま飲まず、未開封の市販ボトル水や適切に処理された水を選びましょう。水の見た目だけでは安全性を判断できません。
屋台やレストランはもちろん、家でも水道水は飲まずペットボトルの水を購入するのが基本なので、直接水道水を飲むのは控えましょう。
レストランの氷は大丈夫?
氷は水源や製造・保管の状態が分からない場合があります。飲み水の安全性が不明な場所では氷も避け、未開封の市販ボトルなどを選びましょう。
衛生面的に気になるという方やそれでも不安な方は氷を入れずに飲むようにしましょう。

参考:CDC:旅行中の食事と水の注意点、CDC:肺吸虫症の感染経路(2026年10月12日確認)。

