タイの食べ物(タイ料理)を食べる際に知っておきたい危険なタイ料理があります。旅行期間中に知らずに食べてしまったら、数日間寝込みその旅行が台無しになることも…。ここではタイで気をつけたい危険な食べ物などを紹介していきます。
タイの食べ物には危険がいっぱい?
タイでは絶対に避けたい『危険な料理』というものがいくつかあります。
これは、慣れていない日本人だから食べてはいけないということではなく、現地タイ人でも避けている料理などがあるため事前に『予備知識』を入れておくことで危険な料理を回避しましょう。
タイ料理の中で食べてはいけないものの特徴として、
・生モノ
・生の海鮮
・水
など、日本では当たり前に食べることができるのもがタイでは『危険』な食べ物とされていることもあります。
ここではタイで危険な食べ物について解説していきます。
タイの危険な食べ物:ソムタムプー
タイに来たら絶対に食べてはいけない食べのもの1つが『ソムタムプー』です。
タイの有名なサラダに『ソムタム』がありますが、『ソムタムプー』はこのソムタムに生のプー(沢蟹)を潰して入れたタイのサラダです。
衛生的にも綺麗とはいえないようなところでとれた沢蟹をすりつぶしていれるのですが、このソムタムプーには肺吸虫という寄生虫がついてることも。
この『ソムタムプー』は、現地タイ人でも危険な食べ物として避けられている料理で、ほとんどの方がお腹を壊すその危険度はタイ料理トップクラスです。
ソムタムを食べる際は、
・ソムタムタイ
・ソムタムカイキエン
など、食べても問題のないソムタムものを食べるようにしましょう。
タイの危険な食べ物:クンチェーナンプラー
一見見栄えが良く美味しそうなクンチェーナンプラーですが、食中毒の危険があり現地タイ人でもお腹を壊すことがあるタイ料理です。
味自体はとても美味しく食べることができないわけではないのですが、食べる際には細心の注意が必要です。
クンチェーナンプラー自体は『エビ』を楽しむ料理なのですが、この『エビ』が危険と言われる原因です。
エビの調理方法は、
・茹でる
・生
の食べ方があり、お店の衛生面が整っているのであれば茹でたものでも生でも食べることができるのですが、衛生面に問題がある場合生で食べるのは控えましょう。
タイで『生モノを食べる』際は、食中毒の恐れがあるため最新の注意を払う必要があり、お店の環境がとても重要になってきます。
・シーフード専門店
・お店の環境
などがとても重要で、屋台やローカルタイ料理店での生モノは絶対にNGで、クンチェーナンプラーも同様です。
タイの危険な食べ物:牡蠣・貝
タイでは牡蠣や貝を食べ食中毒になっている日本人観光客がとても多く、タイに住んでいる人ならまだしも観光でタイに訪れている方は貝や牡蠣などは避けるようにしましょう。
タイは衛生面で問題がある場合が多く、火を通した貝でも食べるのをおすすめしません。
貝類などは食中毒になってしまうと数日寝込むことになり観光どころではなくなってしまうため、タイで貝や牡蠣などを食べるのは控えるようにしましょう。
タイの危険な食べ物:辛いもの
タイ料理は辛いものがとても多く、この辛いものもお腹を壊す原因になってしまいます。
食べている時は大丈夫なのですが、次の日にお腹を下すことがよくあります。
タイに来たからには辛いタイ料理を楽しみたいと思いますが、『帰国の前日』に辛いものを食べるのは控えましょう。
お腹を壊す原因になる『水』や『氷』
危険なタイ料理を紹介していく前にタイの『水事情』について解説していきます。
日本は水道水をそのまま飲むことができますがタイではどうなのでしょう?
タイでは水は買うもの
タイでは水は『買って飲む』のが基本です。
タイのインフラ事情により水道水には不純物が含まれていることや色が濁っていることが多くあり、水道水を飲むと『激しい腹痛や下痢』『吐き気』などの症状が出ることがあります。
屋台やレストランはもちろん、家でも水道水は飲まずペットボトルの水を購入するのが基本なので、直接水道水を飲むのは控えましょう。
レストランの氷は大丈夫?
タイでは屋台やレストランで水を注文すると氷がついてきますが、この氷はドリンキングウォーターなどを使って工場で作られた氷なので飲んでも体調を崩すということはほとんどありません。
衛生面的に気になるという方やそれでも不安な方は氷を入れずに飲むようにしましょう。