目次
ワットトライミットの基本情報

正式名称 | ワットトライミット(วัดไตรมิตรวิทยาราม) |
英語名 | Wat Trimit |
営業時間 | 8:00〜17:00(無休) |
料金 | 40バーツ |
住所 | Thanon Mittaphap Thai-China, Talat Noi, Samphanthawong, Bangkok 10100 |
アクセス | 地下鉄フアランポーン駅1から徒歩約10分 MRT(地下鉄)フアランポーン駅をでてジャルンクルン通りへ入り、クルンカセム運河の橋を渡って最初の道を左折します。真っ直ぐ進むと右手に「ワット・トライミット」があります。 |
ワットトライミットとはどんな寺院?

ワットトライミットは1238年に建立され、以前は普通のお寺でした。
チャイナタウンのヤワラー通りの終わりに位置するワットトライミットには、約700年〜800年前のスコータイ時代に製作されたと言われる仏像があります。
この仏像は世界最大の黄金仏といわれており、金箔などで覆われた仏像は多くありますが、全体が金でできた仏像というのはそう多くありません。
なぜ戦争でも略奪されなかったの?

世界最大の黄金仏であれば、戦争などで略奪されてもおかしくないものですが…なぜ誰も気に留めなかったのでしょうか?
仏像の金の純度は60%、高さ約3m、全重量5.5トンの金で鋳造されているこの坐像、この仏像は、当時のビルマ軍の侵攻から仏像を守るために漆喰で表面を覆い隠し、あたかも普通の仏像のようにカモフラージュしていました。
1953年に市内の廃寺の取り壊しが決定し、この仏像が安置されていた廃寺「ワット・プラヤーグライ」の取り壊しも決定しました。
当時の仏像は、全身が漆喰で覆われており、所々剥がれがみられ、顔もゆがんでいたため、誰もこの仏像を気に留めていませんでした。
工事の最中、仏像を運び出そうとしましたが、あまりの重さに仏像が落下し、漆黒が剥がれ中から黄金の仏像が現れたと言われております。