ワット プララームの基本情報や見所とは(Wat Phra Ram)

ワットプララーム

世界遺産『古都アユタヤ』の遺跡のひとつである『ワットプララーム』。ワットマハタートやワットプラシーサンペット、エレファントキャンプといった人気観光地のすぐそばにありながら、穴場スポットとしても大人気のワットプララームをご紹介します。

1)ワットプララームの基本情報

ワットプララーム
名称
(英語)
ワットプララーム
(Wat Phra Ram)
営業時間
ライトアップ
8:30〜18:00
(19:00〜21:00)
拝観料 50バーツ
住所 Amphur Muang, Ayutthaya 13000

2)ワットプララームとは

ワットプララーム
アユタヤの象乗り体験

アユタヤは1351年にアユタヤ王朝初代の王ウートン王(ラーマティボーディ1世)によって建都されてから、1765〜1767年のビルマ軍(現ミャンマー)との戦争までの約400年の間『アユタヤ王朝』として栄えていました。

ワットプララームは、1369年に当時の王「ラメスワン王」によって建立されたとされる寺院でアユタヤ王朝初期の寺院になります。その後歴代の王により改修や増築を繰り返され、1434年に完成した寺院です。

ワットプララームはアユタヤの大人気アクティビティ『エレファントキャンプの象乗り』で記念写真を撮る場所でもあるので、行ったことはないけど知っているという方が多いのではないでしょうか。

3)アユタヤ王朝、初代ウートン王の菩提寺

ワットプララーム
ブンプララーム

ワットプララームはこのラメスワン王の父、初代ウートン王の『菩提寺』であり葬儀が行われた場所です。

寺院前には初代ウートン王の命により掘られた『ブンプララーム池』は、現在でもアユタヤの人々の憩いの公園となっております。池の水面に映るワットプララームの大仏塔やライトアップの姿もとても美しいものです。

4)メインパゴダ(大仏塔)

ワットプララーム
ワットプララーム 大仏塔

ワットプララームの拝観料を払い寺院内へ入ると、朽ちかけたレンガの門が見えてきます。レンガの門をくぐると見えてくるのはワットプララームのシンボルでもある大仏塔です。

とうもろこし型の『プラーン』と呼ばれるクメール様式を用いて建てられた大仏塔(メインパゴダ)を中心に4つの小塔が十字型に並び、7つの礼拝堂の跡が残っています。

クメールというのは、タイ北部、カンボジア、ベトナムなどの地域の様式です。『プラーン』というのがアンコールワットに代表される建築様式でとうもろこし型が特徴で、円すい型の建築様式の仏塔を『チェディ』といいます。

タイではワットラチャブラナやワットチャイワッタナーラームなどにも用いられている建築様式で、とうもろこし型の仏塔や中まで登ることの出来る階段など、共通点が多くあります。

5)朽ちかけの回廊や破壊された仏像

ワットプララーム

遺跡内を散策することができるので、ぐるっと回ってみましょう。ワットプララームの入り口正面には礼拝堂跡が…するとたくさんの破壊された仏像や傾いているレンガの壁などをみることができます。

ビルマ軍(現ミャンマー)との戦争で敗北したアユタヤ王朝は遺跡や仏像などを徹底的に破壊され、仏像の頭部は切り落とされ寺院や仏塔などは破壊されてしまいました。

ワットプララーム

仏教国のタイで、首から上のない仏像をそのままにしておくことはとても辛い思いがあるのですが、アユタヤの遺跡でそういったものを残すことにより、戦争の悲劇や悲しみを後世に伝えていく役目を果たしているのです。

一見廃墟院見えるアユタヤの遺跡ですが、タイの人々に信仰されている大切な場所なのです。

運営者情報

アユタヤの遺跡はレンガの質が異なる場所が多くあります。それは何度も修復された跡で、時代が異なるためレンガの大きさや質が変わってしまうからです。

6)ワットプララームはライトアップがおすすめ

ワットプララーム ライトアップ
ワットプララーム ライトアップ

ワットプララームは19:00〜21:00に行われるライトアップがおすすめで、ライトアップの時間には入場ができないのですが、周りからライトアップされる遺跡を堪能します。アユタヤ遺跡といえばライトアップが大人気です!

ワットプララームは有名観光地エリアにあるため、いくつものライトアップされた遺跡を楽しむことができます

ワットプララーム ライトアップ
ワットプララーム ライトアップ
運営者情報

ワットプララームのライトアップは本当におすすめ!池を挟んで観れば池に映るワットプララームの幻想的な雰囲気を味わえます。

7)この記事のまとめ

ワットプララーム

ワットプララームは当時、中心の大仏塔を囲むように約40基の小仏塔が立ち並んで今いました。1765〜67年のビルマ軍との戦争でほとんどが破壊されてしまいましたが、今でも当時の名残を見ることができます

ワットプララームは、世界遺産の登録されている『古都アユタヤ』の遺跡で有名な、木の根に覆われている仏頭の『ワットマハタート』や3つの仏塔が並ぶ『ワットプラシーサンペット』、『エレファントキャンプ』など、人気観光地が集まるエリアの中では観光客が少ない穴場の遺跡となっております。

人気が少ない場所でゆっくりとアユタヤの歴史を感じたい…という方にはおすすめの観光地です!