タイ旅行の注意点!知らなきゃいけない【必須知識】

タイ旅行 知識

タイといえば微笑みの国、ローカルフード、タイマッサージ、アユタヤなどの世界遺産もあり、魅力的な旅行先です。しかし楽しい旅行も、犯罪やトラブルに巻き込まれたら台無しですので、無事に帰国するために注意点を5つのシチュエーション別にご紹介しますので参考にしてください。

目次

タイ旅行の注意点【乗り物編】

タイ 電車 車内

タイ観光で多いトラブルの一つが、ぼったくりのタクシー(メーターがないタクシーやわざと遠回りして高額な運賃を請求をされる。)電車や船に乗る際にスリ、置き引きにあう被害です。また電車でのマナーもご紹介します。

注意点1:遠距離タクシーのトラブル

タイではタクシーを遠距離でチャーターする場合(片道1〜2時間程度の観光地など)、相場が決まっています。

長距離チャーターの場合はメーターでいくというよりも、運転手と値段交渉で行く場合が大半です。この交渉中にぼったくりタクシーはかなり高額な金額をふっかけてくることも!

ですので遠距離チャータータクシーを使用する場合は事前に相場がどれくらいなのかを知っておくことが大切です。

注意点2:通常のタクシーのトラブル

タイではタクシーでの移動が必須(一番楽な移動方法)ですが、このタクシーでは様々なトラブルがあり、よくあるトラブルの一つとして「ぼったくり」です。

主なぼったくりの内容は、乗車時にメーターを使用しないで「運転手の言い値」でいくというものです。

通常であれば50バーツ(約150円)で行けるところを、200バーツ(600円)などと「ぼったくり価格」を言ってきます。

こういったぼったくりタクシーは、とくに観光地でのタクシーに多く、観光地の最寄駅や観光スポットの出入り口付近に集まっているタクシーには注意が必要です。

被害にあった場合の対策

タクシーに乗る際は事前に注意点を押さえておけば問題ありませんが、万が一ぼったくりタクシー(メーターを使わない、相場よりも2倍3倍の運賃を請求される)などに遭遇したら、「あまり大事にせず、無理ならお金を払う」という方法をとりましょう。

タイ人は気性が荒く、外国人観光客がタクシーの運転手ともめて銃で撃たれるという事件も発生しています。

バンコクでぼったくりタクシーにあったとしても、金額は多くて2000円程度、そこは「勉強・経験」をいう意味を込めて支払うようにしましょう。

事前にできる対策として、「事前にタクシーの情報を入れておく」「ダミーの財布を作る」などが大切です。

注意点3:電車に乗るときのルール

電車でのルールとして

  • 電車内では飲食禁止(日本と違う)
  • 電車内では電話はOK(日本と違う)
  • 入り口で荷物のチェック

などがあります。

テロ対策でBTS(モノレール)とMRT(地下鉄)の入り口前にはゲートがあり警官がたっており、その際にカバンを持っていればカバンを開き中身を見せます。

大きなスーツケースを持っていれば、すべて開かなくてはいけません。

そして日本と大きく違う部分として、タイの電車内は飲食禁止で、テロ対策のため警官のチェックの際に飲み物を没収されることもあります。

タイ旅行の注意点【宗教編】

タイ 僧侶

タイ人は日本と同じ仏教徒ですが、日本の仏教とタイの仏教は大きく異なります。

このことを日本人もタイ人も知らないため「同じ仏教徒なのになぜ?」「礼儀知らず!」などという勘違いも生まれてしまいます。

注意点1:寺院では肌の露出が厳禁

タイでは寺院はとても神聖な場所とされています。

男女ともに肌の露出は禁止で、

  • 短パン
  • ビーチサンダル
  • タンクトップ
  • 帽子
  • サングラス

などの格好は禁止で、入口の警備員によって入場規制(羽織の貸し出しで入場可)がかかる場合もあります。

実際には入場規制のある寺院は少なく、ワットプラケオなどの大きな寺院のみ警備員がいます。

注意点2:女性は僧侶に触れてはいけない

女性が僧侶に近づき触れるのはタブーです。

タイの僧侶は女性に触れられてしまうと今まで修行の成果(徳)が無くなってしまうと考えられているので、僧侶は自分から赤ちゃんも触れません(性別が判別しにくいという理由)。

注意点3:「黄色」と「赤」の色を避ける

「黄色」は王様が生まれた月曜日の色なので、王様に敬意を払うためにも一般の人が着るのは好ましくないです。

「赤色」は国外に追放されたタクシン前首相を支持する派の色で、クーデターが起きるとショッピングモールなど人の集まるところ赤いTシャツをきた信者が大勢集結します、巻き込まれないために避けた方が無難です。

タイ旅行の注意点【レストラン編】

タイ レストラン

タイ旅行の楽しみのひとつと言えばタイ料理です!

そんな楽しみのひとつでもあるタイ料理ですが、ローカルフードを堪能するために注意すべきことなどをご紹介します。

 注意点1:レストランや屋台で金額を事前に確認!

屋台だから安いだろう、レストランでは店員さんもおすすめをしてくれるのでついつい頼みすぎてお会計の時に法外な値段を要求されるトラブルが続出です!

屋台では先に値段を聞いて、メニューに値段がのっていないレストランは入らないなど危機回避をしましょう。

注意点2:日本人が食べてはいけないタイ料理

タイ旅行の楽しみの一つタイ料理にも知っておかなければいけない知識というものがあります。

主に、牡蠣や海鮮(生もの)には注意が必要で、見た目は華やかでおいしそうな料理でも、食中毒などの危険な料理というものがいくつかあります。

事前に確認しておくことで、健康にも注意しながらタイ旅行を楽しみましょう。

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注意点3:生水、氷は食あたりの原因!

自分の口に入る水は、歯磨きであってもミネラルウォーターを利用するようにしましょう。

タイではコンビニ(セブンイレブン)が24時間営業でやっているので水の調達に困ることはなく、1本40円ほどで簡単に購入できます。

タイのレストランも水は有料で、ミネラルウォーターを提供されます。

もしお腹の弱い場合や、絶対に食あたりを避けたい!という場合は、ローカルなお店など、どの水で作られた氷かわからないので、飲み物は「氷なし」、タイ語で「マイ・サイ・ナムケェン(น้ำแข็ง)」とオーダーすれば安心です。

また万が一お腹の不調を感じた時の為に、日本から胃薬を持っていくと安心です。

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タイ旅行の注意点【生活編】

タイ トイレ

注意点1:温度調節が難しい

「タイは1年中暖かいから」と薄着のみで行くのはおすすめしません。

タイのレストラン、タクシー、ショッピングモールなどはエアコンがガンガンに効いていて、とても寒いです。

薄着で行って現地で体調を壊す日本人がたくさんいるため、ストールや軽い上着などをカバンに忍ばせておきましょう。

注意点2:タイはトイレが少ない

日本はコンビニがたくさんあるので気軽に用を足すことができますが、タイはコンビニこそたくさんありますが、コンビニにはトイレがありません。

街中にあるトイレといえば、ショッピングモールなどのトイレもしくは有料トイレですが、有料トイレの場合は、3〜5バーツ(15円)ほどで使用可能です。

ショッピングモールなどのトイレは比較的綺麗ですが、ごくたまにショッピングモールの中にも有料のトイレがあります。

注意点3:トイレには紙(ペーパー)を流してはいけない

タイではトイレに紙を流してはいけません。

トイレには必ず備え付けのゴミ箱があるので、そこに捨てるようにしましょう。

紙詰まりのトラブルが多いためペーパーをたくさん流すと簡単に詰まってしまいます。

タイではどこのトイレにもシャワー(ウォシュレット代わり)がついておりタイ人はそのシャワーでお尻を洗います。

タイ旅行の注意点:【犯罪編】

タイ

タイで巻き込まれやすい犯罪を3つ紹介します。

注意点1:スキミングにはご注意

クレジットカードでの買い物やATMで現金の引き出しの時にスキミングという被害があるのを知っていますか?

スキミングはカード犯罪で多く使われる手口の一つ。信頼できる銀行店舗内のATMなどを使用したり、スキミング防止グッツを日本で事前に買うのもトラブル回避につながります。

注意点2:偽物ブランド(コピー商品)には手を出さない

いわゆる一流ブランド品のコピーです。

捕まると罰金や懲罰があるので安いからと言って絶対に手を出さないようにしましょう。

注意点3:麻薬・大麻などの薬は即逮捕

バンコクやプーケットなどでは薬物が簡単に手に入りますが、タイでは薬物の罪は重く、見つかれば刑務所行きになります。

この記事のまとめ

今回はタイに旅行に行く際の注すべきこの5点をご紹介しました。

日本人は安全ボケしていて、自己防衛力が他の国の人よりは低いので、今回ご紹介した5点を参考に自分の身は自分で守るつもりで、危機管理をしましょう。

微笑みの国で本来とても魅力的な街なので楽しく旅を終えたいですよね。

外務相のHPを旅行前にチェックして安全対策するのもおすすめです。

今回の注意事項を参考にしてみてくださいね。

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