タイのお菓子「ウンガティ」は、ココナッツミルクと寒天のゼリーで外郎(ういろう)ようなお菓子です。ココナッツミルクの甘さに塩気が効いており甘すぎず、緑色の部分も天然着色料を使用しているため、日本人の口にとても合うタイのお菓子です。
ウンガティの基本情報
お菓子名 | ウンガティ(วุ้นกะทิ) |
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英語名 | Woon Krati |
食べれる場所 | 屋台、レストラン |
意味 | ウン:寒天、ガティ:ココナッツミルク |
特徴 | ココナッツミルクの寒天 |
ウンガティはどんなお菓子?
ウンガティは緑と白の2層からなるお菓子で、簡単に言うと「ココナッツミルクと寒天」です。
ウンガティは基本的に緑と白の2色からなるお菓子ですが、お祝い事や行事ごとでは何層もある豪華なウンガティや花をかたどったウンガティが作られることもあります。
ウンガティはどんな味?甘い?
ウンガティの白い部分は少し塩気のあるココナッツミルクでできたクリームのようなものでトロッとしており、緑色などの色のついた部分は天然着色料を使用した寒天(ゼリーのようなもの)でできています。
食感は寒天のような食感をしており、隠し味として使用される塩が効いておりココナッツミルクの甘さを引き立てます。
味は甘いが、塩が効いており甘すぎずといったなんとも言えないようなどっちつかずの味です。
ウンガティは天然着色料だから安心!
ウンガティはカラフルなその色合いから、着色料を使っているから体に悪そうと思われてしまいがちですが、天然着色料から色出しをしているためとても安全です。
緑色の色合いを出す代表的なものが「バイトゥーイ(パンダンリーフ)」で、人工的ではなく天然の葉の色合いを使用しています。
似たようなお菓子の「カノムチャン」
ウンガティに似たようなタイのお菓子で「カノムチャン」があります。
カノムチャンはタピオカ粉とココナッツミルクを混ぜたういろうのようなお菓子で、9層からなるカノムチャンはとても縁起の良いお菓子としてタイ人から愛されているお菓子です。
9層にするのは意味があり、タイ語で数字の「9」と「昇進する、進歩する」という言葉の読み方が似ている為、9層に仕上げて縁起を担いでいるのです。