タイ料理：クイチャップ（ก๋วยจั้บ）

タイ料理「クイチャップ」とは？クイチャップは中国をルーツに持つラーメンです。八角やシナモンなど様々なスパイスを煮込んだ黒っぽいスープが特徴で、甘辛い薬膳のような独特な味、もちもちとした食感が人気のタイ料理です。

クイチャップの基本情報

クイチャップとは中国をルーツに持つラーメンです。

クイチャップの最大の特徴が三角形の形をした大きな米粉麺で、三角形の麺を茹でるとくるりと丸まってマカロニのような見た目になります。

具には豚の内臓と豚の血を固めたプディングが必ず入るのが特徴で、他にも豚肉や煮卵なども使われることがある料理です。

クイチャップは八角やシナモンなど様々なスパイスを煮込んだ黒っぽいスープが特徴で、甘辛い薬膳のような独特な味がします。

クイチャップの特徴でもある米粉麺はもちもちとした食感があり、日本人にもとても人気のタイ料理です。

クイチャップは中華系料理なので、中華系のタイ人が多く住む場所にはクイチャップが食べられる食堂が沢山あります。

とろりとした黒いスープの他に、豚骨や鶏ガラからダシを取るいわゆる「すましスープ」も作っているお店も多く、好みで選ぶことができます。

お店によって味付けが結構違うので、色々と試してみて好みの味付けの店を見つけるのもクイチャップの楽しみ方のひとつです。

タイは本当に麺王国と言えるほどに、いろいろな麺料理があります。

クイチャップの注文の仕方は、

という3つのステップで注文していきます。

要はいろいろな組み合わせができるということです。

麺に関してはいわゆるラーメンのような小麦粉の麺も人気ですが、タイでは米粉の麺が大人気です。

センヤイと呼ばれる幅広の米粉麺がありますが、クイチャップの麺はもっと太く、大きな三角形の生地を茹でると丸まってマカロニ状になるというとてもユニークな麺です。