タイ料理の「カノムブアンユアン」とはどんな料理?カノムブアンユアンはもともとはベトナムから伝わってきたバインセオという料理がタイ風にアレンジされた料理です。食べ方もタイとベトナムでは異なっており、それぞれの違いを楽しみながら食べるのもおすすめです!
カノムブアンユアンの詳細

料理名 | カノムブアンユアン(ขนมเบื้องญวน) |
英語名 | Vietnamese Savory Crepe |
食べれる場所 | 屋台 |
意味 | カノム=お菓子 ブアン=〜の ユワン=ベトナム |
特徴 | ベトナム式クレープ |
辛さ | ★(辛くないタイ料理) |
カノムブアンユアンとはどんな料理?

カノムブアンユアンはベトナム式のクレープで、それをタイ風にアレンジしたタイ料理です。
薄く焼いた小麦粉の生地に、もやし・卵・エビなどを乗せて再度パリッと焼き上げます。
味付けは普通のクレープのように甘くはなく、韓国のチヂミのようにしょっぱいタレにつけて食べるのがタイスタイルです。
また、タイではクレープ類は大量の油で揚げるように火を通すことが多いので、油っこくてくどいイメージがありますが、カノムブアンユアンは、油っこいイメージとは裏腹に案外あっさり味です。
きっとおやつ感覚で、ペロリと食べてしまうはず。
カノムブアンユアンはどこで食べることができる?

カノムブアンユアンは、元々ベトナムから伝わったとされる料理です。
ですが今ではしっかりとタイの料理として根付いており、どこに行っても「買えなくて困る」ということはないでしょう。
料理の性質上、レストランやフードコートで食べるより、屋台で買って自宅に持ち帰って食べるのが一般的です。
どちらかというとご飯ではなく、アルコールとの相性が抜群です。
ぜひビールと一緒に食べてみてください。
ベトナムのカノムブアンユアン「バインセオ」とは?
カノムブアンユアンは、ベトナムから伝わった料理で、当然オリジナルの呼び方はタイとは違っていて、ベトナムでは「バインセオ」と呼ばれています。
料理自体の味付けや具材はどちらもほとんど同じなのですが、食べ方がかなり違います。
カノムブアンユアンは、そのままタレにつけて食べます。
ベトナムでもタレにつける食べ方は一緒ですが、レタスのような野菜で手巻きにするのが特徴で…ベトナム式の方が野菜がたくさん摂れて、ヘルシーかもしれませんね。