タイのスイーツ「クルアイトート」とは?クルアイトートはバナナに衣をつけてカリッと揚げたシンプルなスイーツです。ただし、日本のバナナではこの味は出せず、クルアイトートに使われるのは主にクルアイナームワーという短くて太い種類です。
クルアイトートの基本情報
お菓子名 | クルアイトート(กล้วยทอด) |
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英語名 | Deep fried banana |
食べれる場所 | 屋台、食堂、露天 |
意味 | クルアイ:バナナ、トート:揚げる |
特徴 | タイ風揚げバナナ |
クルアイトートとはどんな料理?
クルアイトートはバナナに衣をつけてカリッと揚げた「タイ風揚げバナナ」です。
タイには何種類もバナナがあるのですが、クルアイトートに使われるのは主にクルアイナームワーという短くて太い種類です。
クルアイナームワーは、揚げると外はカリッと中はお芋のようにホクホクとした仕上がりなり、クルアイナームワー以外では中々この食感や味はだせません。
日本のバナナに似た種類のバナナを使うとなかなかカリッとは仕上がらず、日本でクルアイトートを作るのは難しいといえるでしょう。
クルアイトートはどんな味?
クルアイトートは油で揚げて作るので、外側の衣はカリッとして中はホクホクとしてムニュっとした食感です。
味はバナナを揚げることにより甘みが増し、その甘味の中に程よい酸味があり、砂糖やゴマなどを混ぜて作る衣のほどよい甘さも感じることができるスイーツです。
甘すぎず、腹持ちも良く、日本人にも食べやすく…と、日本人観光客にもとても人気のあるタイのスイーツです。
クルアイトートはどこで食べることができる?
クルアイトートはタイでは本当に大人気のスナックで、街中至るところにクルアイトートの屋台があります。
街中を歩いていれば簡単に見つかるので、タイに滞在中にぜひ1度は食べてもらいたいスナックです。
街中の屋台や市場などにクルアイトート屋さんはたくさんありますが、購入する際はタイ人が集まる人気のお店がクルアイトートの美味しいお店です。
クルアイトートを買う際の注意点!
クルアイトートを購入する際に注意しなければならない点がいくつかあります。
クルアイトートは油を使った料理なので人気のある回転の早い屋台で買うようにしてください。
回転が悪く作って時間が経ったものは衛生的にも不安で、何より揚げたてを食べるのが1番美味しい料理だからです。
また…人気がなく油を交換しないような屋台では絶対に買わないようにしましょう。
大事なのは現地のタイ人が集まる人気のお店で購入すれば間違いありません!
いろいろあるタイのバナナ!
日本でも今やバナナは当たり前のように売られていますが、フィリピンからの輸入品がほとんどです。
あまり有名ではありませんがタイでもバナナは作られていて、種類も多くあり様々な料理に使われます。
クルアイナームワー:
クルアイトートにも使われる品種。短くて太いのが特徴。揚げると芋のようにホクホクした食感になります。
クルアイハックムック:
非常に短いバナナです。水分が多く、生食には向きません。焼くとクリーム状になることから、主に焼きバナナに利用されます。
クルアイナーク:
南部で生産される赤い皮のバナナ。そのまま食べますが、普通のバナナよりも少しクリーミーです。
などなど…タイにはたくさんのバナナの種類があり、日本では食べることのできない種類のバナナがたくさんあるので、いろいろと試してみるのもおすすめです。