タイのお菓子(スイーツ)カノムティアンは「ろうそく菓子」と呼ばれるお菓子で、お餅のような中身をバイトゥーイ(パンダンリーフ)で包んだお菓子です。お餅のような見た目の中には、甘いもの(サイワーン)やしょっぱい(サイケム)などが包まれているタイの伝統的なお菓子です。
カノムティアンの基本情報
お菓子名 | カノムティアン(ขนมเทียน) |
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英語名 | – |
食べれる場所 | 屋台 |
意味 | カノム:お菓子、ティアン:ろうそく |
特徴 | ろうそく菓子 |
カノムティアンはどんなスイーツ?
カノムティアンはタイの伝統的なお菓子で、正月やソンクラーン(旧正月)などの行事の際にお寺のお供え物として作られていました。
カノム(お菓子)ティアン(ろうそく)という名前の通り「ろうそく菓子」と呼ばれているタイのスイーツで、見た目はほとんどお餅のようなもの。
カノムティアンにはいろいろな種類(パターン)がありますが、一番多いのがバイトゥーイ(ばななの葉)で三角形に作られたもので、この三角の形がろうそくに似ていることから「カノムティアン(ろうそく菓子)」という名前が付けられました。
カノムティアンはどんな味?
カノムティアンはバイトゥーイ(パンダンリーフ)で作られた器の中に、お餅のようなものが入り、その中にココナッツ、砂糖、ピーナッツが入っています。
中には黄豆をペーストして作った餡が入っていたりと、中身はいくつかあるようです。
この中身は「甘いもの(サイワーン)」と「しょっぱいもの(サイケム)」があり、この2種類のカノムティアンが一般的です。
サイ:中身
ワーン:甘い
ケム:しょっぱい
お餅も甘めに作られているので、より甘さを感じたい方はサイワーンを、甘さの中に塩見を感じたい方はサイケムがおすすめですが、食べるのであれば両方食べ比べてみるのがおすすめです。
カノムティアンはどこでたべることができる?
カノムティアンは屋台で売られていることが多いスイーツなので、街中の屋台やマーケット(市場)、ナイトマーケットなどでよく売られています。
頻繁に売られているわけではないので、街中で探すというよりも屋台の集まっているところを探すのがおすすめです。
餡が苦手な人におすすめなのが「カノムケン」がおすすめ
カノムティアンの餡が苦手、という方におすすめのデザートがカノムケンです。
カノムケンは餡が入っておらず、少し甘い味のついたお餅を楽しむことができるお菓子なので、カノムティアンを食べたいが餡が苦手という方におすすめのタイスイーツです。