カオニャオマムアンはココナッツミルクと砂糖、塩で炊いたもち米にマンゴーをのせたタイの定番お菓子。塩気が効いたココナッツ風味のもち米と、甘くみずみずしいマンゴーが合わさることで、マンゴーの旨味がより引き立ったタイのデザートです。
カオニャオマムアンの基本情報

名前 | カオニャオマムアン(ข้าวเหนียวมะม่วง) |
英語名 | mango Sticky rice |
食べれる場所 | 屋台、食堂、レストラン、フードコート |
意味 | カオニャオ:もち米、マムアン:マンゴー |
特徴 | 餅米とマンゴーのココナッツミルクがけ |
カオニャオマムアンはどんなデザート?

カオニャオマムアンは『カオニャオ=餅米』『マムアン=マンゴー』という名前の通り『餅米とマンゴーのココナッツミルクがけ』になります。
ココナッツミルクと塩、砂糖で甘く炊いたもち米に、一口大にカットしたマンゴーを添えたタイの定番デザートです。
日本人にとっては『甘いもち米にマンゴー?』思うかもしれませんが、食べてみるとびっくり!
もち米とマンゴーの絶妙な食感と優しい甘さが口の中に広がる、日本人にも人気のデザートです。
ただ、日本人にはもち米=お餅というイメージが強いので、つぶつぶとした食感と甘い味付けは好みが別れるところかもしれません。
カオニャオマムアンはどこで食べることができる?

カオニャオマムアンは定番スイーツなので、
- 屋台
- レストラン
- 専門店
- フードコート
- マーケット
など基本的にどこでも食べることができます。
変わったところでは水上マーケットなどでも買うことができ、カオニャオマムアン専門店などもある大人気のスイーツです。
レストランやフードコートもいいですが、屋台だと40バーツ程度なのが、高級なレストランでは100バーツと結構な価格差があったりします。
カオニャオマムアンはお持ち帰りで購入することが多く、比較的どこで食べても味が安定しているので値段の安い屋台の方がお得でおすすめです。
タイの果物の王様 『マンゴー』

近頃では日本でもだいぶマンゴーが食べられるようになってきましたが、ただそれでもまだまだ一般的ではありません。
タイでマンゴーは日本のりんごやみかんのように広く一般的に食べられています。
一言でマンゴーといってもタイには何十種類ものマンゴーがあり、用途に応じて食べ分けられています。
マンゴーが最も熟すのが3〜5月で、旬の時期のマンゴーは特に甘く街のいたるところでマンゴーが売られています。
マンゴー:ナンドクマイ種
ゴールデンマンゴーと呼ばれるナンドクマイ種は、黄色く尖っているのが特徴で、味は繊維質が少なく上品な甘さが人気です。
マンゴー:ラッド種
変わったところでラッド種のように青いマンゴーもよく食べられます。果肉は固く、ポリポリという食感を楽しみます。
味も甘味よりも酸味が強く、暑いタイではおやつ代わりに好まれているようです。
熟す前の青いマンゴーも、野菜のように扱われて、ソムタムなどによく使われているので、ぜひ試してみてください。