タイ料理の「サークーサイムー」はパクチーやニンニク、コショウなどのハーブと炒めた豚肉を肉団子状に丸め、タピオカで包んで蒸したものです。おかずとおやつの間に入るようなポジションで、がっつりしょっぱいものを期待していた人は予想外に餡が甘くて驚くかもしれません。
サークーサイムーの基本情報
料理名 | サークーサイムー(สาคูไส้หมู) |
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英語名 | Tapioca Balls with Pork Filling |
食べれる場所 | 屋台、食堂、レストラン |
意味 | サークー:タピオカ、サイ:中身、ムー:豚肉 |
特徴 | もちもちタピオカの肉団子 |
辛さ | ★(辛くないタイ料理) |
サークーサイムーはどんな料理?
サークーサイムーは、
サークー:タピオカ
サイ:中身
ムー:豚肉
という名前の通り…パクチーやニンニク、コショウなどのハーブと炒めた豚肉を肉団子状に丸め、タピオカで包んで蒸したもので、見た目はシュウマイに似た料理です。
中身を豚肉(ムー)ではなくエビ(クン)に変えた「サークーサイクン」と呼ばれる料理もあります。
サークーサイムーはどこで食べることができる?
タイ人に大人気のローカル食で、屋台はもちろん高めのレストランでも前菜として出されることが多い料理です。
基本的にはレタスやパクチーと一緒に盛り付け、揚げニンニクやプリックキーヌー(タイの唐辛子)がかかった状態で出てきます。
レタスにサークーサイムーを包み、パクチーやニンニクと一緒にパクッと食べるのがタイ人スタイルです。
サークーサイムーの着色料は大丈夫?
タイでは基本的に天然着色料が使われており、一見派手な色に見える料理やデザートも安心して食べることができます。
屋台やマーケットではピンクや青、緑など派手な色のサークーサイムーを見かけますが、ピンク色はオクラの花、青はバタフライピー、そして緑はパンダンの葉からとった汁が着色料として使われています。
中には天然着色料ではないものを使っているお店もあるので、気にされる方は注意が必要ですね…。
サークーサイムーはどんな味?
サークーサイム―は様々なハーブが生み出す絶妙な風味とタピオカのもちもちした食感が病みつきになるほど美味しい料理です。
食べ物としてはおかず(前菜)とおやつの間に入るようなポジションで、おそらく初めて食べる方はイメージしている味とは違うと感じるかもしれません。
がっつりしょっぱいものを期待していた人は予想外に餡が甘くて驚くはずです。
サークーサイムーと一緒にでてくる唐辛子をかじったりして口直しをすると味に変化が出てとても面白い料理です。