タイのデザート「アイティムロート」とは!ステンレスの専用の容器に小さい筒をたくさん並べて、その周りを氷水で満たします。その小さい容器の中にカラフルなシロップやジュースを入れて、ぐるぐる回し凍らせて作ったアイスが「アイティムロート」です。
アイティムロートの基本情報
料理名 | アイティムロート(ไอติมหลอด) |
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英語名 | Thai bucket ice cream |
食べれる場所 | 屋台 |
意味 | アイティム:アイスキャンディ、ロート:筒 |
特徴 | 氷で冷やして作るアイス |
アイティムロートとはどんなデザート?
ステンレスの専用の容器に小さい筒をたくさん並べて、その周りを氷水で満たします。その小さい容器の中にカラフルなシロップやジュースを入れて、凍らせて作ったアイスが「アイティムロート」です。
氷水に塩をかけると、化学作用で温度がマイナス10℃くらいまで下がります。ステンレス容器はぐるぐると回せるようになっていて、右・左と交互にゆっくり回しながら、10分くらいかけてゆっくり凍らせるのです。
値段も安く、蒸し暑いタイの子供たちには欠かせないおやつです。
アイティムロートはどこで食べることができる?
アイティムロートは、屋台でしか食べられないと思っておいたほうがいいでしょう。もっとも、レストランでこれを食べようとは思わないでしょうけれども…。暑いタイではいろいろな冷たいスイーツが売られていますが、アイティムロート屋台も道路端や市場などで販売しています。
また自転車の後ろに機械を乗せて、昔ながらのスタイルで売り歩く人も、まだまだたくさんいます。日本ではちょっと体験できませんから、いい思い出になるでしょう。
なぜ凍るの!?氷と塩の不思議
普通はアイスといえば、冷凍庫で冷やして作るものですよね。
では一体なぜ氷水に塩を入れると凍るのでしょうか。
氷を水に入れれば、当然水の温度は下がります。
その時氷は一気に溶けるわけではなく、だいたい常に0℃くらいを保ちながら、ゆっくりと溶けていくのです。
ところが、氷に塩を入れると、化学作用で氷の溶けるスピードが一気に速くなり、どんどん温度が下がっていき、結果凍ってしまうというわけです。
昔ながらのタイのアイスをぜひ味わってみてはいかがでしょう。