



ゲーンパーの詳細
料理名 | ゲーンパー(แกงป่า) |
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食べれる場所 | 屋台 レストラン フードコート |
意味 | ゲーン :カレー パー :森の |
特徴 | 野菜たっぷりココナッツミルクなしタイカレー |
辛さ | ⭐⭐⭐⭐⭐(超激辛タイ料理) |
ゲーンパーとはどんな料理?
ゲーンパーは直訳すると森のカレーという意味です。
もとは東北地方のカレーで、タイのカレーな主にココナッツミルクを入れているのですが、このゲーンパーはココナッツミルクを入れず作るカレーです。(山奥では手に入らないため)
ココナッツミルクは手に入らないが、かわりに山の幸は豊富なので、山の幸をたっぷりと使用したカレーです。
ゲーンパーは本家本元はイノシシやシカのお肉を使用していたのですが、最近ではイノシシなどは使わず、豚や鶏などを使用しています。
ゲーンパーはどんな味?
ベースとなる味はタイのレッドカレーに近い味、肉のだしと野菜の甘み、生ハーブの香りが一体となったカレーです。
生ハーブとは、バイマクルー(こぶみかんの葉)、ガパオ(タイバジル)、クラチャイ(生姜に似たでも癖のある味)、そして辛さの源プリッキーヌ(タイの唐辛子、小さいがとにかく辛い)が代表的で、あとは店主のオリジナルです。
タイのカレーの中では異端児
普通のレッドカレーやグリーンカレーと大きく異なるのはココナッツミルクが入るか入らないかです。
ココナッツミルクは入ることで辛さをマイルドにします。
ココナッツミルクのこってり感と油っぽさが舌をカバーしてくれるので、激辛タイカレーもピリピリが和らぎ、そして甘さをも感じさせてくれます。
しかし、ゲーンパーにはココナッツミルクが入っていません。つまりシャープな辛味がダイレクトに口に突き刺さるような味です。
日本のタイ料理屋さんで食べるゲーンパーの心づもりで本場タイのお店へ行ってはいきません。日本のタイ料理は日本人用に作られているため辛さのレベルが違います。
辛さに強い方、ワイルドなゲーンパーを一度挑戦してみてください。