



スップマクアの詳細
料理名 | スップマクア(ซุปมะเขือ) |
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英語名 | Thai spicy eggplant salad |
食べれる場所 | 屋台、食堂、レストラン、フードコート |
金額 | 20〜40バーツ(約60〜120円) |
意味 | スップ=スープ マクア=なす |
特徴 | ナスとサバの叩き和え |
辛さ | ⭐⭐〜⭐⭐⭐(辛いタイ料理) |
スップマクアとはどんな料理?
スップマクアとは、茹でたナスとサバのほぐし身を混ぜたものを、ナムプラーや赤玉ねぎ、唐辛子、ニンニクなどで和えたタイ料理です。ナスはそのままではなく、叩いて潰すのですが、ナスの形を残す人、ペースト状になるくらい叩き潰す人と、作る人によって出来上がりはかなり違います。
サバを入れない場合は、代わりにパクチーやミントなどのハーブを大量に入れることが多いようです。
ナンプラーではなく、川魚を発酵させた「パーラー」という調味料を使うと、より東北地方らしい味になります。
スップマクアはどこで食べることができる?
スップマクアはどこにでもある料理ではありませんが、イサーン料理のお店であれば問題なく食べることができます。バンコクでもイサーン料理店はたくさんあるので、食べるところが見つけられないということはないでしょう。
イサーン料理といえば、やはり屋台や庶民的な食堂がお勧めです。日本ではスップマクアを出すお店はあまりないと思いますので、ビールと一緒にぜひ食べてみてください。
食べる人を選ぶ調理法「スップ」とは?
タイにはスップという調理法があります。直訳するとスープという意味なのですが、スープほど汁はなく、ヤム(和え物サラダ)という表現が1番適切かもしれません。
スップで作った代表的な料理に「スップノーマイ」と「スップカヌン」があります。
「スップノーマイ」ではナンプラーの他に、発酵臭と酸味がきついノーマイドーンという“たけのこの漬物”を使います。
「スップカヌン」は若いジャックフルーツの実をヤムにしたものです。こちらはスップノーマイほどではありませんが、ナンプラーが多量に使われています。
「スップマクア」はパーラーで味付けし、発酵調味料が大好きなタイ人にとってスップは欠かすことのできない調理法ですが、発酵調味料が苦手な人は、避けた方が無難かもしれません。