タップガイヤーン(レバーの焼き鳥)とは
料理名 | タップガイヤーン(ตับไก่ย่าง) |
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英語名 | Thai grilled chicken liver |
食べれる場所 | 屋台、食堂、レストラン、フードコート |
金額 | 10〜20バーツ(約30〜60円) |
意味 | タップ :レバー ガイ :鶏 ヤーン :焼く |
特徴 | タイ風鶏レバー焼き鳥 |
辛さ | ⭐(辛くないタイ料理) |
タップガイヤーンとはどんな料理?
タップガイヤーンはタイ東北地方の伝統料理で、いわゆるレバーの焼き鳥になります。タイでは内臓は人気があってよく食されています。
基本的に部位が違うだけで、味付けはガイヤーン(タイ風焼き鳥)と同じです。
ナンプラーやガーリック、砂糖などで甘辛く仕上げます。辛いソースやスイートチリソースなどが一緒に出されますが、十分に味がついているので、そのまま食べても美味しくいただけます。
タップガイヤーンはどこで食べられる?
元々がタイ東北地方イサーンあたりで盛んに食されていましたが、今ではタイ全土で当たり前のように食べることができます。
焼き鳥は一度に大量に作るので、冷めてしまうものが当然出てきます。人気屋台では焼くのが追いつかずに、焼けるそばから売れていったりするので、そういう店を見つけたらラッキーかもしれません。
タイ人は内臓が大好き!レバーの話
タイ人はとにかく内臓が大好き。暑いタイの気候を生き抜くために、栄養豊富な内臓料理が人気なのも頷けます。
アメリカで黒人不遇の時代にモツ料理がソウルフードになったように、貧しい農村が多かった東北地方イサーンでも、安価な内臓が好んで食べられるようになったという背景もあるかもしれません。
タップガイヤーン以外に、レバーを使ったお勧め料理を2品ご紹介します。
タップワーン(ตับหวาน)
タップワーン(ตับหวาน):ナンプラーやライム、唐辛子、ハーブなどで和えたレバーのピリ辛サラダ。ワーンとは甘いという意味ですが、味は特別甘くはありません。
タップムートートクラティアム(ตับหมูทอดกระเทียม)
タップムートートクラティアム(ตับหมูทอดกระเทียม):豚レバーのガーリック炒め。豚レバーはプリプリでガーリックにぴったりです。パクチーが添えられることも多く、スタミナ抜群の料理です。