タイ料理:ゲーンセン(แกงเส้น)

ゲーンセン

タイ料理「ゲーンセン」とは!ゲーンセンは、『ゲーン=汁物、セン=春雨』という名前のとおりに「春雨スープ」そのものです。もっと言えば、タイのラーメンの「クイッティアオ」の春雨バージョンだと思っていただければ間違いありません。

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ゲーンセンの基本情報

ゲーンセン
料理名ゲーンセン(แกงเส้น)
英語名clear vermicelli soup
食べれる場所屋台、食堂、レストラン、フードコート
意味ゲーン:汁物、セン:春雨
特徴春雨スープ
辛さ★(辛くないタイ料理)

ゲーンセンとはどんな料理?

ゲーンセンは、「ゲーン=汁物」「セン=春雨」という名前のとおりに「春雨スープ」そのものです。

もっと言えば、タイのラーメンの「クイッティアオ」の春雨バージョンだと思っていただければ間違いありません。

醤油ベースのスープにルークチン(肉団子)や鶏肉、豚の血のプディングなどの具材が入るのが定番スタイルです。

透き通ったスープに、春雨(セン)、エビや鶏肉、野菜、香草などを加えて作られます。

出汁には鶏や豚骨、干しエビなどが使われることも多く、やさしい旨味と香りが特徴で、さっぱりとした味わいながらも具だくさんで、朝食や軽食としても人気があります。

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ゲーンセンはどんな味?

ゲーンセン

ゲーンセンは、スープの透明感とやさしい味わいが魅力です。

スープはあっさりしていますが、鶏やエビ、香味野菜から出る旨味がしっかりと感じられます。

香草の爽やかな香りや、ナンプラーのほのかな塩気が味を引き締め、食欲をそそります。

辛みを加えたい場合は、唐辛子やチリオイルを後から足すのが定番です。

ゲーンセンはどこで食べることができる?

ゲーンセンはタイ東北地方イサーンの名物料理であり、イサーン地方ではごく当たり前に食べることができるのですが、残念ながらバンコクではほとんど見かけることはありません。

食べられるとすればイサーンレストランしかないのですが、イサーン料理は他にも美味しい料理の宝庫なので、ぜひ一度行ってみることをおすすめします。

知っていますか?南北のお惣菜の違い!

タイ旅行者はまずはバンコクを中心に行動すると思いますが、ご存知のようにタイの料理は、北部・東北部・中央部・南部で大きく違いがあります。

各地域で一番違うのが、主食です!

北部・東北部は「モチ米」が主食であり、南部は「白米」になり、バンコクはすべてにおいて中間という感じでしょうか。

ご飯に惣菜をぶっかけて食べるのは共通ですが、モチ米をカレーなどに浸して食べる食べ方は非常に独特です。

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