タイ料理:カイトゥン(ไข่ตุ๋น)

カイトゥン

タイ料理「カイトゥン」とは!カイトゥンとはタイ風の茶碗蒸しです。シーユーカオ(タイの醤油)で味付けされた卵の中に、春雨やひき肉、海老、野菜などが具として使われます。固さは日本の茶碗蒸しと比べると少し固めです。味つけも全体的に濃い目に仕上げられています。

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カイトゥンの基本情報

カイトゥン
料理名カイトゥン(ไข่ตุ๋น)
英語名Thai steamed eggs
食べれる場所屋台、食堂、レストラン、フードコート
意味カイ:卵、トゥン:蒸す
特徴タイ風茶わん蒸し
辛さ★(辛くないタイ料理)

カイトゥンとはどんな料理?

カイトゥン

カイトゥンは、カイ(卵)トゥン(蒸す)という名前の通り「タイ風の茶碗蒸し」です。

シーユーカオ(タイの醤油)で味付けされた卵の中に、春雨やひき肉、海老、野菜などが具として使われます。

固さは日本の茶碗蒸しと比べると少し固めで、味つけも全体的に濃い目に仕上げられています。

多少の違いはありますが、基本的に日本の茶碗蒸しと同じクオリティで、全く辛くないのでスパイシーなタイ料理に飽きたら箸休めにおすすめの一品です!

カイトゥンはどこで食べることができる?

カイトゥン

茶碗蒸しというと何か日本でしか食べられないようなイメージがありますが、タイでも割とポピュラーな料理で、食べることができるお店は沢山あります。

  • 市場
  • コンビニ
  • 食堂
  • レストラン
  • フードコート

などなど…基本的にどこでも食べることができるタイ料理です。

中華系の料理が得意なお店であれば間違いありませんが、味自体はお店によって大きな差はありません。

お店によって固さや具が少し違うくらいなので、メニューに載っていたら思い切って注文してみてください。

なおバンコクには卵料理専門店があるので、1度は行ってみることをおすすめします。

実は世界中で愛されている茶碗蒸し

カイトゥン

茶碗蒸しの日本での歴史は古く、1689年に長崎に外国の珍しい料理として紹介されたのが始まりといわれています。

茶碗蒸しというと日本独自の食べ物というイメージがありますが、先ほども言ったように元々は外国から輸入されたものです。

有名な海外の茶碗蒸しというと、まず頭に浮かぶのが、フランス料理の「ロワイヤル」です。

卵とブイヨンを固めたものに野うさぎの肉を載せたりもします。

韓国の「ケランチム」も有名です。

ダシと卵を使うのは日本と同じなのですが、よりフワフワとしてメレンゲのような食感がとても美味しいです。

もちろんタイのカイトゥンも美味しく、機会があれば色々な茶碗蒸しを食べ比べてみてください。

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