タイ料理:ムーホーン(หมูฮ้อง)

ムーホーン

タイ料理「ムーホーン」とは!ムーホーンはタイ南部の料理で、中国から伝わってきたため中華料理のスパイスがふんだんに使われたタイ料理です。辛くない料理なので辛いのが苦手な日本人でも安心して食べることができます。

目次

ムーホーンの基本情報

ムーホーン
料理名ムーホーン(หมูฮ้อง)
英語名Thai Phuket pork stew
食べれる場所タイ南部、屋台、食堂、レストラン、フードコート
意味ムー:豚、ホーン:-
特徴プーケット風豚肉煮込み
辛さ★(辛くないタイ料理)

ムーホーンとはどんな料理?

ムーホーン

ムーホーンは、醤油、パームシュガー、ニンニクの他に中華の代表的なスパイス五香粉で豚肉をじっくりと煮込んだ料理です。

五香粉とは八角やシナモン、花椒、陳皮、クローブなどをミックスした中華スパイスで、中国からの移民が多いプーケットでは、頻繁に料理に使われています。

タイにはムーホーンと同じような調味料で豚肉を煮込むカイパローという料理がありますが、ムーホーンにはカイパローに欠かせない卵が入りません。

煮込み方もムーホーンの方が長く、よりホロホロとしているのが特徴です。

ムーホーンはどんな味?

まったく辛くないので誰でも安心して食べることができ、甘くコッテリした味はご飯にピッタリの料理です。

辛いタイ料理が苦手な人はぜひ試してみてください。

ムーホーンはどこで食べることができる?

ムーホーン

ムーホーンはタイ南部プーケットの名物料理なのでプーケットではどこでも気軽に食べることができます。

ただ、バンコクや東北部の一般のレストランでは、ムーホーンを見つけるのは難しいでしょう。

バンコクの中華系食堂で作っているのは 「カイパロー」で、ムーホーンを食べたければ南タイ料理レストランに行きましょう。

中華のミックススパイス「五香粉」とは?

五香粉

ムーホーンにも使われる「五香粉」は、中華ではとてもポピュラーなミックススパイスです。

五香粉といっても必ず5種類のスパイスが使われているわけではなく、地域によって使われるスパイスも違います。

一般的に八角やシナモン、花椒、陳皮、クローブが使われることが多いですが、山椒やフェンネルが入る場合もあります。

日本ではあまり馴染みがありませんが、煮込みや唐揚げに使うと肉の臭みが消えとても美味しくなります。

日本でも簡単に手に入りますので一度試してみてはいかかでしょう。

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