日本の白米2合と皮付き鶏もも肉300gで作る、2〜3人分のカオマンガイ。鶏皮から出た脂で香味材料と米を炒め、鶏肉と一緒にフライパンで炊きます。タレは別添えで選べます。
丸鶏のスープや鶏油を別に仕込む工程を省いた、家庭向けのアレンジです。タイ現地式そのものの再現ではありません。
26cmの深めのフライパンと、サイズの合うふたを使用。鶏肉と、鶏の汁が触れるごはんの加熱を確認してから食べてください。

3秒チェック
- 難易度
- 中級寄り。火加減と中心温度の確認が必要
- 人数
- 2〜3人分。できあがり全量を分ける
- 調理時間
- 約70〜85分が目安。浸水・水切り・蒸らしを含む。タレの時間は別
- 辛さ
- 本体に唐辛子なし。選ぶタレで調整
- 材料費
- 鶏肉や調味料の購入先によって変動
- 日本での作りやすさ
- 日本米と鶏もも肉を使用。本体のタイ調味料はナンプラー
時間は工程を積み上げた目安です。フライパンの材質・ふた・火力・鶏肉の厚さにより、追加加熱が必要になることがあります。
このレシピの特徴
- 鶏皮を先に軽く焼き、出た脂を香味材料と米に使う。
- 浸水して水を切った日本米を炒め、鶏肉と一緒に炊く。
- 加熱する主な工程をフライパン1つにまとめ、タレは別添えで選ぶ。
この記事の目次
写真は手順や盛り付けを説明する生成イメージです。材料の分量・加熱の確認は本文で確認してください。
炊飯器版とは、どう違う?
炊飯器版は対応する機種とコースに任せる方法。フライパン版は、鶏皮を焼く・米を炒める・沸騰後に弱火へ切り替える工程を自分で行います。
| 項目 | フライパン版 | 炊飯器版 |
|---|---|---|
| 米と鶏 | 日本米2合・鶏もも肉300g | 日本米2合・鶏もも肉300g |
| 脂の使い方 | 鶏皮を先に焼き、出た脂で米を炒める | 鶏皮の脂を炊飯中に生かす |
| 加熱の管理 | 沸騰後の弱火・時間を自分で調整 | 取扱説明書に対応するコースを選ぶ |
| 道具の条件 | 深さ・材質・ふたの合い方が重要 | 生肉を含む具材入り炊飯への対応確認が必要 |
| 向く場面 | 炊飯器を使わず、香りを立てる工程から作りたい | 対応する炊飯器で工程を減らしたい |
どちらも、時間や炊飯終了の表示だけでは鶏肉の加熱を保証できません。加熱後の中心温度を確認します。
フライパンと道具を選ぶ
基本は26cm・深さ5cm程度以上・底が平らなフライパンです。米と液体、鶏肉が入り、沸騰してもあふれにくい深さを選びます。使用する熱源に対応するものを用意してください。
ふたは、サイズの合うものを

ふちに大きな隙間があると蒸気が逃げ、水分が減りやすくなります。透明なふたなら、何度も開けずに沸騰を確認しやすくなります。密閉のために蒸気穴をふさいだり、重しで固定したりはしません。
24cm・28cmは、同じ条件にならない

小さいフライパンでは米や鶏肉が重なりやすく、大きいものでは液体の深さや蒸発量が変わります。材質と底の厚さでも焦げ方が異なるため、26cm以外で同じ水量・時間のまま炊けるとは限りません。
ほかに用意する道具

- 計量:計量カップ・計量スプーン・タイマー
- 下準備:ざる・ボウル・包丁・まな板
- 調理:菜箸・しゃもじ・食品用温度計
- 取り出す皿:生肉用と、加熱済み用を別に用意
加熱後の鶏肉には、清潔な皿と器具を使います。
材料(2〜3人分)
米は炊いたごはんではなく、生の日本米です。鶏肉300gは調理前の重さ。炊いた米と加熱した鶏肉の全量を2〜3人で分け、きゅうりとタレを添えます。

基本の材料
- 日本の白米(生米)
- 2合(約300g)
- 皮付き鶏もも肉(骨なし)
- 300g
- 塩(鶏肉の下味)
- 2g
- 白こしょう
- 少々
- しょうが
- 15g
- にんにく
- 5g(約1片)
- 長ねぎの青い部分
- 1本分。洗ってフライパンに入る長さに切る
- ナンプラー(魚醤)
- 小さじ2(10mL)
- 酒
- 大さじ1(15mL)
- 顆粒鶏ガラスープの素
- 小さじ1(約4g)。重さは商品表示を優先
- 水
- 350mLを基準にする
- サラダ油(最初に焼く分)
- 小さじ1(5mL)
- きゅうり
- 1/2本(約50〜70g)
- パクチー
- 好みで適量
- 好みのカオマンガイのタレ
- 適量。記事末尾のタレレシピから選ぶ
状態に応じて使うもの
- サラダ油(脂が少ない場合の追加)
- 小さじ1(5mL)。必要なときだけ
- 熱湯(ごはんが硬い場合の調整)
- 大さじ2(30mL)を目安に、必要なときだけ
鶏ガラスープの素とナンプラーの塩分は商品で異なります。基本量を計り、タレを最初から大量にかけないようにします。アレルゲンは調味料の表示と、選ぶタレの材料を確認してください。
鶏皮を先に焼く理由

先に皮目を軽く焼き、出た脂をしょうが・にんにくと米に使います。焼き目を強く付けるための工程ではありません。鶏肉を最後まで焼いてから炊くと加熱が重なりやすいため、表面の短い加熱でいったん取り出します。
鶏肉は、この段階では中心まで火が通っていません。取り出した皿は生肉用として扱い、続けて炊く工程へ戻します。途中で味見したり、調理を中断して半加熱のまま保存したりしないでください。
炊くときは皮目を上にします。脂を出すために先に焼きますが、ふたをして蒸すため、完成時に皮がパリパリになるとは限りません。
日本米の浸水と、水量の考え方

米は20〜30分浸水 → ざるで約10分水切りします。洗うだけの米や無洗米は、同じ条件として扱いません。
加える液体は次の合計です。
- 水:350mL
- 酒:15mL
- ナンプラー:10mL
合計375mL。 米が浸水中に吸った水や、鶏肉から出る汁は、この数字に含みません。
ふた・米の状態・フライパンの材質で仕上がりは変わります。水350mLを基準に、硬さや残る水分を見て調整してください。米を炒める際は、完全に透明になるまで加熱しなくて大丈夫です。
下準備
野菜と香味材料を先に準備し、その後に鶏肉を扱うと、生肉の汁が添え物へ付くのを防ぎやすくなります。
1|米を浸水して水を切る

米を洗って20〜30分浸水し、ざるで約10分水を切る。
2|添え野菜を先に準備する

きゅうりと好みのパクチーを洗って切り、清潔な容器で冷蔵しておく。
3|香味材料を切る

しょうが15gを細切りかみじん切り、にんにく5gをみじん切りにする。長ねぎの青い部分は洗って入る長さに切る。
4|鶏肉の厚さをそろえる

鶏肉は洗わず、表面の水気をペーパーで拭く。皮を残して大きな余分な脂を取り、厚い部分を横に開いて厚さをそろえる。
5|鶏肉に下味を付ける

鶏肉の両面に塩2gと白こしょう少々を付ける。すぐ焼かない場合は冷蔵しておく。
6|手と器具を清潔にする

生肉を扱った手・包丁・まな板を洗う。加熱後に使う皿と器具を清潔に用意する。
7|合わせ調味料とタレを用意する

水350mL・酒15mL・ナンプラー10mL・顆粒鶏ガラスープの素小さじ1を合わせる。タレは選んだレシピに沿って別に準備する。
作り方|フライパンで炊く12STEP
目安の時間は、火力と食材の状態に応じて調整します。米をセットした後は、むやみに混ぜず、沸騰を確認してから弱火へ切り替えます。
STEP1皮目を軽く焼き、脂を出す

- 冷たいフライパンに油小さじ1を入れ、鶏肉を皮目を下にして置く。
- 中火で2〜3分を目安に、軽く色づき脂が出るまで焼く。
- 裏返して肉側を30秒〜1分焼き、生肉用の皿へ取り出す。
注意:中心はまだ生です。中断せず、続けて炊く工程へ進みます。
- 脂が大さじ1を大きく超える:余分を取り、約大さじ1を残す。
- 脂がほとんど出ない:油小さじ1だけ追加する。
熱い脂は流しへ捨てず、冷まして適切に処分します。
STEP2しょうが・にんにくの香りを出す

弱めの中火にし、しょうが15gとにんにく5gを30秒〜1分ほど炒めます。焦げやすいので、濃い茶色にせず香りが立つところで次へ進みます。
STEP3浸水した米を脂で炒める

水を切った米2合を加え、弱めの中火で1〜2分ほど炒めます。米全体に脂をまとわせるのが目的です。強く押しつぶしたり、透明になるまで長く炒めたりしません。
STEP4合わせた液体を加える

火を弱め、下準備で合わせた水・酒・ナンプラー・鶏ガラスープの素を注ぎます。底に付いた香味材料を軽く離し、米を平らにします。1〜2回軽く混ぜたら、その後はかき混ぜません。
STEP5鶏肉を皮目を上にして戻す

- 半加熱の鶏肉を、皮目を上にして米の上へ平らに置く。
- 米へ埋め込まず、肉を折り重ねないようにする。
- 空いているところに長ねぎの青い部分を置き、ふたをする。
注意:使った皿と菜箸は生肉用です。洗うまで再使用しません。
STEP6ふたをして沸騰させる

中火で2〜4分程度を目安に沸騰させます。ふた越しに液体が沸き、蒸気と煮立つ音が出たら次へ進みます。
時間を数えるのは、沸騰してから。 液体を注いだ時点からは数えません。
透明でないふたで判断しづらい場合は、一度だけ短く開けて確認し、すぐ閉じます。
STEP7弱火で13分を目安に炊く

沸騰したら弱火へ切り替え、ふたをして13分を目安に炊きます。途中でふたを何度も開けたり、米をかき混ぜたりしません。焦げ臭や激しい乾いた音がしたら、時間を待たず火を弱めるか止め、状態を確認します。
STEP8火を止めて10分蒸らす

火を止め、ふたをしたまま10分を目安に蒸らします。蒸らしを終えたことだけで、鶏肉に十分火が通ったとは判断しません。
STEP9鶏肉とごはんの加熱を確認する

ふたを開けて長ねぎを取り除き、食品用温度計で次の2か所を確認します。
- 鶏肉:いちばん厚い部分の中心。複数の厚い部分も測る。
- ごはん:鶏の汁が触れる、中心や厚く盛られた部分。
どちらも75℃以上で1分間以上を確認します。温度計の使用方法に従い、瞬間的な75℃の表示だけで判断しません。
注意:鶏肉とごはんの十分な加熱を確認するまで、味見しません。 米の炊けた見た目だけでも判断できません。
加熱が足りないとき
- 鶏肉:別の清潔なフライパンか電子レンジで追加加熱する。
- ごはん:必要に応じて少量の熱湯を加え、焦げないようふたをして追加加熱する。
追加加熱後も、両方の中心温度と保持時間を確認します。一律の追加時間では、安全を保証できません。
STEP10ごはんの状態を見て、ほぐす

加熱を確認した鶏肉を清潔な皿へ取り出します。
- 液体がたまっていないか。
- 芯が残っていないか。
- 底が黒く焦げていないか。
安全な加熱を確認した後、少量を取って硬さを確認します。芯が残る場合は「ごはんが硬い・水っぽいとき」で調整。状態がよければ、香味材料ごと底から返してほぐします。
STEP11鶏肉を切る

清潔なまな板と包丁を使い、加熱を確認した鶏肉を皮ごと1〜1.5cm幅に切ります。生肉を取り出したときの皿や、洗っていない器具へ戻しません。
STEP12全量を分けて盛り付ける

ごはんと鶏肉の全量を2〜3人で分け、きゅうりと好みのパクチーを添えます。タレは小皿に別添えにし、少量ずつ付けます。
分量の目安:米2合に対し、鶏肉は調理前300g。3人分では鶏肉が控えめになります。加熱後の鶏肉が1人100gになる配合ではありません。
中心温度は、どこを測る?

温度計は、鶏肉の厚い部分へ横から差し込み、感温部を中心に合わせるのがポイントです。
- 先端をフライパンの底や、肉の表面だけに当てない。
- 感温部の位置・耐熱範囲・測定時間は、取扱説明書を確認する。
- 生肉に触れた温度計は、ごはんや加熱済み食品を測る前に清潔にする。
確認する条件は中心75℃以上で1分間以上。肉の色・肉汁の透明さ・蒸らし時間だけでは判断しません。
注意:鶏肉だけでなく、ごはんも確認します。 鶏肉の加熱が不足していた場合も、鶏肉だけ追加加熱して終えないでください。
ごはんが硬い・水っぽいとき
以下の食感調整は、鶏肉とごはんの安全な加熱を確認してから行います。加熱不足の対処はSTEP9を優先してください。
芯が残り、液体がほとんどない

- 加熱を確認した鶏肉を取り出す。
- 熱湯大さじ2(30mL)を目安に、ごはんの周囲へ回しかける。
- ふたをして弱火で約3分。火を止めて約5分蒸らし、硬さを再確認する。
注意:焦げ臭がしたら中断。 一度に大量の水を加えると、表面だけべたつきやすくなります。
液体が残り、水っぽい

- 加熱を確認した鶏肉を取り出す。
- 焦げないよう、弱火で1〜2分ほど様子を見る。
- 火を止めて短くふたをずらし、蒸気を逃がす。
注意:熱い蒸気を顔や手に当てないでください。 強火で一気に乾かすと、底だけ焦げることがあります。
次回の調整は、条件を記録して

米の銘柄・浸水と水切り・フライパン・ふた・火力を記録します。同じ条件で、水量を10mLずつ増減するなど、小さな変更から確認してください。水だけを増やせば必ず改善するとは限りません。
おこげは、作った方がよい?

このレシピでは、おこげを必須にしません。まずは米と鶏肉を十分に加熱し、硬さを整えることを優先します。初めて作るときは、追加の焼き付けを省く方が状態を見分けやすくなります。
薄い焼き色を付けたい場合だけ、十分な加熱と炊き上がりを確認し、鶏肉を取り出した後に、中火で20〜30秒程度を目安に様子を見ます。フライパンによってはすぐ焦げるため、焦げ臭がしたら直ちに止めます。
黒い焦げを、よいおこげとは扱いません。
仕上がりを整える6つのポイント
1|米は浸水し、水を切る

20〜30分の浸水と約10分の水切りを基本にします。米を炒める前に準備を終えておくと、鶏肉を半加熱のまま待たせずに続けられます。
2|鶏皮は軽く焼く

目的は脂を出すことです。濃い焼き色を目指して長く焼くと、その後の炊き込みと加熱が重なります。
3|脂の量を見て調整する

多すぎる脂は取り除き、ほとんど出ない場合だけ油を追加します。鶏肉の皮や脂の量は一定ではありません。
4|香味材料を焦がさない

しょうが・にんにくは弱めの火で短く炒めます。特ににんにくを濃い茶色まで炒めると、苦味につながります。
5|沸騰してから弱火にする

液体を注いだところから13分を数えず、沸騰を確認してから弱火へ。炊く途中で何度もふたを開けないようにします。
6|時間と温度を分けて考える

弱火13分と蒸らし10分は目安。十分な加熱は、鶏肉とごはんの温度・保持時間で確認します。
失敗しやすいポイント
底だけ焦げる

火が強い、薄いフライパンで熱が偏る、水分が早く逃げることが考えられます。焦げ臭がしたら火を止め、黒い焦げはほぐして全体へ混ぜません。次回は火力・ふた・材質を見直します。
米に芯が残る

浸水不足や水切り条件の違い、沸騰確認前から時間を数えることも原因になります。安全な加熱を確認した後、熱湯を少量加える調整を行います。
ごはんがべたつく

液体が多い、炊く途中で混ぜすぎる、水切りが不十分といった条件を確認します。次回の水量は少しずつ調整し、炊いている米を繰り返しかき混ぜません。
鶏肉の加熱が足りない

厚いまま・折り重なった状態では、中心へ熱が届きにくくなります。食べずに追加加熱し、中心75℃以上で1分間以上を確認します。鶏の汁が触れるごはんも確認が必要です。
鶏肉が硬くなる

皮を焼く段階で中心まで加熱したり、炊き上がり後に長く加熱し続けたりしていないか見直します。安全な加熱を省いて柔らかさを優先しないでください。
にんにくが苦い

香味材料を炒める火が強すぎる場合があります。濃い茶色にせず、香りが立ったら米を加えます。黒く焦げた材料は、そのまま炊き込まないようにします。
ごはんが油っぽい

鶏皮から出た脂へ、調整用の油を無条件に追加していないか確認します。最初の油小さじ1と、必要時だけの追加分を区別します。
蒸気が大きく逃げる

ふたのサイズや、ふちの大きな隙間を確認します。水量の追加だけで補おうとせず、適したふたを用意します。蒸気穴をふさいだり、重しで密閉したりはしません。
タイ現地式の超本格版とは、どう違う?

丸鶏から仕込む超本格版は、鶏をゆでたスープと鶏油を使い、ジャスミンライスを炊きます。今回のフライパン版は、皮付き鶏もも肉と日本米を使う家庭向けのアレンジです。
| 項目 | フライパン版 | 丸鶏から仕込む超本格版 |
|---|---|---|
| 鶏肉 | 骨なし・皮付き鶏もも肉300g | 丸鶏を別にゆでる |
| 米 | 日本の白米2合 | ジャスミンライス |
| 脂 | 皮目を焼いて出た脂を米に利用 | 鶏脂から鶏油を別に取る |
| スープ | 水と顆粒鶏ガラスープの素 | 丸鶏のゆで汁を使う |
| 炊き方 | 米を炒め、鶏肉を上へ戻して一緒に炊く | 鶏肉と米の調理を分ける |
| 向く場面 | 身近な米と鶏もも肉で作りたい | 鶏油・スープ・タレまで仕込みたい |
日本米の粘りや、先に焼いた鶏皮の香りも、ゆで鶏と香り米の組み合わせとは異なります。「同じ仕上がり」や「タイ現地でもこのワンパン方式が標準」とは位置付けません。
保存と衛生
作ったら温かいうちに食べるのを基本にします。残す場合は、食卓で長く置かず、鶏肉とごはんを分けて浅い清潔な容器へ小分けし、速やかに冷まして冷蔵します。
冷ますとき

- フライパンのまま室温で放置しない。
- 鶏肉とごはんを、浅い清潔な容器へ小分けする。
- 必要に応じて容器の外側を冷水などで冷やす。
- 粗熱が取れたら速やかに冷蔵する。完全に冷めるまで室温で待たない。
温め直すとき

食べる分だけ取り出し、鶏肉とごはんの中心まで十分に加熱します。温め直しの目安は中心75℃以上です。
- ごはん:少量の水を加えて覆うと、乾燥を抑えやすい。
- 電子レンジ:加熱むらに注意。表面が温かいだけで終えない。
タレと取り分け

タレは別容器で管理し、保存と取り扱いは選んだタレ記事の説明に従います。口を付けた箸や、食べかけのタレを保存容器へ戻しません。
食べてよいか迷うとき

保存状態がわからないもの、長時間室温へ置いたものは食べないでください。見た目や臭いが普通でも安全とは限らず、温め直せば必ず安全になるわけではありません。
よくある質問
26cm以外のフライパンでも作れますか?
24cmや28cmでは、米の重なり方・液体の深さ・蒸発量が変わります。同じ水量と時間をそのまま当てはめず、深さとふたも含めて調整が必要です。
米の浸水を省いてもよいですか?
この配合は20〜30分浸水し、約10分水を切った米を基本にしています。省いた場合の炊き上がりは同じにならず、時間だけ延ばせば解決するとは限りません。
鶏むね肉へ置き換えられますか?
脂の量や食感、厚さが異なります。今回の皮付きもも肉用の工程を、同じ時間でむね肉へ置き換えることはおすすめしません。
ジャスミンライスでも同じ水量ですか?
米の性質と浸水条件が異なるので、日本米用の水量をそのまま使わないでください。香り米で作る場合は、末尾の丸鶏から仕込む超本格版を選べます。
ナンプラーなしで作れますか?
しょうゆなどでは香りと塩分が変わり、同じ量の置き換えで同じ仕上がりにはなりません。このレシピはナンプラー小さじ2を基本にしています。魚由来の原料を避けたい場合は、鶏ガラスープの素とタレの原材料も確認してください。
弱火13分なら鶏肉は安全ですか?
13分は炊く時間の目安で、安全の保証ではありません。蒸らした後も鶏肉の中心75℃以上で1分間以上を確認し、ごはんの加熱も確認します。不足していれば追加加熱してください。
炊いている途中で、ふたを開けてもよいですか?
沸騰を確認した後は、なるべく開けずに炊きます。ただし焦げ臭などの異常があるときは、時間より状態を優先し、火を止めて確認してください。
おこげは必要ですか?
必須ではありません。最初は追加の焼き付けを省き、安全な加熱と米の硬さを確認する方が状態を判断しやすくなります。
炊飯器版とどちらが簡単ですか?
対応する炊飯器があれば、自分で火加減を切り替える工程を減らせます。フライパン版は鶏皮と米を炒める香りを生かせますが、火力と水分を見ながら炊く必要があります。
ワンパンなら、ほかの道具は使いませんか?
主な加熱をフライパン1つで行うという意味です。ボウル・ざる・皿・包丁・温度計は使います。鶏肉の加熱が不足した場合は、別のフライパンや電子レンジで追加加熱することもあります。
合わせるタレを選ぶ
タレは、鶏肉とごはんを十分に加熱して盛り付けた後、少量ずつ付けます。手軽さ・辛さ・用意できる調味料から、好みに合うタレを選んでください。
火を使わず混ぜる、5分タレ

手軽さを重視したいときに。日本のしょうゆなどとナンプラーを使い、火を使わず混ぜる方法です。ナンプラーなしのタレではありません。
日本の調味料で作る本格風タレ

味噌としょうゆなど、日本のスーパーでそろえやすい調味料を組み合わせる方法です。タイ調味料の本格版とは風味が異なります。
タオチオで作る本格タレ

タイの発酵大豆調味料・タオチオを使うタイ式のタレ。タイ食材の風味を楽しみたいときに選べます。
唐辛子なしのタイ食材タレ

唐辛子を入れず、タイ食材を使う方法です。しょうがやにんにくの刺激まで、完全になくなるわけではありません。
刻みしょうが・にんにくの屋台風タレ

香味材料を包丁で刻み、粒感を残す方法です。ミキサーを使わずに、香味材料の食感を楽しみたいときに。
ベートン式のタイ南部風タレ

しょうがとにんにくを効かせ、ミキサーを使うタイ南部風のレシピです。ほかのタレとは、使う調味料や仕上げ方が異なります。
