カポプラーナムデーンの詳細
料理名 | カポプラーナムデーン(กระเพาะปลาน้ำแดง) |
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英語名 | Thai style fish maw soup |
食べれる場所 | 屋台、食堂、レストラン |
金額 | 60〜80バーツ(約180〜240円) |
意味 | カポ=魚の浮袋 プラー=魚 ナム=水 デーン=赤 |
特徴 | 魚の浮袋スープ |
辛さ | ⭐(辛くないタイ料理) |
カポプラーナムデーンとはどんな料理?
カポプラーナムデーンは、元々は中国の潮州料理で、魚の浮袋と豚の血のプディングが入った醤油ベースのスープです。スープは少しこってりしたフカヒレスープといった感じで、浮袋自体に味はほとんどなく(乾燥しているので見た目は油揚げ)、素材に味がないところもフカヒレスープにそっくりです。
醤油・オイスターソース・鶏がらスープなど、中華そのものの味付けですが、ここに唐辛子やパクチーが入ると、やはりしっかりとタイ料理になっているのが不思議ですね。
カポプラーナムデーンはどこで食べることができる?
カポプラーナムデーンはどこに行っても食べられるというほどポピュラーな料理ではありませんが、それでもちょくちょく屋台で見かける料理です。基本的に中華がベースの料理なので、中華系タイ料理のお店で扱っていることが多く、バンコクならば中華街ヤワラートに行くのが一番確実に食べることができるでしょう。
比較的店ごとの味の差は少ない料理ですが、唐辛子をたっぷり入れるお店もあるので、辛いのが苦手な場合は事前に伝えておきましょう。
中華料理でよく使われる乾物とは?
タイ料理では、魚の浮袋はそんなに頻繁に使われる食材ではありません。やはり乾物に関しては圧倒的に中国が本場のようです。料理に使う有名な乾物といえば、フカヒレやナマコ・アワビ・貝柱・クラゲなどがパッと思いつくところでしょうか。
とはいえ、中華料理ほどではなくても、中華系タイ料理にもこういった乾物はよく使われています。どんな乾物が使われているか、少し意識してみると面白いかもしれませんね。