バンコクからチェンマイまでは、基本的に「飛行機」「鉄道」「バス」の3つの移動手段があります。それぞれの旅の形や用途によって、交通手段も変わってきます。
ここでは、それぞれの【メリットとデメリット】を含めつつ、【購入方法】や【特徴】など、詳しく解説します。
バンコクからチェンマイへの移動方法3選
バンコクからチェンマイへは、「飛行機」「鉄道」「バス」が主な交通手段になります。
その他、ミニバン、車、ソンテウを乗り継ぐ、などの交通手段もありますが、移動時間や便利さを考えると日本からの旅行者が使うメリットはあまりなく、現地で生活している人の交通手段と言えるでしょう。
それでは、主な3つの交通手段について、詳しく見ていきましょう。
バンコクからチェンマイへ飛行機で行く
料金 | LCC=約1000THB〜2000THB(約3000円〜6000円) 一般=約2500THB〜5000THB(約8000円〜15000円) |
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所要時間 | 約1時間10分 |
(1)飛行機で行くメリット、デメリット
【メリット】
・短時間でいける
・日帰りで行って帰ってこれる
・便利で快適
【デメリット】
・値段がバス、鉄道に比べ高い
・景色など満喫しにくい
・空港まで行くのが大変
(2)チェンマイ行きの2つの空港と航空会社
バンコクには「スワンナプーム国際空港」と「ドンムアン空港」があります。
「スワンナプーム国際空港」からは、主に、
■タイ・ベトジェットエア
■タイ・スマイル
■バンコクエアウェイズ
■タイ国際航空
が、飛んでいます。
「ドンムアン空港」からは、主に、
■タイ・エアアジア
■ノックエア
■タイ・ライオン・エア
などの、LCCが飛んでいます。
「スワンナプーム国際空港」と「ドンムアン空港」の間では、無料シャトルバスを利用することができます。飛行機のチケットを購入した際に、どちらの空港からの発着か間違わないように、必ずチェックしましょう。
(3)バンコクからチェンマイへの格安航空券が買える人気サイト
おすすめ1位:エアトリ
おすすめ2位:サプライス
おすすめ3位:JTB
おすすめ4位:スカイチケット
おすすめ5位:HIS
上記の航空券予約サイトを確認し、安いところ、自分の都合が良いところで購入することをおすすめします。
バンコクからチェンマイへ鉄道で行く
料金 | 1等エアコン付き寝台1253THB〜2453THB(約3700円~7300円) 2等エアコン付き寝台691THB~1091THB(約2000円~3200円) 2等エアコンなし寝台561THB(約1700円) 2等座席397~431THB(約1200円~1300円) 3等座席231~271(約700~800円) (2019年1月現在) |
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所要時間 | 約11時間〜14時間 |
※寝台の上段と下段で運賃が200THB(約600円)程違います。下段の方が、窓があったり少し広めで快適な分、料金が高くなっています。
バンコクからチェンマイへは、1日5便出ています。そのうちの4便は夜行電車になります。
(1)時刻表
バンコク発08:30―チェンマイ着19:30 Special Express(超特急)
バンコク発13:45―チェンマイ着04:05 Rapid(快速)
バンコク発18:10―チェンマイ着07:15
バンコク発19:35―チェンマイ着 08:40 Special Express(超特急)
バンコク発22:00―チェンマイ着 12:10 Express(特急)
ネット時刻表でチェック:時刻表
出発地:bangkok
到着地:Chang mai
と入力しましょう。
(2)鉄道で行くメリット、デメリット
【メリット】
・情緒がある
・横になり、休んで行ける(寝台列車)
・他の旅行者との出会いに期待
【デメリット】
・所要時間が長い(約11時間)
・列車の本数が少ないため、良い座席が満席になりやすい
・冷房がききすぎて車内が異様に寒い
鉄道で行く際のチケットの購入方法
個人で購入する方法は、直接購入とオンライン購入の2種類あります。その他、値段は高くなりますが、日本のHISなどでも購入可能です。
(1)直接購入する方法
タイ国鉄フアランポーンの駅のきっぷ売り場で、購入できます。
フアランポーンのチケット売り場へ行き、行き先、時刻、座席のグレードを伝えると簡単に購入することができます。
値段にこだわる場合は、席のグレードを前もって伝えないと知らないうちに高いチケットになっていたという事もあるので、注意しましょう。
(2)オンラインで購入する
〔タイ語と英語のみ可能〕
タイ国鉄の公式オンラインサイトで予約し、フアランポーン駅で受け取ることができます。※日本語では予約できません。
乗車日の90日前~当日2時間前まで予約可能です。(2019年1月現在)
〔日本語可能〕
タイ語、英語ができない方は(12GOASIA)のオンラインサイトで予約可能です。
受け取りは、フアランポーン駅の目の前にある(12GOASIA)のオフィスか、駅でスタッフと待ち合わせて受けとる形になります。
(3)バンコクからチェンマイ間の寝台列車について
寝台列車は、乗車時点では、普通の列車の座席となっています。途中から、車掌さんがきて、ベッドメイキングをしてくれます。
その他、食堂車も完備しているので、長旅でも快適に過ごすことができるのが寝台列車の特徴です。
(4)バンコクの鉄道駅フアランポーン駅への行き方
タイ国鉄フアランポーン駅へは、地下鉄MRTで行くのが一番簡単な方法です。
地下鉄の終着駅の「フアランポーン駅」とタイ国鉄の「フアランポーン駅」は同じ場所にあるので、初心者でも簡単にたどり着くことができます。
路線図をみる:バンコクの路線図
☆プチ情報
フアランポーン駅には、以前から10B(約35円)で使えるだいぶローカル感満載のシャワールームがありました。2018年に、綺麗な個室シャワールームに改装されました。電車を利用する際は、旅のお土産話のネタに一度お試しあれ!
バンコクからチェンマイへバスで行く
料金 | 2等バス=約380~500THB(約1200円~1500円) 1等バス=約560THB(約1700円) VIPバス=約800~880THB(約2400円~2700円) |
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所要時間 | 約9時間半~11時間 |
バスは、バンコク発6:00〜22:00の間で、30分または1時間に1本間隔で、運行しています。
バスの特徴は、
2等 =格安バス
1等 =リクライニング、フットレスト、モニター、毛布、食事付き。
VIP =リクライニング(マッサージ付き)フットレスト、モニター、毛布、食事付き(VIP用)
(1)バスで行くメリット
・値段が安い
・予約がなくても、思いついてすぐ行きやすい
・食事つき(1等バス、VIPバス)
メリットは、やはりで値段が安いところです。そのほかにも、思いつきでいきやすい部分や食事がついているなど、気軽に利用できるところがメリットです。
(2)バスで行くデメリット
・時間がかかる
・席から立ちあがって動き回れない
・機内が冷えすぎていて、薄着だと風邪を引いてしまう
デメリットはやはり時間がかかるところです。10時間拘束されてしまうのは、旅行者にとっては時間が勿体無いかもしれません。
バンコクからチェンマイへの長距離バスの種類と購入方法
(1)オススメのバス会社は?
バンコクからチェンマイへは、数多くのバスが運行しています。
その中でも人気が高い長距離バス会社は、タイ国営の〔トランスポート社のバス〕と、タイ人からも人気がある民間のバス会社〔ナコンチャイエアーのバス〕です。
きれいで、心地よい旅がしたい場合には、おすすめです。
その他にもバックパッカーの人達がよく使うカオサン通りから出る旅行会社が運行する[格安バス]などがあります。とにかく値段重視の方におすすめです。
その他のバス会社でも、1等バス以上のバスを選ぶと、それなりに快適な旅ができるでしょう。
(2)タイ国営トランスポート社のバス
出発地:北バスターミナル(モーチット・マイ)
タイ国営の長距離バスです。人気が高いバス会社なので、事前に予約しないと購入できない可能性があります。
チケットの購入方法
直接北バスターミナルでの購入か、又はオンライン購入も可能です。オンライン購入の場合は、チケットメジャーでトランスポート社のバスを選んで購入することができます。 (タイ語、英語のみ)
(3)バンコク北バスターミナル(モーチット・マイ)への行き方
バンコク北バスターミナルまでは、スカイトレインBTSと地下鉄MRTで行くことができます。
最寄駅は、BTSスクンビット線モーチット駅と地下鉄MRTチャトチャックパーク駅になります。両駅からは、路線バス(10THB前後,約30円)、タクシー、バイクタクシー(共に50THB前後,約150円)が利用できます。
徒歩で、行く場合は20分以上かかります。
※北バスターミナルは、とても広くチケットカウンターが軽く50以上あります。
自分で探そうと思うと、思った以上に時間がかかってしまうので、正面玄関の前にあるインフォメーションでチケット売り場を聞いたり、事前にチケット売り場を知っておくことをおすすめします。
(4)ナコンチャイエアーのバス
出発地:ナコンチャイエアーバスステーション、北バスターミナル(モーチット・マイ)
タイで一番人気とも言われているナコンチャイエアーという名の長距離バス会社のバスです。※航空会社ではありません。
バスがきれいで快適なのに付け加え、バス乗り場がナコンチャイエアー専用なので、わかりやすい点も旅行者から人気が出る理由のひとつです。こちらも事前予約をおすすめします。
チケットの購入方法
直接ナコンチャイエアーのバスステーションで購入、又はナコンチャイエアのオンラインサイトからも購入できます。(タイ語、英語のみ)
※こちらのサイトの座席表示は、ファーストクラス(VIP)、ゴールドクラス(1等)となっています。
(5)ナコンチャイエアーバスステーションへの行き方
ナコンチャイエアーバスステーションへは、スカイトレインBTSと地下鉄MRTで行くことができます。
最寄駅は、「BTSスクンビット線モーチット駅」と「地下鉄MRTチャトチャックパーク駅」になります。
駅からは、ナコンチャイエアーバスステーション行きの無料シャトルバスが出ています。
※シャトルバスは、「NCA Shuttle Bus」と書いてある大型のバンになります。
8:20から20:30までの間で約20分間隔で出ています。
朝が早い場合などは、タクシーを使いましょう!
(6)旅行会社の格安バス
出発地:カオサン通り
旅行会社やツアー会社の長距離バスの多くは欧米人バックパッカーがよく利用するカオサン通り発の格安バスがほとんどです。
中には、宿泊ホテルまで迎えに来てくれる会社もあるので、カオサン周辺で泊まっている場合などはバスターミナルに行く手間がいらず便利に利用できます。
チケットの購入方法
カオサン通りにある旅行会社やツアー会社で直接購入できます。
☆日本語可能なサイト
出発地が、北バスターミナル(モーチット・マイ)、カオサン通りなどバス会社によって違うので確認しましょう。
この記事のまとめ
いかかでしょうか。バンコクからチェンマイへの行き方3種類について解説しました。
それでは最後に、それぞれどんな人にオススメかを解説していきます。この記事をよんで、旅を自分でコーディネートしてみましょう!
♢飛行機移動は、こんな人にオススメ!
・時間をとにかく節約したい
・短い期間で、できるだけ観光地を回りたい人
・タイの旅行が初めての人
・荷物が多い人
♢鉄道移動は、こんな人にオススメ!
・ひと味違う旅がしたい
・タイの田舎の風景などリアルなタイを見たい!
・色んな国の人と交流したい!
・ホテル代を浮かせたい
♢バス移動は、こんな人にオススメ!
・とにかく安いがモットー!
・色々な経験をしたい人
・思い付きで行動したい人
・旅行経験が豊富
以上になります。
皆様のタイ旅行がより良いものになることを心より願っております。
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