バンコクからプーケットの行き方・アクセス方法3選を解説

プーケット 行き方

バンコクの南に位置するタイ最大の島プーケット。エメラルドグリーンに輝く海と白い砂浜の美しさから“アンダマン海の真珠”とも呼ばれる世界有数のリゾート地です。

日本人からも人気で、バンコクからプーケットへの移動は「飛行機」が使われることが多いのですが、「バス」「鉄道」での移動も魅力的です。

今回は、バンコクからプーケットまでの【細かいアクセス方法】3選を、【購入方法】や【メリット、デメリット】を交えながら役立つ【豆知識】なども含め、詳しく徹底解剖していきます!

バンコクからプーケットまでの距離はどれくらい?

プーケット 仏像

バンコクから南に約860km離れた場所にあるタイ最大の島、プーケット。

860kmといえば、だいたい東京から広島にくらいの距離があります。その事からも、移動手段は、「飛行機」が使われることが多いのですが、タイ旅行ならではの「電車(鉄道)」や「バス」を使い、味のある旅行を楽しむ事もできます。

その他、レンタカーやミニバンなどの交通手段もありますが、安全性や便利さを考えると日本からの旅行者が使うメリットはあまりありません。

今回は、バンコクからプーケットに行くためのおすすめ移動手段3選を詳しく紹介していきます。

バンコクからプーケットまで飛行機で移動する

飛行機 ビーチ
所要時間 約1時間20分
料金 LCC=約1000THB〜2100THB(約3000円〜6300円)
一般=約2600THB〜5500THB(約8000円〜16500円)

バンコクには「スワンナプーム国際空港」と「ドンムアン空港」の二つの空港があります航空券を買う際は、発着の空港が同じかどうか、というのを必ずチェックしましょう。

(1)二つの空港の航空会社と運行間隔

【1】スワンナプーム国際空港発

・タイ国際航空
・バンコクエアウェイズ
・タイ・ベトジェットエア
・タイ・スマイル
・ANA(コードシェア便0
・JAL(コードシェア便)

運行間隔:6:45から23:00まで1時間に1~2便就航 (2019年1月現在)

【2】ドンムアン空港発

・ノックエア
・タイ・エアアジア
・タイ・ライオン・エア
・オリエント・タイ航空

運行間隔:4:40から22:35まで1時間に1~4便。24時台、1便。(2019年1月現在)

※ 豆知識「スワンナプーム国際空港」と「ドンムアン空港」間には、12分から30分間隔で、無料シャトルバスが通っています。渋滞がなければ、所要時間40分。渋滞する時間帯は、1時間ほどかかります。

(2)バンコクからプーケットへの格安航空券が購入できる人気サイト

・エアトリ
・サプライス
・JTB
・スカイチケット
・HIS

など多くの航空券予約サイトがあります。航空券は直近で買うとLCCでも結構、割高になるので、前もって日程がわかっている場合は、早めの予約をおすすめします。

(3)日本からの乗り継ぎについて

「出発地日本」→「バンコクで乗り継ぎ」→「バンコクからプーケット」

【1】スワンナプーム国際空港乗り継ぎ

2階フロアに到着後、「Transfer to Chiangmai,Chiangrai,Phuket,Krabi,Samui」の案内板を目安に、パスポートコントロールまで進みます。

パスポートに入国スタンプを押してもらったら、国内線出発ゲートへ進みます。この際に、預け荷物はプーケットまで運ばれます。

【2】スワンナプーム国際空港着、ドンムアン空港発の乗り継ぎ

スワンナプーム国際空港で入国審査をして、預け荷物を受け取り、ドンムアン空港に向かいます。一度、外に出る形になります。

上記にも書きましたが、スワンナプーム国際空港からドンムアン空港へは、無料シャトルバスがでています。

【3】ドンムアン空港での乗り継ぎ

ドンムアン空港到着後、国内線乗り継ぎの案内板に従って、入国審査を受けます。パスポートに入国タンプを押してもらったら、国内線の登場ゲートに進みます。

(4)飛行機で行くメリット、デメリット

【メリット】

・時間を有効に使える
・短時間で行くことができる
・1日の本数(便)が多い

【デメリット】

・直近での計画が立てにくい
・値段が安くはない
・旅気分は他の行き方に劣る

飛行機で行くメリットは、とにかく時間が早いこと、そして簡単というポイントです。お金に余裕があるのであれば一番おすすめの方法になります。

バンコクからプーケットまで長距離バスで移動する

ツアーバス
所要時間 約12~14時間
料金 2等バス=約500~550THB(約1500円~1650円)
1等バス=約650THB(約1950円)
VIPバス=約900~1050THB(約2700円~3150円)

2等:エアコン、トイレ付き
1等:エアコン、トイレ、リクライニング、フットレスト、モニター、食事付き。
VIP :エアコン、トイレ、リクライニング(マッサージ付き)、フットレスト、モニター、毛布、食事付き(VIP専用)

バンコクからプーケットへのバスは、主に「南バスターミナル(サイタイマイ)」からと「北バスターミナル(モーチット・マイ)」からの二つのバスターミナルから出ています。

その他、カオサン通り発の旅行会社運営のバスなどもありますが、バンコクからプーケット行きのカオサン通り発バスは、荷物の盗難や、想定時間以上の時間がかかるなど、あまりおススメできません。

(1)バスターミナルの時刻表

【1】南バスターミナル(サイタイマイ)発

VIPバス:7:30、17:30、18:30、20:00
1等バス:6:40、15:30、16:30、17:40、18:30、19:30、20:20、20:30
2等バス:5:15、6:00、6:20、9:30、19:20、20:00
(2019年1月現在)

【2】北バスターミナル(モーチット・マイ)発

VIPバス:18:20
1等バス:7:35、16:30、18:30、18:45
2等バス:6:20,18:00
(2019年1月現在)

豆知識:夜の便を利用する方は、バスターミナルのレストランは、夜になるとけっこう閉まっていたりするので、事前に食べるものを用意しておくことをおススメします。

(2)バンコクからプーケットへのバスチケットの購入方法

購入方法は主に2種類あり、直接バスターミナルでの購入、もしくはオンラインで購入することが可能です。

※日本語可能なサイト
出発地が、南バスターミナル(サイタイマイ)、北バスターミナル(モーチット・マイ)、カオサン通りなどバス会社によって違うので注意しましょう。
予約サイト

(3)バンコク南バスターミナル(サイタイマイ)への行き方

バンコク南バスターミナル(サイタイマイ)へは、行き方としては、大きく分けて2つあります。

方法1:スカイトレイン+タクシー

便利な行き方としては、BTSシーロムラインの終着駅「バンワー駅」からタクシーを乗り継いで15分ほどで行くことができます。

方法2:路線バス

・シーロムから行く場合、「路線バス507番」で行くことができます。

・トンロー、スクンビットから行く場合、「路線バス511番」で行くことができます。

所要時間は、バンコク市内から、だいたい1時間から渋滞時で2時間以上かかります。

南バスターミナルは、ショッピングモールとフードコートになっているので、本当にここはバスターミナルなのか?、と不安になるかもしれませんが、安心してください!2階の中央部分がチケット売り場になっています。

(4)バンコク北バスターミナル(モーチット・マイ)への行き方

バンコク北バスターミナルまでは、BTSと地下鉄MRTで行くことができます。

BTSスクンビット線モーチット駅と地下鉄MRTチャトチャックパーク駅が最寄り駅で、両駅からは、

路線バス(10バーツ前後:約30円)
タクシー、バイクタクシー(共に50バーツ前後:約150円)

で行くことができます。役kmほど離れているので徒歩で行く際は、20分以上かかることになります。

(5)バスで行く際のメリット、デメリット

【メリット】

・とにかく値段が安い
・直近でチケットが購入できる。
・移動時間が長いので宿代がうく

【デメリット】

・とにかく時間がかかる
・短期旅行には向かない
・エアコンがききすぎて、体調を崩しやすい

などさまざまなメリットやデメリットがあります。

バンコクからプーケットまで鉄道を使って移動する

タイ 鉄道

バンコクからプーケットまでの鉄道の直行便は運行していない為、まずバンコクのフアランポーン駅からからスラータニーまで行き、そこからローカルバスに乗り継ぎプーケットに到着できます。

『バンコク:フアランポーン駅』

『スラータニー』

『プーケット(ローカルバス)』

という流れになります。

所要時間 20時間以上(乗り換えも含め)
料金
(鉄道)
(鉄道:バンコクからスラータニー)
1等エアコン付き寝台:1179THB〜2379THB(約3500円~7100円)
2等エアコン付き寝台:658THB~1008THB(約2000円~3000円)
2等エアコンなし寝台:448THB~558THB(約1300円~1700円)
2等座席:358THB~438THB(約1100円~1300円)
3等座席:217THB~297THB (約650~900円)
※2019年1月現在
料金
(ローカルバス)
(バス:スラータニーからプーケット)
約200バーツ(約600円)

※ 寝台の上段と下段で運賃がおよそ200THB(約600円)ほど違います。下段の方が上段に比べ、窓があり少し広めで快適な分、料金が高くなっています。

(1)バンコクフアランポーン駅からスラータニー駅までの時刻表

バンコク発08:05―スラータニー着16:45  Special Express(超特急)
バンコク発13:00―スラータニー着 00:22  Rapid(快速)
バンコク発14:45―スラータニー着01:23
バンコク発15:10―スラータニー着 02:00  Special Express(超特急)
バンコク発15:35―スラータニー着03:45  Rapid(快速)
バンコク発17:05―スラータニー着04:24  Express(特急)
バンコク発17:35―スラータニー着05:48  Rapid(快速)
バンコク発18:30―スラータニー着06:23  Rapid (快速)
バンコク発19:30―スラータニー着07:06  Express(特急)
バンコク発22:50―スラータニー着08:05  Special Express(超特急)

スラータニー駅からは、タクシーやローカルバスを使って、プーケット行きのバスステーションへ向かいます。

(2) チケットの購入方法

個人でチケットを購入する方法は、「直接購入する方法」と「オンライン購入」の2種類です。

【1】直接購入

タイ国鉄フアランポーンの駅のチケット売り場で、購入できます。

購入の際には「行き先」「時刻」「座席のグレード」を伝えると簡単に買うことができます。バスのチケットに関しては、スラータニーについてからでも簡単に購入できます。

【2】鉄道オンライン予約〔タイ語と英語のみ可能〕

タイ国鉄の公式オンラインサイトで予約し、フアランポーン駅で受け取ります。予約は日本語では予約できません。

予約サイトを見る!

乗車日の90日前~当日2時間前まで予約可能です。(2019年1月現在)

【3】バスオンライン予約〔日本語可能〕

バスのチケットは、スラータニーからプーケット間用のチケットになります。

予約サイトを見る!

※タイ鉄道の寝台列車は、乗車時点では、普通の列車の座席となっています。途中から、車掌さんがベッドメイキングをしてくれます。

その他、食堂車も完備しているので、長旅でも快適に過ごすことができます。

(3) バンコク鉄道駅フアランポーン駅への行き方

タイ国鉄フアランポーン駅へは、地下鉄MRTで行くのが一番簡単な方法です。

地下鉄MRTの終着駅の「フアランポーン駅」とタイ国鉄の「フアランポーン駅」は同じ場所にあるので、初心者でも簡単に行くことができます。

バンコクの路線図をチェック!

(4)鉄道を使って行くメリット、デメリット

【メリット】

・真の旅人になれる
・情緒がある
・他の旅行者との出会いが期待できる

【デメリット】

・所要時間が長すぎる
・座席によっては飛行機よりも高くなる。
・体力がないとつらい

鉄道で行く方法はとにかく時間が必要なため、観光客にはオススメしません。鉄道が大好きな方やタイの風情を感じたい方などにはオススメです。

バンコクからプーケットまでの移動方法のまとめ

おすすめの方法

(1)飛行機での移動は?

いちばん利便性があり、コスパもよく、限られた時間を有効に使うことができます。初心者の方や短期旅行者におすすめです!

(2)長距離バスでの移動は?

いちばん安く、思い立ったら今日明日にでも出発できます。夜行バスは、1泊の宿泊費を節約することができます。バックパッカーや長距離旅行者におすすめの方法です!

(3)鉄道+バスでの移動は?

移動時間が一番長く、座席によっては飛行機よりも高くなります。その分、旅自体をおもっきり楽しむことができます。旅人や鉄道ファン、したことのない経験をしたい人におすすめ!


以上、バンコクからプーケットまでの移動方法3選をまとめてみました。この記事を読んで、自分らしい素敵な旅を計画してみてください。

みなさまのタイ・プーケット旅行が最高の思い出にることを心より願っております。

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