タイの「カオラートゲーン」とは?タイの食堂でおかずを選んで食べるローカルごはんの楽しみ方

カオラートゲーンは、タイの食堂や市場でよく見かけるローカルな食事スタイルです。並んだおかずの中から好きなものを選び、ご飯にのせてもらうのが特徴。この記事では、食べられるもの、注文方法、楽しむコツまで、タイ初心者にもわかりやすく紹介します。

目次

カオラートゲーンとは?

ご飯に好きなおかずをのせて食べるタイの食事スタイル

カオラートゲーンとは、タイの食堂や市場、屋台などでよく見かけるご飯に好きなおかずをのせてもらうローカルな食事スタイルです。日本語では「タイのぶっかけご飯」と説明されることもありますが、ガパオライスやパッタイのような決まった一品料理とは少し違います。

店頭に並んでいるおかずの中から、自分が食べたいものを選び、それをご飯の上にのせてもらうのが基本です。おかずは1種類だけのこともあれば、2種類、3種類と組み合わせることもあります。そのため、同じカオラートゲーンでも、選ぶおかずによって味も見た目も大きく変わります

「カオ」「ラート」「ゲーン」の意味

タイ語で「カオ」はご飯、「ラート」はかける・のせる、「ゲーン」はカレーや汁気のあるおかずを意味します。つまりカオラートゲーンは、直訳すると「ご飯にゲーンをかけたもの」という意味になります。

ただし、実際のカオラートゲーンの店では、カレー系のおかずだけが並んでいるわけではありません。炒め物、揚げ物、卵料理、野菜のおかず、辛いペースト系の副菜など、さまざまなおかずが並んでいます。名前に「ゲーン」と入っていますが、**実際には“ご飯におかずを選んでのせるスタイル”**と考えるとわかりやすいです。

タイ人の日常に根づいたローカルごはん

カオラートゲーンは、タイ人にとってとても身近な食事です。観光客向けの特別な料理というより、仕事前の朝食、昼休みのランチ、学校や職場の近くで食べる普段のごはんとして親しまれています。

作り置きのおかずを選ぶスタイルなので、注文してから料理が出てくるまでが早く、時間がないときでもしっかり食べられるのが特徴です。また、店によって並ぶおかずが違うため、その地域や店ごとの味を感じられるのもカオラートゲーンの面白さです。

料理名というより「食堂での食べ方」に近い

カオラートゲーンは、特定の料理を指す名前というよりも、タイの食堂でおかずを選んでご飯にのせてもらう食べ方に近い言葉です。日本で例えるなら、定食屋や総菜屋で好きなおかずを選び、ご飯と一緒に食べる感覚に近いかもしれません。

そのため、「カオラートゲーンはどんな味?」と聞かれても、答えはひとつではありません。甘辛い炒め物を選べば食べやすい味になり、南部系の辛いカレーを選べば刺激の強い一皿になります。選ぶおかずによって、自分好みの一皿にできるのがカオラートゲーンの魅力です。

タイ初心者でも挑戦しやすい理由

カオラートゲーンは、タイ語がわからない旅行者でも挑戦しやすいローカル飯です。多くの店ではおかずが目の前に並んでいるため、メニューを読めなくても、食べたいものを指差して注文できます。

また、一皿で複数のおかずを試せるため、「いろいろなタイのおかずを少しずつ食べてみたい」という人にも向いています。レストランで一品ずつ注文するより気軽で、ローカルな雰囲気も味わえるため、タイの食文化を知る入口としてもおすすめです。

一言でまとめると、カオラートゲーンは**タイの日常がそのまま詰まった“選べるローカルごはん”**です。料理そのものだけでなく、店先に並ぶおかずを見て選ぶ時間や、地元の人と同じように食事をする体験まで含めて楽しめるのが、カオラートゲーンならではの魅力です。

カオラートゲーンで食べられるもの

カレーや汁気のあるおかず

カオラートゲーンでよく見かける代表的なおかずが、カレーや汁気のある料理です。名前に「ゲーン」と入っているように、グリーンカレー、レッドカレー、パネーンカレー、マッサマンカレーなど、ご飯にかけて食べやすいおかずが並んでいることがあります。

ただし、すべての店に同じカレーがあるわけではありません。店によっては、鶏肉のカレー、豚肉の煮込み、魚を使った辛いスープ系のおかずなど、その日作られたものが並びます。汁気のあるおかずはご飯となじみやすく、タイらしい味をしっかり感じやすいのが特徴です。

主なおかず

  • ゲーンキアオワーン
  • ゲーンペット
  • パネーン
  • マッサマン
  • ゲーンカリー
  • ゲーンソム
  • ゲーンパー
  • チューチープラー
  • トムカーガイ
  • 鶏肉や豚肉の煮込み系おかず

炒め物系のおかず

カオラートゲーンでは、カレーだけでなく炒め物系のおかずもよく選ばれます。たとえば、ガパオ炒め、野菜炒め、豚肉や鶏肉の炒め物、唐辛子やハーブを使った辛めの炒め物など、ご飯に合う味の濃いおかずが多く並びます。

炒め物系は、汁気の多いカレーと比べて味がはっきりしているものが多く、肉や野菜をしっかり食べたいときにも向いています。辛い料理もありますが、野菜炒めや甘辛い味付けの炒め物なら、タイ初心者でも比較的食べやすいです。

主なおかず

  • パットガパオ
  • パットプリックゲーン
  • ムーパットキン
  • ガイパットキン
  • パットパックルアム
  • パットウンセン
  • パットペット
  • パットナムプリックパオ
  • ムーパットクラティアム
  • ガイパットメットマムアン

揚げ物や卵料理

辛い料理が苦手な人におすすめしやすいのが、揚げ物や卵料理です。揚げ魚、揚げ豚、揚げ鶏、タイ風オムレツのカイチアオ、目玉焼きのカイダーオなどは、辛いおかずと組み合わせやすい定番の選択肢です。

特に卵料理は、辛さをやわらげたいときに便利です。カレーや辛い炒め物だけを選ぶと味が強くなりすぎることがありますが、卵料理や揚げ物を一緒に選ぶと、味のバランスが取りやすくなります。初めてカオラートゲーンを食べるなら、辛いおかず+卵料理の組み合わせはかなり安心です。

肉系の主なおかず

  • ムートート
  • ガイトート
  • プラートート
  • ムークロープ
  • ムーワーン
  • ムーデーン
  • ガイヤーン
  • ルークチントート
  • 揚げ魚のチリソースがけ
  • 豚肉や鶏肉の甘辛煮

卵系の主なおかず

  • カイチアオ
  • カイダーオ
  • カイパロー
  • カイパロー・ムー
  • カイペットパロー
  • ヤムカイダーオ
  • カイチアオムーサップ
  • カイチアオチャオム

野菜のおかずや副菜

カオラートゲーンの店では、肉やカレーだけでなく、野菜を使ったおかずが並ぶこともあります。空芯菜炒め、キャベツや豆類の炒め物、ナスを使ったカレー、ゆで野菜、ナムプリックと呼ばれる辛いディップ系の副菜など、野菜をしっかり食べられるおかずもあります。

野菜系のおかずは、店によって味付けが大きく変わります。あっさりした炒め物もあれば、唐辛子や発酵調味料を使ったクセのある副菜もあります。見た目だけでは辛さがわかりにくいものもあるため、心配な場合は少量から試すか、辛くなさそうなおかずと組み合わせるのがおすすめです。

野菜系の主なおかず

  • パットパックブン
  • パットカナー
  • パットマクア
  • パットトゥアゴーク
  • パットパックルアム
  • パットファクトーン
  • パットマラ
  • ナスや豆を使った炒め物
  • 野菜入りのカレー
  • ゆで野菜

副菜・その他の主なおかず

  • ナムプリック
  • ナムプリックカピ
  • ラープ
  • ヤムウンセン
  • ソムタム
  • ヤムカイダーオ
  • 魚や海鮮を使った辛い和え物
  • サラダ系のおかず
  • 漬物系のおかず
  • 辛いディップと野菜のセット

店によって並ぶおかずが違う

カオラートゲーンの面白さは、店によって並んでいるおかずがまったく違うことです。朝から営業している店、昼食向けの食堂、市場の総菜コーナー、南部料理を出す店など、場所や時間帯によって選べる料理が変わります。つまり、カオラートゲーンは決まったメニューを食べるものではなく、その店に並んでいるおかずを選ぶ食べ方です。

そのため、同じ「カオラートゲーン」でも、ある日はカレーと卵料理、別の日は炒め物と揚げ物というように、毎回違う一皿になります。観光客向けのレストランでは出会いにくい家庭的なおかずや、地元の人が普段食べている料理に出会えるのも、カオラートゲーンならではの魅力です。

俯瞰して確認した結果、今回は「カレー・炒め物・揚げ物/卵・野菜/副菜・店ごとの差」という5分類にするのが一番わかりやすいです。料理名を細かく並べすぎると初心者には読みにくくなるため、現地で選ぶときに役立つ分類を優先しました。

カオラートゲーンはどこで食べることができる?

ローカル食堂で食べるのが定番

カオラートゲーンを食べるなら、まず探したいのがタイのローカル食堂です。店先に大きな鍋や銀色のトレーが並び、そこに作り置きのおかずがずらっと置かれている店では、カオラートゲーンを食べられる可能性が高いです。

ローカル食堂では、メニュー表を見て注文するというより、並んでいるおかずを見ながら選ぶのが基本です。観光客向けのレストランよりも地元の人が多く、タイ人の普段の食事風景を感じられるのが魅力です。オフィス街や住宅街、学校の近くなどでは、朝食や昼食の時間帯に多く見かけます。

市場や屋台でも見つけやすい

市場や屋台街でも、カオラートゲーンはよく見かけます。特に朝市や昼どきの市場では、ご飯とおかずを組み合わせて販売している店が多く、地元の人が朝食や昼食として利用しています。市場の一角におかずが並んでいて、そこから好きなものを選ぶスタイルの店は、ローカル感を味わいやすい場所です。

市場では、その場で食べられる店もあれば、持ち帰り中心の店もあります。ご飯にのせてもらって食べるだけでなく、おかずだけを袋に入れて持ち帰る人も多いです。観光地の屋台よりも、地元の人が多い市場の方が、日常食としてのカオラートゲーンに出会いやすいです。

初心者にはフードコートもおすすめ

タイ初心者がカオラートゲーンに挑戦するなら、ショッピングモールのフードコートもおすすめです。ローカル食堂や市場より入りやすく、清潔感があり、料金もわかりやすいことが多いため、初めてでも注文しやすい環境が整っています。

フードコートでは、複数のおかずを選んでご飯にのせる店が入っていることがあります。料理名がわからなくても、並んでいるおかずを指差せば注文できるので、タイ語に自信がない人でも安心です。ローカル食堂に行く前の練習として、まずはフードコートで試してみるのも良い方法です。

朝食や昼食の時間帯に食べやすい

カオラートゲーンは、タイでは朝食や昼食として食べられることが多いローカルごはんです。朝から昼過ぎにかけて営業している店では、作りたてのおかずが多く並び、選べる種類が多い時間帯に出会いやすくなります。

一方で、夕方以降は人気のおかずが売り切れていたり、店自体が閉まっていることもあります。いろいろなおかずの中から選びたい場合は、昼食のピーク前後を狙うとよいでしょう。特にオフィス街や市場周辺では、地元の人でにぎわう時間帯に行くと、人気の店も見つけやすいです。

観光地では少しローカルな通りを探す

バンコクやチェンマイ、パタヤ、プーケットなどの観光地でも、カオラートゲーンを食べられる店はあります。ただし、観光客向けの大通り沿いよりも、少し路地に入った場所や市場の近くの方が、地元の人向けの食堂を見つけやすいです。

探すときの目印は、店頭におかずの入った鍋やトレーが並んでいるかどうかです。メニュー表がなくても、おかずが見える状態で並んでいて、地元の人がご飯と一緒に注文している店なら、カオラートゲーン形式で食べられる可能性があります。おかずが並んでいる店を探すと覚えておくと、旅行中でも見つけやすくなります。

カオラートゲーンは、特別なレストランで食べるものというより、タイの街中にある食堂・市場・屋台・フードコートで気軽に食べられるローカルな食事スタイルです。初めてならフードコート、より現地らしい雰囲気を味わいたいなら市場やローカル食堂を選ぶと、自分に合った楽しみ方ができます。

カオラートゲーンの注文方法

まずは注文の流れをざっくり把握する

カオラートゲーンの注文は難しそうに見えますが、流れさえわかれば意外とシンプルです。料理名を知らなくても、店先に並んでいるおかずを見ながら選べるため、タイ語が苦手な旅行者でも挑戦しやすい食事スタイルです。

基本の流れは、以下のようなイメージです。

  1. 店員さんに声をかける
  2. 店内で食べるか、持ち帰るかを伝える
  3. ご飯にのせるおかずの数を決める
  4. 食べたいおかずを指差しで選ぶ
  5. 料理を受け取り、会計する

店員さんに声をかけるときは、男性なら「コートー クラップ」、女性なら「コートー カー」と言うと、「すみません」という意味になります。無理に長いタイ語を話そうとしなくても、指差しと簡単な言葉だけで注文できるのがカオラートゲーンの良いところです。

店内で食べるか、持ち帰るかを伝える

注文するときに最初に決めておきたいのが、その場で食べるのか、持ち帰るのかです。ローカル食堂やフードコートでは皿に盛って出してくれることが多く、市場や屋台では袋や容器に入れて持ち帰る人も多く見かけます。

店内で食べたい場合は、席に座る前に注文して、料理を受け取ってから席に行く流れが一般的です。持ち帰りたい場合は、袋や容器に入れてもらいます。タイ語では、持ち帰りなら「サイ トゥン」、ここで食べるなら「ギン ティーニー」と言いますが、言葉が出てこなくても、店内の席を指したり、持ち帰る仕草をしたりすれば伝わることも多いです。

初めての場合は、店内で食べる方が注文後の流れを確認しやすいです。市場や屋台では持ち帰り中心の店もあるため、席があるかどうかも軽く見ておくと安心です。

ご飯にのせるおかずの数を決める

次に、ご飯にのせるおかずの数を決めます。カオラートゲーンでは、1種類だけのせることもできますが、2種類のせ、3種類のせにする人も多いです。おかずの数が増えるほど、料金も少しずつ上がることが一般的です。

初めて食べるなら、2種類のせが一番バランスを取りやすいです。たとえば、辛めのカレーと卵料理、炒め物と揚げ物、汁気のあるおかずと肉系のおかずを組み合わせると、味に変化が出て食べやすくなります。

タイ語で言うなら、1種類は「ヌン ヤーン」、2種類は「ソーン ヤーン」、3種類は「サーム ヤーン」です。ただし、無理にタイ語で言わなくても、指で数を示せば伝わることが多いです。数字は指で見せるだけでも十分伝わります

食べたいおかずを指差しで選ぶ

おかずの数を決めたら、店先に並んでいる料理の中から食べたいものを選びます。料理名がわからなくても、食べたいおかずを指差して「これ」と伝えれば、ご飯にのせてもらえます。

タイ語で「これ」は「アンニー」です。より注文らしく言うなら「アオ アンニー」で、「これをください」という意味になります。ただ、実際には言葉よりも、食べたいおかずをはっきり指差すことの方が大切です。

複数のおかずを選ぶときは、1つ目を指してから、次に2つ目を指すと伝わりやすいです。おかず同士が近くに並んでいる場合は、曖昧に指すと違うものがのってしまうこともあるので、少し近づいて指すと安心です。

辛さや苦手な食材が不安なときは確認する

カオラートゲーンのおかずは、見た目だけでは辛さがわかりにくいことがあります。赤くないのに辛いものもあれば、カレーのように見えても意外とまろやかなものもあります。辛いものが苦手な人は、注文前に確認しておくと安心です。

辛くないものを選びたいときは、「マイペット?」と聞くと、「辛くない?」という確認になります。店員さんが辛いかどうかを教えてくれたり、辛くないおかずをすすめてくれたりすることもあります。辛さが不安な人は、卵料理や揚げ物を一緒に選ぶと食べやすくなります。

また、魚、内臓、発酵系の調味料、強いハーブが苦手な人は、見た目だけで判断しない方が安心です。わからない場合は、最初から冒険しすぎず、肉系のおかずや卵料理など、比較的わかりやすいものを選ぶと失敗しにくいです。

カオラートゲーンの注文は、最初だけ少し緊張しますが、実際には「声をかける」「食べる場所を伝える」「数を決める」「指差しで選ぶ」という流れで進みます。料理名を知らなくても注文できるので、タイのローカル食堂に挑戦したい人にとって、かなり入りやすい食事スタイルです。

カオラートゲーンをもっと楽しむコツ

迷ったら地元の人が選んでいるおかずを見る

カオラートゲーンの店では、たくさんのおかずが並んでいるため、初めてだと何を選べばいいか迷ってしまうことがあります。そんなときは、まず地元の人がどのおかずを選んでいるかを見てみましょう。

よく選ばれているおかずは、その店で人気がある料理の可能性が高いです。特に昼食の時間帯は、地元の人が次々と注文していくため、人気のおかずを見つけやすいタイミングです。料理名がわからなくても、他の人が選んでいるものを参考にすれば、失敗しにくくなります。

辛いおかずと食べやすいおかずを組み合わせる

カオラートゲーンを楽しむコツは、味のバランスを考えて選ぶことです。辛いカレーや炒め物だけを選ぶと、途中で辛さが強く感じられることがあります。反対に、揚げ物や卵料理だけだと、少し単調に感じることもあります。

おすすめは、辛いおかずを1つ選んだら、卵料理や揚げ物、甘辛い肉系のおかずなどを組み合わせることです。たとえば、辛めのカレーにカイチアオを合わせたり、炒め物にムートートを合わせたりすると、辛さ・食感・満足感のバランスが取りやすくなります。

最初は2種類のせから試してみる

初めてカオラートゲーンを食べるなら、最初は2種類のせがおすすめです。1種類だけだと少し物足りなく感じることがあり、3種類以上にすると味が混ざりすぎて、それぞれのおかずの特徴がわかりにくくなることがあります。

2種類のせなら、カレー系と卵料理、炒め物と揚げ物、野菜系と肉系というように、組み合わせを楽しみやすいです。まずは自分が食べやすそうなおかずを1つ選び、もう1つで少しタイらしい味に挑戦すると、無理なく楽しめます。

時間帯によって並ぶおかずが変わる

カオラートゲーンは、行く時間帯によって楽しみ方が変わります。朝や昼前はおかずの種類が多く、作りたてに近い料理が並んでいることが多いです。一方で、昼過ぎや夕方になると、人気のおかずが売り切れていることもあります。

いろいろなおかずから選びたいなら、朝食や昼食の時間帯を狙うのがおすすめです。特に地元の人でにぎわっている店は、回転が早く、料理も新しく補充されやすい傾向があります。にぎわっている時間帯に行くと、カオラートゲーンらしい活気も感じられます。

完璧に注文しようとしすぎない

カオラートゲーンは、きれいなレストランでメニューを見ながら注文する食事とは少し違います。店先に並んだおかずを見て、気になったものを選び、その場の雰囲気も含めて楽しむローカルな食事スタイルです。

タイ語がうまく話せなくても、料理名がわからなくても、指差しや簡単な言葉で十分注文できます。思っていた味と少し違うおかずに出会うこともありますが、それもカオラートゲーンの面白さです。地元の人と同じように気軽に選んで食べることが、いちばんの楽しみ方です。

カオラートゲーンは、正解の組み合わせが決まっている食べ物ではありません。店によって並ぶおかずが違い、選び方によって毎回違う一皿になります。最初は食べやすい組み合わせから始めて、慣れてきたら少し辛いおかずや見慣れない料理にも挑戦してみると、タイのローカルごはんをより深く楽しめます。

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