サンダル(レディース)の種類や素材などを解説します。レディースサンダルには多くの種類があり、購入の際には種類だけでなく『素材』や『ヒール』なども確認しなくてはいけません。ここではサンダル(レディース)の種類や特徴、選び方を解説していきます。
レディースサンダルには、
- 種類や特徴
- ヒールの種類や形状
- 素材の種類
など、多くの種類や選択肢があります。
ここではそんなレディースサンダルの種類や特徴、選び方を紹介していきます。
1)レディースサンダルの選び方
女性がサンダルを選ぶ際には自分の好みで購入するだけでなく、さまざまなポイントを考えなければいけません。ここでは『レディースサンダルの選び方』について解説していきます。
【1】用途に合わせて選ぶ
レディースサンダルを選びにおいて、まずは『どういった用途で着用するか』といポイントを考えなければいけません。
オフィスや通勤時であれば、ヒールに高さがあり、動いてもズレにくいものだったり…ビーチやリゾートへいくのであれば動きやすく、濡れても平気なものを選ぶなど、用途によって選び方を考える必要があります。
そのほかにも、アクティブなシーンであればクッション性が高く動きやすいのも、ファッションに合わせるのであればデザイン性の高いものなど、用途は様々です。
【2】ヒールの種類や高さで選ぶ
レディースサンダルを選ぶ際に重要なポイントのひとつが、『ヒールの高さ』です。ヒールの形状や高さによって見た目の雰囲気や履き心地が大きく変わってきます。
ヒールの特徴については後に解説していきますが、ヒールの選び方によって美脚効果や脚長効果を期待できたり、疲れにくさや安定感などが大きく変わってきます。
【3】素材で選ぶ
レディースサンダルは使用する素材がさまざまあり、この素材によって『デザイン』や『履き心地』が大きく変わってきます。
レザーやスウェードは高級感がありデザイン性が高いのが魅力だったり、合成素材やEVA樹脂どは軽くて柔軟性があり耐水性があるなどさまざまな特徴があります。
【4】歩きやすさで選ぶ
愛用サンダルを見つけるには『歩きやすさ』というのも考えなくてはいけません。
ヒールは高くなればなるほど安定感がなくなるため、歩きやすさを求めるのであれば1〜2cmのヒールにしたり、厚底のものやウェッジソールのタイプのサンダルを選ぶ必要があります。
脚のクッションの役割をしてくれるソールの厚さや素材も足の疲労に大きく影響してきます。ソールがペラペラすぎたり足の幅が欲しすぎたりすると、歩きにくく疲れやすいので注意が必要です。
アウトドアで大活躍のスポーツサンダルなどはクッション性が高く、快適性に優れているなど用途によって選ぶ必要があります。
2)レディースサンダルの種類と特徴
ここからはレディースのサンダルの種類と特徴を紹介していきます。
【1】アンクルストラップサンダル
足首にベルトストラップがあしらわれたデザインのサンダルのことを『アンクルストラップ』といいます。ストラップで足首が固定されているためヒールが高くても歩きやすいのが特徴です。
ヒールの高いものや華奢なデザインのものも多くありますが、足をしっかりと固定してくれるストラップがあるので安定感は抜群です。
【2】バックストラップサンダル
足首ではなく踵部分にひっかけるストラップがあるサンダルのことを『バックストラップサンダル』といいます。アンクルストラップやバックストラップ付きのサンダルのことを『ストラップサンダル』ともいいます。
【3】サボサンダル
サボ(sabot)とは木靴のことを意味します。木をくり抜いたようなデザインのサボはヒールがコルクウッド調になっているのが特徴です。
従来のサボといえば爪先までかわで覆われているタイプで、皮とコルクのコンビは高級感あふれる見た目でコーデをワンランクアップさせます。サンダルだとつま先がオープントゥのデザインが多く出ています。
【4】レースアップサンダル
レースアップサンダルは名前の通り紐で編み上げて足をホールドするタイプのサンダルのことをいいます。紐だけのヌーディーなデザインからアッパーがついているタイプなどのホールド力の高いデザインのものもありますが、足首で編み込んで履くタイプのサンダルを『レースアップサンダル』といいます。
さりげない色気を演出できる大人な可愛いアイテムです。
【5】コンフォートサンダル
コンフォートサンダルとは足に優しい快適な履き心地のサンダルのことをいいます。ユニセックスのものが多く男性が履いているのをよく見かけるのではないでしょうか。コンフォート(快適)という名前の通り長時間履いていても疲れないのが特徴です。
【6】ミュール
かかとを覆わないヒールのある靴の総称を『ミュール』といいます。ミュールはかかと部分がないので突っかけて履くことができるので楽に履くことができ、リラックスしたアイテムとの相性がとても良いのが特徴です。
本来は足の甲から爪先までが覆われているのがミュールでしたが、つま先が空いているオープントゥタイプのものも増えてきています。
【7】トングサンダル
親指と人差し指の間で挟むタイプのものや、親指だけで支えるデザインのものをを『トングサンダル』といいます。ビーチサンダルもトングサンダルの一種ですが、デザイン性が高いのがトングサンダルの特徴です。
【8】ビーチサンダル
形はトングサンダルと同じですが、ビーチで使うために作られているのがビーチサンダルです。安価なうえに様々なところで売られているため、手に入れやすいアイテムです。
「安い」「ダサい」「壊れやすい」などよくないイメージの多いビーチサンダルですが、最近では耐久性の高い素材で作られていたり、デザイン性に優れているものやレザーで作られているものもあり、ビーチで使うためだけでなくタウンユースとしておしゃれに着こなす方も多くいます。
【9】シャワーサンダル
シャワーサンダルはぺったんこで突っかけて履くことができるタイプのことをいいます。写真を見てわかるようにぱっと見で誰もがシャワーサンダルの形がわかるはずです。
シャワーサンダルというとスポーツシーンなどを思い浮かべるかと思いますが、最近ではタウンユースでも大人気。カジュアルでリラックスした着こなしにぴったりのサンダルです。
【10】スポーツサンダル
ユニセックスで使えるスポーツサンダルはベルクロタイプのデザインが多くアウトドアを連想させるデザインが多いのが特徴です。
アウトソールはゴム素材でできており耐水性が高く、夏のレジャーなどには最適なアイテムです。見た目もおしゃれなものが多く、街中でもレジャーでもさまざまな場所で大活躍してくれるサンダルです!
3)ヒールの種類と特徴
サンダルを選ぶ際に重要になってくるのがヒールのタイプです。このヒール形により足を長くきれいに見せたり、足への負担が大きく変わってくるので、ヒール選びはとても大切です。
【1】ヒールサンダル
ヒールのあるサンダルをまとめて『ヒールサンダル』といいます。定番のヒールサンダルは足全体や足首を綺麗に見せて魅力的な足元にしてくれます。
大人っぽいデザインから可愛さの出せるものまで様々な種類のサンダルがあるのが特徴です。
【2】フラットサンダル
ヒールサンダルとは対照的にヒールがなくアウトソール(サンダルの裏の部分)がフラットなデザインのサンダルを『フラットサンダル』といいます。フラットサンダルは身長こそ盛れませんが、大人っぽい印象にしてくれるアイテムです。
ぺったんこ(フラット)な作りなので足も疲れにくくて、気軽に履くことができます。
【3】ウェッジソールサンダル
厚底で、靴底は平らになっており、つま先が低くかかとに向かって高くなっていくデザインで、横から見たら三角形になるデザインのものを『ウェッジソールサンダル』といいます。コルクやウッド調のものが多く、プラットフォームという名称で呼ばれることもあるデザインです。
足全体の重心を安定させるなど安定感重視のヒールですが、しっかりと足元をきれいに見せてくれます。ヒールタイプだと疲れてしまう人にはおすすめです。
【4】厚底サンダル
大人っぽさの中に可愛さを見せたいのであれば厚底がおすすめ。厚底なので身長を高く見せてくれることはもちろん、おしゃれな見た目と脚長効果や美脚効果が人気の秘訣です。
クール、ガーリー、フェミニン、カジュアルなどの様々なコーデにも合わせやすく、きれいめな足元を演出してくれます。
4)素材の種類と特徴
こだわって欲しいのが素材感です。おしゃれなデザインのサンダルでも安っぽい素材や暑苦しい見た目ではコーデが台無しになってしまいます。
【1】ジュートサンダル
フラットサンダルやウェッジソールで用いられるジュート素材。ジュートとは黄麻(こうま)という植物からとれる繊維のことをいいます。細い網のような粗い天然素材の繊維でソールが作られていたらそれは『ジュートサンダル』です。
ジュートサンダルは涼しげなナチュラルコーデにぴったりで、ジュート素材は汗もすぐに乾き快適な履き心地を味わうことができます。
【2】クリアサンダル
クリア素材で作られているサンダルを『クリアサンダル』といいます。透明なものから色や柄付きのデザインなど様々な種類のあるクリアサンダルは人気急上昇中です。
【3】スウェードサンダル
高級感あるスウェードの見た目が大人っぽさを演出してくれます。暑苦しく感じるスウェード素材もサンダルに取り入れれば大人なトレンドアイテムに大変身してくれます。
【4】ファーサンダル
ファーがどこかに使用されていたらそれは『ファーサンダル』です。ファーサンダルは履きやすさを重視したサンダルにファーがついており、足元にキュートなボリューム感を与えてくれます。
5)この記事のまとめ
いかがでしょうか。レディースサンダルにはさまざまな種類があり選ぶ際には下記のポイントを考える必要があります。
・用途
・ヒールの種類、高さ
・素材
・歩きやすさ
などを考える必要があります。この記事が少しでもみなさまのお役に立てれば幸いです。