タイ『トゥクトゥク』とは!タイのタクシーは3種類あり、『タクシー』『バイクタクシー』『トゥクトゥク』があります。タイに訪れたからには一度は乗ってみたいトゥクトゥク。ここではトゥクトゥクの『乗り方』や『トゥクトゥク』について解説していきます。
タイのトゥクトゥクとは
トゥクトゥクは東南アジアなので多く普及している『三輪タクシー』のことを言います。
呼び方は各国によって異なり、インドやパキスタンでは『リクシャー』、フィリピンでは『トライシクル』、タイやラオスでは『トゥクトゥク』、バングラディシュでは『スリーホイラー』など、呼ばれ方は国によって様々です。
タイでは、『トゥクトゥク』は通称で、正式には三輪を意味する『サムロー』と呼びます。
トゥクトゥクはどういう時に乗るのか?
タイではタクシーかバイタク(バイクタクシー)が基本なので、トゥクトゥクはあまり利用されていません。
長距離であれば冷房の効いたタクシーがおすすめですし、近場であれば車の横をすり抜けていけるバイタクがおすすめです。
トゥクトゥクは、
・タクシーが捕まらない
・複数人で短距離の移動
・トゥクトゥクに乗ってみたい
そんな時にトゥクトゥクはおすすめです。
タイのトゥクトゥクはどこで乗ることができる?
タイのトゥクトゥクは、
・観光地
・有名な寺院
・ショッピングモール
・繁華街
・主要駅
・マーケット周辺
であれば必ずと言っていいほど客待ちのトゥクトゥクが停まっています。
タイ在住者はトゥクトゥクに乗るのか?
実際にタイ暮らしが長い方やタイを知っている方は、タクシーやバイタクなどとトゥクトゥクを比較すると、
・料金が高い
・交渉が面倒
・利便性が良くない
・騙される
など、トゥクトゥクに乗る機会はほとんどない『0』といっても良いでしょう。
よって『トゥクトゥクに乗る外国人=観光客』という考えになり、ぼったくろうとするドライバーが多くいます。
タイのトゥクトゥク:料金の相場
トゥクトゥクにはタクシーのようにメーターがないため『事前に料金交渉』をする必要があります。
料金の目安として、
徒歩10分程度の距離:40バーツ前後
徒歩20分程度の距離:50バーツ前後
徒歩30分程度の距離:70バーツ前後
※渋滞などにより割増になる場合があります。
実際には運転手の言い値なので、倍以上の金額からスタートすることになると思うので、上記の金額を目安に自分の納得のいく金額で乗るようにしましょう。
事前に料金交渉をしないと、目的地に到着してから相場以上の金額を求められる場合があるので注意が必要です。
タイのトゥクトゥク:乗り方
ここからは、タイのトゥクトゥクの乗り方や料金交渉について解説していきます。
STEP1:トゥクトゥクを拾う
トゥクトゥクは、観光地や繁華街・駅などで客待ちをしているトゥクトゥクであれば直接その客待ちしているトゥクトゥクまで行き料金交渉を行います。
街中を走っているトゥクトゥクなどを止める際は、『腕を斜め下方向に出し』トゥクトゥクを止めます。
※『腕を斜め下方向に出す』というのがタイのタクシーなどの止め方で、日本のように手を上に上げて止めると『観光客だ!ぼったくろう』となってしまうので注意が必要です。
詳しくはタイのタクシーの乗り方をご参照ください。
STEP2:料金交渉を行う
トゥクトゥクに乗車する前に、行き先を告げ『料金交渉』を行ってください。
観光地や繁華街などのトゥクトゥクは『ぼったくり価格』で料金を提示してくる場合があります。
先ほども解説したようトゥクトゥク料金の目安が、
徒歩10分程度の距離:40バーツ前後
徒歩20分程度の距離:50バーツ前後
徒歩30分程度の距離:70バーツ前後
※渋滞などにより割増になる場合があります。
なので、上記の料金を参考にするようにし、両者が納得いく料金で乗車するようにしましょう。
STEP3:トゥクトゥクに乗車
料金に同意をしたらトゥクトゥクに乗り込みます。
トゥクトゥクに乗車中は振り落とされたり、荷物を盗られたり落とさないよう注意しましょう。※後に解説。
STEP4:料金の支払い
目的地に到着したら、乗車前に決めた料金を支払います。
支払いの際は、
1,000バーツや500バーツなどの高額紙幣だと運転手がお釣りを持っていない場合があるので、なるべく100バーツ 紙幣以下(100バーツ、50バーツ、20バーツ)や硬貨で支払うようにしましょう。
※支払い時にチップは必要ありません。
トゥクトゥクに乗る際の注意点
客待ちのトゥクトゥクは要注意
トゥクトゥクに乗車する際に注意して欲しいのが、
・観光地
・ショッピングモール
・有名寺院周辺
など、観光客が集まるような場所には必ずと言っていいほどトゥクトゥクが客待ちをしています。
この客待ちをしているトゥクトゥクは観光客目当てなので『ぼったくり価格』を提示してくる場合があるので注意してください。
『ぼったくり価格』を提示されたら、乗車しないことが正解なので絶対に乗車せず他のトゥクトゥクを探しましょう。
トゥクトゥク乗車中は荷物に要注意
トゥクトゥクに乗車中は持っている荷物に注意しましょう。
トゥクトゥクはドアや窓などがないため、手元や足元にある荷物が狙われやすくなっています。
信号待ちしている時や、追い越しの時に後ろから来たバイクに荷物を盗られてしまうというケースも多くあります。
別の場所に案内してくる
トゥクトゥクに乗車していると、
・その場所は今日は休みだ!
・いいお店がある
・そこは危険だ!
など、目的地以外の場所に連れて行こうとするドライバーがいます。
これはお店とドライバーが繋がっていて、結果的にコピー用品や法外なお金を騙し盗られるというケースもあります。
深夜の一人乗車、女性の一人乗車は避けよう
女性男性に限らず深夜の一人乗車や女性の一人乗車はできるかぎり控えるようにしましょう。
一人乗車では上記で解説した『別の場所に案内』をしてくるなどのターゲットになりやすくなってしまいます。
トゥクトゥク、タクシーの女性の一人乗車は性犯罪の危険もあるため控えるようにしましょう。