みなさんはタイの『禁酒日』というものをご存知でしょうか?タイには禁酒日というものがあり、その日はお酒の販売が禁止されています。ここでは『2021年のタイの禁酒日カレンダー』と『禁酒日の注意点』を解説していきます。
2020年:タイの禁酒日カレンダー
2021年のタイの祝日・禁酒日カレンダーとなります。
![タイ 祝日 2021年](https://thailand-navi.com/wp-content/uploads/2020/12/タイ 祝日 2021年-1.jpg)
上記の表はタイの祝日及び禁酒日のカレンダーになります。主に『仏教上の祝日』や『選挙日』は禁酒日になります。
上記の赤文字の禁酒日は決定事項ですが、その他にも選挙や急遽の禁酒日などがあればお酒の販売が禁止されます。
例えば…2021年10月にある『オークパンサー(出安居)』も基本的に禁酒日になります。
10月13日のラーマ9世の崩御日は、2018年2019年と禁酒日にはなっていないので、2021年も禁酒日にはなりません(自ら自粛するタイ人もいます)。
上記のカレンダーはあくまで予定なので、詳細は各関係機関にてご確認ください。
そもそもタイの禁酒日とは
![バー ワイングラス](https://thailand-navi.com/wp-content/uploads/2019/12/AdobeStock_172176514.jpg)
タイには禁酒日というものがあり、この禁酒日にはタイ人はもちろん、旅行者も含めお酒の販売・購入ができなくなります。
厳密にいうと、禁酒日というのは『お酒を飲んではいけない日』ではなく、アルコールの販売を小売店や飲食店に禁止する法律で、販売した店舗には罰金等の罰則があります。
なので、レストランなどではアルコールの提供は中止しながら営業しているお店がほとんどで、タニヤ、パッポン、ナナプラザなどの歓楽街はほとんどのお店が営業をしておりません。
外資系や日系の居酒屋やレストランなどのお店もお酒の提供をしていないことがほとんどで、仮に提供していたとしてもお酒の販売は違法であるということを肝に銘じた行動をとるようお願いいたします。
タイで禁酒日はお酒を飲むことができないのか?
上記で解説したように、『禁酒日=お酒を飲んではいけない日』ではないので、もともと購入しておいたアルコールを部屋で飲む分には問題ありません。
ですが、外でのパーティや飲食店にお酒を持ち込むなど表立って飲むことはできませんので、そこは現地の風習に従うようにしましょう。
タイはお酒を購入できる時間が決まっている?
![ワイングラス 男性](https://thailand-navi.com/wp-content/uploads/2019/12/AdobeStock_185665084.jpg)
『タイではお酒を購入できる時間が決まっている』ということを聞いたことがありませんか?そうなんです。タイでは禁酒日意外にも『酒類販売可能時間』というものが決まっているのです。
■ 11:00〜14:00
■ 17:00〜24:00
上記の時間がお酒を購入できる時間帯です。
タイは時間にルーズだから大丈夫でしょう?と思う方も多いかもしれませんが、この時間を1分でも過ぎたら販売してくれません。
というのも、コンビニやスーパーなどのレジは販売時間を記録しているからで、定期的にある役所のチェックで違反が明らかになると、そのお店が罰せられるからです。
逆に、そういった販売時間を記録していないようなところであればお酒の購入できるお店が多々あります。意外とこの『酒類販売可能時間』を守らないところも多くあるようです。
この記事のまとめ
いかがでしたか。ここではタイの『禁酒日』と『酒類販売可能時間』というものを解説してきました。外国では外国のルールというものがあります。
外国には日本では考えられないようなルールや風習、マナーなどがたくさんあります。『郷に入っては郷に従え』というように、タイではタイのルール、マナーを守るようにしましょう。
この記事がみなさまのお役に立てれば幸いです。