タイ語で「乾杯」は何て言う？日本で乾杯のあいさつは「かんぱ～い」が定番かもしれませんが、タイではどうなのでしょう…。タイにももちろん「乾杯」の言葉があります。ここではタイ語の「乾杯」やお酒の場で使いそうなフレーズを紹介していきます。

タイ語で「乾杯」は何？

タイ語で「乾杯」は「チョンゲーオ」です。

乾杯：チョンゲーオ（ชนแก้ว）

チョン：当てる
ゲーオ：コップ

と言う意味があり、直訳すると「コップを当てる」といった意味になります。

ではコップ以外の物は言い方が違うのか？

缶：グラポーン（กระป๋อง）
瓶：クワット（ขวด）

など…容器が変わるといい方が変わるかというとそうではなく、基本的にはどんな場面でも乾杯は「チョンゲーオ」です！

この「チョンゲーオ」は日本で言うところの「かんぱーい」のような言葉なので、乾杯の時に「チョンゲーオ」と言われたら「チョンゲーオ」と返せばOKです。

タイ語で「万歳」もよく使う！

万歳：チャイヨー（ไชโย）

タイ語の「チャイヨー」には「万歳」という意味があります。

スピーチの後に「チャイヨー チャイヨー チャイヨー」のチャイヨー三唱などにも使う言葉ですが、乾杯の時にもよく使われる言葉です。

結婚式や会社関係などオフィシャルな場で使われることが多い「チャイヨー」は、グラスを持ち代表者が「チャイ」と言ったらみんなで「ヨー」と言いそれを3回繰り返すのがタイ式の乾杯の音頭です！ 日本の万歳三唱と一緒ですね。

タイ語で「一気（一気飲み）」

タイ語で一気（イッキ）は「モッゲーオ」と言います。

一気：モッ（ト）ゲーオ（หมดแก้ว）

モッ（ト）：なくなる、終わる、尽きる
ゲーオ：コップ

という意味があり、直訳すると「コップの中身をなくす」となり一気飲みのニュアンスで使われている言葉です。

飲みの場を盛り上げてくれるこの言葉は、飲み屋やナイトスポットなどで多く使われている言葉なので、お酒が好きな方は覚えておきましょう！

タイ語で「酔う」・「酔っぱらう」

タイ語で酔うは「マオ（เมา）」で「酔っぱらった」は酔うの「マオ」に完了形の「レーオ」をつけて「マオレーオ（เมาแล้ว）」と言います。

マオレーオ：酔っぱらう

マオ：酔う
レーオ：完了形

という意味があり、この「マオレーオ」で「酔っぱらった～」という意味になります。

タイ語で「酔っぱらった？」

相手が酔っぱらったか確認したいときは「マオ ルヤン？」と言います。

酔っぱらった？：マオ ルヤン

マオ：酔う
ルヤン：もう～した

という意味があり、「酔っぱらった？」という意味になります。

返答としては、

酔っぱらった：マオレーオ（เมาแล้ว）
まだだよ：ヤン（ยัง）
まだ酔ってないよ：ヤン マイマオ

などの返答の仕方があります。

タイ語で「酔っぱらい」

タイ語で酔っぱらいのことを「キーマオ」と言います。

酔っぱらい：キーマオ（ขี้เมา）

キー：うんこ
マオ：酔う

という意味があり、うんこを意味する「キー」は様々な単語の前に持ってくることでその言葉をネガティブにします。

タイの酔っぱらいに効く料理

タイには「パッキーマオ」という有名な料理があるのですが、「パッ（炒める）キーマオ（酔っぱらい）」という名前の通り「酔っぱらい炒め」という料理があります。

酔っぱらい何て名前がつく料理は一体どんな料理なのかというと…諸説ありますが「酔いがさめるほど辛い料理」という意味があります。

どんな意味があろうと、酔いがさめてしまうほど辛い料理ということには間違いありませんので、タイに訪れるからには一度挑戦してみてはいかがでしょうか？

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