ワットポーの行き方【2020年】タイ初心者でも誰でもワットポーに行けるよう解説していきます。ワットポーに行くには基本的に『タクシー』『電車』『水上バス』『ツアー』の4つの方法があります。ここではそれぞれの行き方を詳しく解説していきます。
ワットポーの基本情報
正式名称 | ワットプラチェートゥポンウィモンマンカラーラーム=ラーチャウォーラマハーウィハーン |
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名称 | ワット ポー(Wat Pho) |
タイ語 | วัดโพธิ์ |
住所 | 2 Sanamchai Road, Grand Palace Subdistrict, Pranakorn District, Bangkok |
営業時間 | 8:30〜18:30 |
拝観料 | 300バーツ(約900円) |
バンコクの王宮の南側に位置するワットポーは、トリップアドバイザーの『世界の人気観光スポット25選』にも選ばれたことがあるタイ屈指の有名寺院です。
タイマッサージや全長46m、高さ15mの涅槃像で有名なワットポーはタイの歴史がつまった神聖な寺院です。
ワットポーへの行き方は大きく分けて4種類
2019年に大きく変わったワットポーへのアクセス方法ですが、大きく分けて4種類あります。
【1】タクシーで直接行く方法
【2】地下鉄MRTを利用して行く方法(NEW)
【3】水上バスを利用する方法
【4】ツアーを利用する方法
大きく分けてこの4つの方法になります。
それでは、タイに行ったことがない方でもわかるようにそれぞれの行き方の特徴を解説していきます。
【1】タクシーで直接行く方法
タクシーで直接行く方法ですが、いうまでもなくホテルや自分の都合の良い場所からタクシーを呼ぶ(拾う)方法です。乗る場所によって金額は異なりますが、バンコク市内からだとおおよそ150〜300バーツ(約500〜1000円)でアクセス可能です。
タクシーで行く方法のメリットとして、
・楽に行くことができる
・複数人で行けば安い
・涼しい
などメリットはとても多くある一方、
・行き先が伝わらない
・場所、時間によっては渋滞に巻き込まれる
・メーターを使用してくれない
など、考えられる不安点もいくつかあります。この不安点の解決方法は後ほど詳しく解説していくのでご確認いただければと思います。
【2】地下鉄MRTを利用して行く方法(NEW)
2019年に地下鉄(MRT)の延伸によりワットポーには最寄り駅の『サナームチャイ駅』ができ、最寄り駅から徒歩5分とアクセスの方法がとても楽になりました。
・とても簡単で便利
・最寄り駅から徒歩5分
・料金は一番安い
・渋滞がない
などメリットがたくさんあり、今までは水上バスを利用しないとアクセスできなかったワットポーですが、この最寄り駅の登場により誰でも簡単にアクセスができるようになったのでとてもおすすめの行き方です。
【3】水上バスを利用して行く方法
今まではこの水上バス(チャオプラヤーエクスプレス)を利用して行く方法が一般的でした。ですが2019年の地下鉄MRTの延伸により、ほとんどこのアクセス方法が使われなくなってしまいました。
・乗り換えが多い
・暑い
・調べるのが大変
・所要時間が長い
など、『水上バスに乗ることができる』というメリット以外はほとんどメリットがないのでこの方法はおすすめしません。
【4】ツアーを利用して行く方法
このツアーを利用して行く方法ですが、ワットポーにツアーで行くというよりもバンコクの有名観光地『3大寺院』を観光するツアーが一般的です。
3大寺院とは『ワットポー』『ワットアルン』『ワットプラケオ』のことで、それぞれを観光するツアーやその他のアクティビティがセットになったツアーがあり、とてもおすすめです。
「最寄り駅ができたのにツアーが必要なの?」と感じてしまうかもしれませんが、それぞれの寺院間の移動には時間がかかり、暑いタイを歩くのは汗もかきます。そんな移動も楽に済ませてくれるのがツアーの存在です。
そのほかにも、ガイドさんがそれぞれの寺院を案内してくれるので、よりワットポーを楽しむことができます。
ここからは、それぞれのワットポーへのアクセス方法を詳しく解説していきます。
この記事のみでワットポーにアクセスできるよう解説していくので、ワットポーに行く方はぜひ参考にしてみてください。
ワットポーの行き方:タクシー
まずは、タイに行ったことがない方のためにタイのタクシーの特徴というのを少し解説していきます。
タイのタクシーを使用する際に知っておいて欲しいポイントとして『乗車拒否』や『メーターを使用しない』というタクシーがあるということを知っておいてください。
タイのタクシー:乗車拒否
『乗車拒否』とは、行き先が渋滞地域や渋滞しているところを通るような場所だと乗車を断られることがあります。
乗車拒否はとてもよくあることで、タイでは当たり前なので気にせず次のタクシーを探すようにしましょう。
タイのタクシー:メーターを使わない
『メーターを使用しない』というのは『ぼったくりタクシー』のことです。例えば通常のメーターなら100バーツで行くことができる場所でも『300バーツでいいか?』と通常よりも高い料金で交渉してくるタクシーのことです。
このタクシーの対処方法は『乗らない』でOKです。タイでは運転手側の乗車拒否が当たり前と解説しましたが、乗る側の乗車拒否も問題ありません。
それでは、ここからはタクシーで行く際の流れを解説していきます。
STEP1:タクシーを呼ぶ(拾う)
タクシーはホテルのフロントなどで呼んでもらえば比較的簡単に乗ることができます。街中で拾う場合などもあると思うので、その時は手を上げてタクシーをとめましょう。
※タクシーは緑や赤く光っているものが『空車』なので、ランプをチェックしましょう。もしもランプが光っていない場合は『乗車中』なので拾うことができません。
STEP2:タクシーが止まったら行き先を告げよう
行き先を告げる時にタクシー運転手が『窓を開けてくれる』もしくは『自分でドアを開けて行き先を告げる』というのが日本とは異なるタイスタイルです。
行き先を告げてからタクシーに乗るのですが、先ほども解説したようにぼったくりタクシーというのがいるので、乗る前に必ずメーターを使用するか確認しましょう。
簡単な流れはこんな感じになります。
『パイ ワットポー マイ カップ』
(ワットポーに行ってくれますか?)
『OK カップ』(OKの場合)
『NO』(NOの場合)
『マイ パイ カップ』(行かないです)
※行ってくれない場合や、無愛想に首を振るだけの運転手もいます。
(行ってくれない場合もあるのでその時は「OK」といって次のタクシーを待ちましょう)
『パイ メーター ダイマイ カップ?』
(メーターで行ってくれますか?)
『OK カップ』(OKの場合)
※メーターで行ってくれない場合は、ぼったくり料金です。断ってメーターを使ってくれる別のタクシーを探しましょう。
『コップン マ カップ』
(ありがとう)
ここではタクシーのやりとりを伝えましたが、正直なところ日本人のタイ語で『ワットポーに行きたい』と言っても伝わらないことが大半です!そんな時のために上の画像を事前に保存しておき、運転手に見せれば問題ありません。
STEP3:メーターを押したか確認
メーターで行ってくれるか確認したらタクシーに乗り、メーターボタンを押すか確認しましょう。メーターは押したら金額が赤(もしくは黒)など表示されます。メーターを押したことを確認したら到着するまでリラックスしておきましょう。
ワットポーの行き方:電車(地下鉄、MRT)
2019年に延伸した地下鉄(MRT)により、最寄り駅『サナームチャイ駅』からワットポーまで徒歩5分とアクセスがとても簡単になりました。ちなみに、このサナームチャイ駅は『ワットプラケオ(王宮)』の最寄り駅でもあります。
地下鉄(MRT)を利用したワットポーまでのアクセスの時間は、出発地点にもよりますが約30分。最短で安く行きたいと行く方はこのアクセス方法が便利でおすすめです。
それでは、ワットポーへ地下鉄で行く方法を詳しく解説していきます。
STEP1:最寄り駅サナームチャイ駅へ向かう
バンコクの路線は大きく分けて、
BTS(スカイトレイン):スクンビット線
BTS(スカイトレイン):シーロム線
MRT(地下鉄):ブルーライン
MRT(地下鉄):パープルライン
があり、ワットポーの最寄り駅『サナームチャイ駅』を走っているのは『MRT(地下鉄):ブルーライン』になります。
バンコクの路線図を詳しくチェックしたい方は下記の記事で詳しく解説しているのでご確認いただければと思います。
ワットポーに地下鉄で行く場合には星印のついている『サナームチャイ駅』までいきましょう。
サナームチャイ駅まで続くMRT(地下鉄)ブルートレインの主要駅はスクンビット駅やシーロム駅ですが、MRT(地下鉄)とBTS(スカイトレイン)は主要駅での乗り換えが可能で、
MRT(地下鉄)スクンビット駅
=BTS(スクンビット線)アソーク駅
MRT(地下鉄)シーロム駅
=BTS(シーロム線)サラデーン駅
上記の駅にて乗り換えが可能です。わからない場合は、上記で紹介した路線図の記事を参考にしていただければと思います。
STEP2:最寄駅『サナームチャイ駅』からの行き方
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行き方を解説しましたが、簡単にいうと…
【1】サナームチャイ駅の①番出口を出る
【2】エスカレーターを出たら左手に進む
【3】左側に入口が見えてくる
これさえ覚えていれば問題ありません。
ワットポーの入り口はいくつかあるのですが、写真で紹介している直進した先の左手に見えてくる入り口や駐車場のゲートをくぐった先にある入り口がおすすめです。
注意点として観光客について行くと間違えるかもしれません!
『ワットプラケオ(王宮)』も同じ最寄り駅で同じ方向、①番出口をでて左に進んでいき、ワットポーを過ぎたらワットプラケオがあるので、観光客がみんな歩いているからとついて行ってしまうといつの間にかワットポーを過ぎていたなんてことも…。
Googleマップで事前に行き方をチェックしてみよう!
Googleマップのストリートビューで駅の改札からワットポーまでの行き方をチェックしましょう!矢印を押して進んでいくとまるで自分が歩いているかのように進むことができます。
動画でも行き方を紹介しているのでチェックしてみてください。
ワットポーの行き方:ツアー
ワットポーにツアーで行くメリットとしては、
・3大寺院を効率よく周れる
・日本がガイドさんによる歴史などの解説
・さまざまなセットプランがある
・初めての海外(タイ)でも安心
など、メリットがとてもたくさんあるのです。
実際にワットポー(3大寺院)ツアーに参加した方々の口コミでは…
投稿者: jelly, 2019/04/20(★★★★★)
バンコクで初めての観光、知識もあまりない、なのでガイドさんの説明が聞きたい、ということでツアーを申し込みました。
ツアーの寺院や王宮は、本当にすばらしくてもう一度行きたいぐらいです。ワット・プラケオのエメラルドの仏塔はすごい人でした。
ガイドさんは熱心で親切で、説明はもちろん、こぼれ話的なものもとても楽しかったです。エメラルド仏塔を出るときに蓮の聖水を頭にかけてくれたのが嬉しかったです。
暑くて歩き回るのは大変でしたが、マイクロバスの運転手さんは、いつも車内を涼しくして待っていてくれました。
またバンコクへ来たときはお願いしようと思います。ありがとうございました。
ベルトラの口コミ
(参加日:2019-12-11) 20代 女性(★★★★★)
暁の寺院や、涅槃仏、エメラルド寺院どこも他では見ることができないくらい綺麗なところです。
ガイドさんも日本語で優しく歴史的背景や何で出来ているか教えてくださるので、普通に見に行くより格段に面白いです!
タビナカの口コミ
投稿者: マロン, 2020/02/11(★★★★★)
バンコクにはたくさんの寺院があり、効率よく回るにはツアーがオススメです。車で連れて行ってくれるから移動も楽でした。
バンコクは全体的に離れているところが多いため、観光はツアー利用が賢いと思います。
ガイドさんも日本語で案内してくれて、安心できました。ちょっとした知識が頭に入るので、鮮明に思い出が残ります。時間配分もちょうどよくしっかりみることができました。
私たちは最後にピークラウンジでお茶しましたが、バレンタイン企画で可愛くてインスタ映えなスイーツがたくさん並び、最後はゆっくりお茶をして帰れたのもよかったです。
ベルトラの口コミ
などのとても多くの口コミがあり、そんな中でも『日本語ガイド』さんの存在が大きいようで、
・ワットポーの歴史的背景
・ガイドさんの気配り
などがツアーに参加した方から高評価を得ている理由でしょう。
・どんなツアーがあるの?
・ツアーの料金はどれくらい?
・ツアーの選び方は?
・おすすめのツアーが知りたい!
そんな方のためにワットポーが観光できるツアーをまとめた記事があるので、ぜひご確認いただければと思います。
ワットポーの行き方まとめ…
いかがでしょうか。ここではワットポーの行き方について解説してきました。
今回の記事内容をまとめると、ワットポーの行き方は4種類…
【1】タクシーで直接行く方法
【2】地下鉄MRTを利用して行く方法(NEW)
【3】水上バスを利用する方法
【4】ツアーを利用する方法
の4つ方法がありますが、実際には水上バスを利用する方法は使わず『タクシー』『地下鉄』『ツアー』の3種類がおすすめです。
2019年の地下鉄(MRT)の延伸により、比較的アクセスがしやすくなったワットポー。個人で行く方はこの記事通りにアクセスすれば簡単に行くことができます。
ワットポーに行く際には、ぜひ参考にしていただければと思います。