タイの「レッドカレー」と「グリーンカレー」の違いとは?タイの有名なカレー(ゲーン)の違いは何と言っても「見た目」・「辛さ」・「唐辛子の種類」です。ここではタイの「レッドカレー」と「グリーンカレー」の違いについて解説していきます。
タイのカレーとは
タイではカレーは「ゲーン」という汁物のひとつに分類されている料理です。
タイを代表するカレーに、
があります。
それぞれのカレーにどのような違いがあるのか、どのような特徴があるのかなど…明確な違いがわからない方も多いと思います。
ここではタイの「レッドカレー」と「グリーンカレー」の違いについて解説していきます。
「レッドカレー」と「グリーンカレー」の違いとは?
結論から言うと…「レッドカレー」と「グリーンカレー」の違いは何といっても使われている「唐辛子」の種類です。
「レッドカレー」と「グリーンカレー」の材料は基本的に同じで、
- バイマックルー(こぶみかんの葉)
- ガランガル(タイの生姜)
- レモングラス
- エシャロット
- カピ(シュリンプペースト)
- ココナッツミルク
などが使われ作られています。
唐辛子の種類が異なり…
レッドカレー :赤唐辛子
グリーンカレー:青唐辛子(プリッキーヌ)
を使用しているというのが大きなポイントです。
この材料の違いが赤いレッドカレーと緑色のグリーンカレーを生み出しているのです。
「レッドカレー」と「グリーンカレー」はどっちが辛い?
タイで最も有名なカレーに、
がありますが、最も辛いのがグリーンカレー、その次に辛いのがレッドカレー、もっとも辛くないのがイエローカレーといった順番になります。
グリーンカレー>レッドカレー>イエローカレー
カレーの辛さは作るお店によって異なりますが、基本的には上記の順番の辛さという認識で間違いありません。
「レッドカレー」と「グリーンカレー」の味の違い
グリーンカレーは世界一の辛さといわれる「青唐辛子」を使用していることからとても辛く、その辛さの中にまろやかさを加える役割のココナッツミルクを使用することで刺激的な辛さの中にもマイルドさを感じることのできる味わいです。
レッドカレーは赤い「甘口唐辛子」を使用しているのでグリーンカレーよりかは辛さが控えめ、グリーンカレーと同じくココナッツミルクを使用しているので辛さの中にマイルドさも感じることができます。
簡単に言うと、
グリーンカレー:刺激的な辛さの中にマイルドな味わい
レッドカレー:マイルドな辛さの中に深みと味わいを感じる
といった感じでしょうか…。
作るお店によって味や辛さが異なるので、実際に現地に行って両方のカレーを食べ比べてみるのもおすすめです!