タイ旅行の持ち物には『必須の持ち物』と『あれば便利な持ち物』というものがあります。タイではタイならではの文化や気候があるので、日本にいては気が付かないことなどもあります。ここでは、タイ旅行の持ち物事情について解説していきます。
旅行前準備で必要なもの4選
まずは旅行の準備段階で必要なものを紹介します。
・パスポート(必須)
・現金(必須)
・クレジットカード(必須)
・海外保険(必須)
【1】パスポート(必須)
海外旅行なので当たり前ですが、パスポートは必須です。パスポートは『忘れない』『無くさない』よう要注意して下さい。
また、パスポートは有効期限が大切で、入国時に有効期限が6ヶ月以上のものでないと入国ができませんので事前にチェックをしておきましょう。
そして、パスポートのコピーも日本から持参しましょう。タイのコンビニにはコピー機を置いていないので、日本にいるうちにパスポートのコピーをしておきましょう。
【2】現金(必須)
クレジットカードをメインで使用するとしても現金は絶対に必要です。
クレジットカードを使用すれば、タイのATMで現地通貨を引き出すことはできますが、限度額があります。そして、クレジットカードを紛失する恐れもあるので、万が一に備え現金(最低でも数万円以上)を持っていくと良いでしょう。
空港からの移動の際やホテルでのデポジットなどに使用することもあります。
【3】クレジットカード(必須)
支払いや、現地通貨をATMでキャッシングする際にはクレジットカードが必須です。大量の現金を持ち歩くのは危険なため、基本的にはクレジットカードを使用することをおすすめします。両替するよりもレートがお得になる場合もあります。
タイのローカル店や個人経営店、屋台などではクレジットカードは使用できませんが、レストランやショッピングモールなど、大抵のところではクレジットカードを使用することができます。
持っていくクレジットカードの注意点として、
・海外旅行保険が付いているもの
・海外でのATMキャッシングが可能なもの
上記のクレジットカードがおすすめ(ほぼ必須)です。わざわざ海外旅行保険に入らなくても、クレジットカードに自動付帯のものであれば持っているだけで海外旅行保険の対象になります。
大事なポイントは、
・海外保険が『自動付帯』であるか?
・『キャッシュレス診断』が可能か?
・保証されている『治療費用』が十分であるか?
上記のポイントを必ずチェックしておかなければいけません。
おすすめのクレジットカード
・海外保険が『自動付帯』であるか?
・『キャッシュレス診断』が可能か?
・保証されている『治療費用』が十分であるか?
など、必要な項目が付帯しているおすすめのクレジットカードはこちらです。
【4】SIM
SIMフリーのスマホであれば、使い勝手がよく一番安上がりなのがSIMカードを購入する方法がおすすめです。
現地で購入する方法と日本で事前に購入する方法があり、タイ現地で購入すれば8日間1000円ほどでSIMを購入でき一部のSNSは制限なしで使用できるなど、簡単便利なのでおすすめです。
日本で購入するにはアマゾンで購入ができるのでチェックしてみてください。
飛行機内で必要なもの7選
・筆記用具(必須)
・上着/羽織り(必須)
・スリッパ(あれば快適)
・アイマスク/耳栓(あれば快適)
・動画配信サービス(あれば快適)
・電子書籍(あれば快適)
【1】筆記用具(必須)
筆記用具(ボールペン)は、出入国カードを記入するときに必要になります。もし忘れてしまっても、タイについてから入国審査ゲート付近にペンがあるので記載できないことはありませんが、書いているうちに長蛇の列ができてしまう可能性があるので、できる限り機内で作成することをおすすめします。
【2】上着(必須)
機内での上着は必須アイテムです。私自身(寒がり)Tシャツにパーカーだけでは少し寒く感じてしまうことがあります。ですので、機内に上着は必須ですね。
LCCの場合はブランケットなども無料ではなく有料なので、LCCを利用する場合は上着は必須です。
上着は機内だけじゃなく、タイ滞在中にも必要な場面が出てくるかもしれないので、持ち運びやすいものがおすすめです。
【3】スリッパ(あれば快適)
3時間程度のフライトであれば必要ないかもしれませんが、日本からタイ、タイから日本への移動時間は6〜7時間なので、足のむくみが気になる方はスリッパを持参しましょう。
スリッパの選び方は、
・持ち運びしやすい
・脱ぎ履きしやすい
・洗える
というポイントを押さえたスリッパをおすすめします。
【4】アイマスク/耳栓(あれば便利)
アイマスクや耳栓は機内での睡眠時に役立つ他に、観光地までの移動でバスやロットゥを利用する際やホテルによっては騒音が気になり、必要になるかもしれません。ホテルで快適に過ごすためにも、かさばらない耳栓はもっていくことをおすすめします。
【5】動画(あれば快適)
さまざまな動画配信サービスがありますが、飛行機内で使用できるサービスは限られております。
飛行機で動画を見る際は、
・動画をダウンロードできる
・オフラインでも再生ができる
という機能が必要になります。
飛行機に乗る前に動画をダウンロードできることが必須で、オフライン(電波がない状況)でも視聴できなければ意味がありません。
※おすすめの動画配信サービス3選
飛行機内で視聴できる動画配信サービスの中で、おすすめのものをピックアップしました。
Hulu
※50,000本以上の映画やドラマ、アニメが月額約1,000円程度で視聴可能。
Amazonプライムビデオ
※30日間無料体験やオリジナルコンテンツ、独占配信が豊富なサービス。
タイのフライトは6〜7時間なので、映画を2.3本観ることができちゃいます!フライト中に動画があれば、タイまであっという間に着いちゃうので、おすすめです。
【6】電子書籍(漫画/小説)(あれば快適)
電子書籍がおすすめな理由として、
・ポイントバックやクーポンがあり安い
・いつでもどこでも見ることができる
・スマホでもタブレットでもPCでも楽しめる
など、電子書籍はメリットがたくさんあります。漫画に関しては今後は電子書籍がメインになってくることは間違いありません。まだの人はこのタイミングで挿入してみることをおすすめします。
※おすすめの電子書籍3選
数多くある電子書籍の中から、おすすめのものをピックアップしたので、ぜひご確認いただければと思います。
小説や漫画が好きな人には必須のアイテムですね。旅行に本を持っていくのは荷物が嵩張ってしまうのでおすすめしませんが、電子書籍なら荷物ゼロで小説や漫画を楽しむことができます。本当におすすめです!
観光中に必要なもの7選
・レンタルWi-Fi(必須)
・モバイルバッテリー(必須)
・上着/羽織り(必須)
・ティッシュ(必須)
・ウェットティッシュ(あれば便利)
・汗拭きシート(あれば便利)
・エコバッグ(あれば便利)
【1】レンタルWi-Fi(必須)
今の時代ではインターネットが必需品です。インターネット環境さえ整っていれば、非常にスムーズに旅行ができます。旅先で観光地について調べたり、地図を確認したりとネット環境というのは必須です。
タイでネットを使用するには
① 日本のポケットWi-Fiをレンタル
② IMフリーのスマホを持っていき現地でSIMを購入
③ 現地でポケットWi-Fiの購入
上記の方法がありますが、旅行で行く方には『レンタルWi-Fi』をおすすめします。日本のレンタルWi-Fiは借りるのも返すのも簡単で、気軽に確実にネットを使用することができます。
タイに頻繁にいく方やタイのことが詳しい方には、『現地のSIMもしくはWi-Fi』を使用することをおすすめします。料金も安く、一度契約してしまえば次の渡航時はアプリ内で料金を支払えば簡単に使用できるからです。
おすすめ1位:グローバルWiFi
レンタルWi-Fiの大手グローバルWiFiです!レンタルプランが豊富で回線速度も問題なし、補償プランも充実しており、24hのカスタマーサービスもおすすめのポイント!他者と比べると若干割高な部分もありますが、口コミなどでも多くの良い評判があり信用、安心できるレンタル会社です。
おすすめ2位:テレコムスクエア(Wi-Ho!)
業界最安級を謳っているテレコムスクエア(Wi-Ho!)です。繋がりやすさに関しても問題なく、受け取り、返却も簡単。とにかく安く借りたい!という方にはおすすめのレンタル会社です。
おすすめ3位:イモトのWiFi
みなさんご存知『イモトアヤコ』さんのCMでおなじみのイモトのWiFiです。料金プランもお得な料金、高速大容量データ通信、365日・24時間の充実無料サポートなど、利用者にとってとても安心感のあるレンタル会社となっております。
レンタルWi-Fi(ネット環境)は必須アイテムです。タイに詳しい方であれば現地で購入することもできますが、タイにあまり詳しくない方はレンタルWi-Fiは必須アイテムです!
【2】モバイルバッテリー(必須)
モバイルバッテリーは『飛行機内』『観光』など、どんな時でも大活躍してくれるので必須アイテムです。スマホやポケットWi-Fiなどの電池切れに備えて1つは持っていくようにしましょう(預け入れ荷物に入れることはできない)。
容量は10000mAh以上のもの(スマホを2・3回フル充電可能)がおすすめで、それ以下だと若干物足りなさと不安を感じてしまうかもしれません。そして、荷物を増やしたくないので、できる限り『ケーブル内蔵』のものを購入することをおすすめします。
ここでは旅のお供におすすめのモバイルバッテリーを紹介します。
・10000mAh以上のもの
・ケーブル内蔵
・持ち運び便利
上記のポイントがそろったものを紹介します。モバイルバッテリーにはさまざまな種類がありますが、旅行にもっていくものでおすすめしたいのは『ケーブル内蔵』のものです。
おすすめ1位
おすすめ2位
おすすめ3位
ここで紹介するモバイルバッテリーは私も使用しているものですが、コード内蔵のもので10000mAh以上のものがおすすめ!
【3】ティッシュ/ウェットティッシュ(必須)
ローカル店や屋台、レストランではおしぼりを貰えることは少ないため、除菌タイプのウェットティッシュを持参することをおすすめします。
ショッピングモールやホテルなどにはペーパーが置いておるのですが、タイのトイレにティッシュは置いていない(とくに観光地)ことが多いので、常に持ち歩くようにしましょう。
【4】エコバッグ(あれば便利)
エコバッグはお土産の買い物や普段のショッピング中に必須アイテムです。タイではレジ袋が有料のお店が多くなってきたため、エコバッグを持ち歩くという方がとても増えました。
エコバッグは市場などでお土産屋さんでお土産を購入する際にも便利なので、かさばらないエコバッグをもっていくことをおすすめします。
旅行を充実させるアイテム4選
・ゴープロ(最高の思い出に)
・ポケトーク(Google翻訳で代用可?)
・扇風機(あれば快適)
・折り畳み傘(雨季限定)
【1】Gopro
旅行の思い出を残すのであれば、カメラは必須アイテムですね。デジカメや一眼レフ、アクションカメラなどさまざまなカメラがあると思いますが、そんな中でもおすすめなのが『Gopro』です。
Goproを買うとなると5万円以上と高額、さらに付属品を買うとなるとさらにお金がかかってしまいます。年に数回しか使用しない物のためにお金を使えない!そんな方におすすめしたいのが、『Goproのレンタル』です。
Goproレンタルを利用すれば、わざわざ高額なカメラを購入することなく旅の思い出を残すことができるのです。詳しくは下記をご確認下さい。
【2】ポケトーク(小型翻訳機)※Google翻訳で代用可?
ポケトークとは小型翻訳機です。英語に翻訳(英語⇔日本語)だけでなく、タイ語に翻訳(タイ語⇔日本語)もできるのでとても便利!タイ旅行に安心をもたらしてくれます。
ポケトークは購入だと3万円前後しますが、「旅行中だけ必要だから買う必要はない。」そんな時はレンタルすることもできます。1日600〜1000円程度でレンタルできるので、ぜひチェックしてみてください(Google翻訳などでも代用可能かもしれません)。
※私が翻訳機を本気で必要だと感じる場面は、『ネガティブなことが起きた時!』です。例えば、パスポートをなくした、盗難にあった、ホテル内のトラブルなど、翻訳機は普段の観光などではあまり必要に感じないかもしれませんが、『なにか起こった時』には大活躍、あった本当によかったと感じるはずです!
【3】扇風機(あれば超快適)
寺院巡りや遺跡巡りをするさいには必須アイテムです。熱中症対策にもなります。必須アイテムのモバイルバッテリーでも充電できるので、充電切れの心配もないので、熱中症対策には必須アイテムですね。
おすすめ扇風機3選
扇風機をもっていく際に知っておきたいポイントが、
① モバイルバッテリー付きのもの
② ハンズフリーのもの
③ 折りたたみ式のもの
など、さまざまな種類の扇風機があるのですが、ここではタイ旅行におすすめ商品をいくつか紹介するので、ぜひ参考にしていただければと思います。
※私は現在一番最初に紹介する扇風機を使用しております。『風も十分』『モバイルバッテリーにもなる』『他のモバイルバッテリーにも差込可能』『スタンドのように置ける』など、結構気に入っています。
扇風機は私も使用していますが、最高です!1番目に紹介しているタイプがおすすめで、折りたたんで置きながら使用したり、風量も強く、モバイルバッテリーとしても使えるなど、とても満足している商品です。
【4】折り畳み傘(雨季6〜10月はあれば便利)
タイではほとんど雨が降りませんが、雨季(6〜10月)に関しては1日1回以上スコールがきます。スコールは長時間降ることはありませんが、折り畳み傘があれば急なスコールがきても便利です。
スコールが来た際には折り畳み傘があれば防げるという意見もありますが、折り畳み傘では太刀打ちできないというのがタイのスコールです。スコールが来る時は空を見れば「来そうだな。」というのがわかるはずなので、その場合はスコールが過ぎるまでショッピングモールなどの室内に避難するのがおすすめです。
折り畳み傘を持ち歩く場合は現地で購入するよりも日本で購入した方が高品質なものが多いので、旅に折り畳み傘を持つ場合は日本から持ってくることをおすすめします。
生活用品7選
・シャンプー/リンス(必要なし)
・歯磨きセット(必須)
・シェーバー(あれば便利)
・生理用品(女性は必須)
・虫除けスプレー(あれば快適)
・日焼け止め(あれば快適)
【1】シャンプー/リンスー(必要なし)
シャンプーやリンスはホテルについているので日本から持ってくる必要はありません。ご自身の決めたブランドのものがあれば持参が必要ですが、基本的には必要ないと考えて良いでしょう。
ホテルにない場合でも、コンビニやスーパーで簡単に購入できるので、持ってくる必要はありません。
【2】虫除けスプレー(あれば快適)
虫除けスプレーなどはタイにも売っていますが、日本で購入した方が成分や効果がわかるのでおすすめです。夕方ごろに多くなる蚊の対策に。持参してもよいかもしれません。
タイ旅行に必要な衣類・服装5選
・Tシャツ
・短パン
・パジャマ
・水着
・ストール
【1】衣類
タイの年間の平均気温は30度を超えるため、夏の服装を2〜3日分もっていくことをおすすめします。数日の滞在であればそのまま数日分の服装で問題ないかと思いますが、1週間以上の滞在であれば洗濯(ランドリーサービス)を利用すれば荷物を減らすことができます。
【2】パジャマ
パジャマは1セット(Tシャツと短パンなど)あれば問題ないでしょう。ホテルによってはバスローブなどが備え付けであるので、それを利用しても良いかもしれません。
パジャマを持って行かない、荷物がいっぱいだとしても、タイパンツ100バーツ(約350円)と観光地のTシャツ100バーツ(約350円)などを購入してパジャマにしても良いかもしれませんね。
【3】ストール
女性の場合はストール1枚あれば様々なときに対応できます。タクシーで寒いときやショッピングモール、カフェ、飛行機内などいろいろなところで役に立ってくれるはずです。
【4】寺院の観光をする場合(要チェック)
寺院に入る際には服装チェックというものがあります。基本的に観光で行くような有名な寺院の入場には短パンやスカートでは入ることができず、7分丈以上のパンツが必要です。パンツに関しては、『タイパンツ』がおすすめで、日本から持っていくのではなく、現地で約100バーツで購入して寺院へ行くというのもおすすめです。
【5】水着
ビーチリゾートやホテルにプールがついている場合は、水着は必須アイテムです。年間平均気温が30度を超えるタイでは、ホテルにプール がついてるのは当たり前なので、ぜひプールを堪能するためにも水着を持参しましょう。
タイのホテルには基本的にプールがついてるので、水着があればホテル内でとても楽しめます!女性におすすめなのは、タイの水着を購入する方法です!タイではかわいい水着がたくさんあるので、タイで購入しても良いかもしれませんね!
【6】ルーフトップバーに行く場合
バンコクといえばルーフトップバー目当てに行く方も多いのではないでしょうか。ルーフトップバーに関してはドレスコードが必要で、基本的にはスマートカジュアルで問題ありません。
旅の目的にルーフトップバーが入っているのであればドレスコードは必須です!自分が行きたいバーのドレスコード情報を事前にチェックしておきましょう。
意外といらないもの3選
・変換プラグ(不要)
・変圧器(不要)
・電子タバコ(要注意)
【1】変圧器/変換プラグ
タイの電圧は220Vと日本より高く、日本の電化製品を使用する際には必要になってきます。パソコンの充電器やスマホの充電器などは電圧が『100〜240V』などタイの電圧に対応しているものもありますが、事前に確認し対応していない電化製品があれば変圧器を持参しましょう。
【2】タイで電子タバコは禁止(要注意)
タイではアイコスやグローなどの電子タバコは禁止されています。吸っているところを見つかると10年以下の懲役、または50万バーツ以下の罰金が科されます。タイにはアイコスなどは置いていないので、日本に置いてくるのが良いでしょう。
この記事のまとめ
いかがでしょうか。ここではタイ旅行で必要な持ち物と、あれば便利な持ち物を紹介してきましたが、このほかにもあれば便利なものはたくさんあるのですがここでは『タイ旅行の必須道具』をメインに紹介してきました。
みなさまの旅行にぜひお役立ていただければ幸いです。