タイのお菓子「フォイトーン」とは。フォイトーンは「フォイ(繊維状)トーン(黄金)」という意味があり、タイ人にとって縁起の良いと言われているお菓子です。鶏卵を煮詰めた砂糖水の中にくぐらせ、細い糸状にしたもので、その見た目は日本の鶏卵素麺とそっくりなお菓子です。
フォイトーンの基本情報
お菓子名 | フォイトーン(ฝอยทอง) |
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英語名 | foi-thong |
食べれる場所 | 屋台、お菓子屋 |
意味 | フォイ:繊維状、トーン:黄金 |
特徴 | 日本の鶏卵素麺のようなお菓子 |
フォイトーンとはどんなお菓子?
フォイトーンは鶏卵を煮詰めた砂糖水の中にくぐらせ細い糸状にしたもので、その見た目は日本の「鶏卵素麺(けいらんそうめん)」とそっくりなお菓子です。
ちなみに「鶏卵素麺」はもともとポルトガルから渡ってきたお菓子で、今ではタイの伝統的なお菓子です。
フォイトーンはアユタヤ朝時代に日系(日本人・ポルトガル人・ベンガル人の混血)宮廷料理人のマリア・ギオマールという女性によって伝えられたお菓子なので日本の鶏卵素麺とは親戚のような関係になります。
見た目がそっくりなのはこういった歴史的背景があるのです。
フォイトーンは縁起の良いお菓子
ファイトーンのトーンは黄金という意味がありタイの人にとって黄金は縁起の良い色とされています。
そのためフォイトーンは結婚式などのお祝い事には欠かせないお菓子として知られています。
フォイトーンはお菓子としてそのまま食べるだけでなく、スポンジケーキの上にデコレーションとして使われることもあります。
より濃く黄金の色を出すためにタイでは鶏卵にアヒルの卵を混ぜて作られます。
フォイトーンの味は?
フォイトーンは作られるお店によってかなり大きく味が変わりますが…甘いお菓子であることに変わりはありません。
フォイトーンは見た目からフワフワとしたような食感を想像するかもしれませんが、シャクシャクとしたような食感をするフォイトーンもあります。
作られた時間や作るお店、材料などにより味が変わってくるので、美味しいフォイトーン屋さんを探すのもタイ旅行の楽しみ方のひとつです!
フォイトーンを食べれる場所は?
フォイトーンは屋台やタイのお菓子屋さんで食べることができますが購入するのであれば注意が必要です。
街中の屋台で買うと、卵臭かったり、乾燥していたり,甘すぎたり…というケースもあり、お店によって様々な味(当たり外れ)があります。
そのため美味しいフォイトーンを食べたいのであれば街のお菓子屋さんへいきましょう。
現地のタイ人で賑わっているお店であれば間違いないので、フォイトーンを購入する際は街中のお菓子屋さんで購入するようにしましょう!