カノムクロックとは
料理名 | カノムクロック(ขนมครก) |
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英語名 | Thai coconut pancake |
食べれる場所 | 屋台 レストラン etc |
金額 | 1パック20〜40バーツ(約60〜120円) |
意味 | カノム :お菓子 クロック:愛し合う二人(物語からの由来) |
特徴 | ココナッツの焼き菓子 |
由来 | カノムクロックの物語 |
カノムクロックとはどんなスイーツ?
カノムクロックは、小麦粉粉と上新粉に、ココナッツミルクと砂糖を混ぜて作った生地を焼き機のような鉄板で片面だけ焼いたものを2つ重ねて作るたタイの焼き菓子です。屋台やお菓子屋では、半円球に焼いた生地を二つ合わせたもの8〜10個をパックに詰めて売っています。
味はタイのお菓子にしては珍しくほんのりと甘く、甘党じゃなくても美味しくいただけます。また外側のカリッとした生地と、中のトロリとしたココナッツミルクの食感が素晴らしく、人気があるのも頷けます。
トッピングに、コーンや万能ネギが使われているのも面白いですよね。
カノムクロック の味や食感は?
焼き色のついた表面の皮はサクッとパリパリで、中のトロッとしたココナッツミルクはもちもちな食感でその甘い香りが口の中に広がります。お店や屋台によって、中にネギ・コーンなどが入っているところもあり、さまざまな味・食感を味わうことができます。
カノムクロックはどこで食べることができる?
カノムクロックは大変人気のあるお菓子なのですが、いざカノムクロック屋台を探そうと思うと、案外見つからないものです。事前に地元の人に、カノムクロック屋台が出る場所を教えてもらう方がいいでしょう。
レストランなどでもいいですが、やはり実際に焼いているところを見ることができる屋台は格別なもの。お気に入りの屋台を見つけるのも、また旅の楽しみのひとつです。
知っておきたいカノムクロックの由来
カノムクロックは元々、「愛し合う二人のお菓子」という意味の、カノムコンラッカン(ขนมคนรักกัน)が短くなった呼び方です。ここではあまり詳しく説明しませんが、カティとペーンという若い男女の悲恋物語が、このお菓子のベースになっているという説があります。
引き裂かれた若いカップルに対する反省を込め、「カティ(ココナッツミルク)」と「ペーン(粉)」で作った半円球のお菓子を二つ合わせて一つのお菓子にするという形になったそうです。
詳しくは「カノムクロックの物語【歴史】」の記事を読んでみてください。