タイ北部の郷土料理「ゲーンホ」を紹介。ゲーンホはタイの北部のゲーン（スープ料理）で文字通り、色々なゲーン（汁物）を混ぜ合わせた北部料理です。昔お坊さんが余った頂き物のカレーを混ぜて保存するためにハーブを足して食べたことが発祥といわれています。

ゲーンホの基本情報

料理名	ゲーンホ（แกงโฮะ）
英語名	Thai northern style curry
食べれる場所	タイ北部、屋台、食堂、レストラン
意味	ゲーン：汁物、ホ：一緒に混ぜ合わせる
特徴	タイ北部寄せ集めカレー
辛さ	★★（少し辛いタイ料理）

ゲーンホとはどんな料理？

タイ料理ゲーンホはタイ北部の郷土料理で、ゲーン（汁物）ホ（一緒に混ぜ合わせる）という名前の通り色々なゲーン（汁物）を混ぜ合わせた料理です。

昔お坊さんが余った頂き物のカレーを混ぜて保存するためにハーブを足して食べたことが発祥という説があります。

ゲーンホはどんな味？

辛さはタイ料理にしては辛くない料理なので、辛さが苦手な日本人でも安心して食べることができます。

具は作る人やお店によって違いますが、春雨やインゲン、発酵させたタケノコなどはほぼ必ず入り、コブミカンの葉やしょうが、唐辛子、レモングラスなども使われており、カレーの定番の具材は一通り入っています。

そこにゲーンハーンレー（豚バラ肉のカレー）やゲーンキャオワーン（グリーンカレー）など、汁物数種類を混ぜて煮込みます。

出来上がりはカレーというよりは炒め煮という感じで、見た目は春雨焼きそばといっていいような見た目です。

ゲーンホはどこで食べることができる？

ゲーンホはタイ北部の料理なのでチェンマイなどでは気軽に食べることができるのですが、バンコクなど北部以外ではあまり食べることができません。

バンコクなどの大都市では北部料理レストランはたくさんあるので、北部料理のお店に行けば問題なく食べることができるでしょう。