



トムセープ(美味しい煮物)とは
料理名 | トムセープ(ต้มแซบ) |
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英語名 | Thai spicy soup with pork entrails |
食べれる場所 | 屋台、食堂、レストラン、フードコート |
金額 | 70〜110バーツ(約210〜330円) |
意味 | トム=煮る セープ=美味しい |
特徴 | イサーンのモツ旨辛スープ |
辛さ | ⭐⭐⭐〜⭐⭐⭐⭐(かなり辛いタイ料理) |
トムセープとはどんな料理?
トムセープは豚や牛の内臓、アキレス腱などをハーブで煮込む、イサーン地方の名物スープです。
パクチーやレモングラス、こぶみかんの葉、ナンプラー、唐辛子などが使われるのはトムヤムクンと似ていますが、酸味をつけるのにライムではなく、タマリンドを使います。中に入る肉類もお店によって違っていて、内臓だけではなく骨付きの肉が入ることもあります。
イサーン料理なので、かなり辛い味付けのお店が多い料理です。
トムセープはどこで食べることができる?
トムセープはイサーンではポピュラーな料理なので、バンコクのイサーン料理店でも間違いなく食べることができます。
イサーン屋台では、値段も30〜50バーツ(90〜150円)と安く、少し塩辛い地元労働者向けの味付けを味わえるかもしれません。
タイでは鶏肉や豚肉に比べて牛肉の人気があまりないのですが、ハーブを効かせたトムセープ・ヌア(牛肉のトムセープ)であれば、牛肉がとても美味しく食べられますのでオススメです!
イサーンでは欠かせない食材 クルアンナイ(内臓)
タイ人は肉自体も好きですが、内臓もよく食べます。特にタイ東北部イサーン地方では、内臓を使った料理がたくさんあります。基本的に貧しい層が多い場所柄、内臓は美味しくて栄養のある格好の食材なのでしょう。
クルアンナイを使ったイサーン料理
ゲーンオムヌア(แกงอ่อมเนื้อ):イサーン風内臓煮込み
ゲーンオムとはイサーンの煮込みスープです。味付けは基本的にトムセープに似ています。そこに、ヌア(牛肉)の内臓と血の塊(タイでは血がよく使われます)が入ったコッテリした味付けが人気の料理です。
ラープクルアンナイムー(ลาบเครื่องในหมู):豚内臓のラープ
ラープはイサーンの代表的料理で、ひき肉をハーブやナンプラー、ライム、煎り米粉などで味付けしたサラダです。ラープクルアンナイは、ひき肉の代わりに、豚の内臓を使います。脂肪分が少なく歯ごたえのよさがたまらない一品です。