タイ料理「クイジャップユアン」とは!クイジャップユアンは、名前の通り『ベトナム風のラーメン』です。タイにはクイジャップという料理がありますが、まったくの別物なので注意してください。クイジャップユアンは、うどんと同じくらいのいわゆるセンレック(米粉麺)を使います。
クイジャップユアンの基本情報
料理名 | クイジャップユアン(ก๋วยจั๊บญวน) |
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英語名 | Vietnamese noodle soup |
食べれる場所 | 屋台、食堂、レストラン、フードコート |
意味 | クイチャップ:米粉太麺、ユアン:ベトナム |
特徴 | ベトナム風米粉ラーメン |
辛さ | ★(辛くないタイ料理) |
クイジャップユアンとはどんな料理?
クイジャップユアンは、名前の通り『ベトナム風のラーメン』で、タイにはクイジャップという料理がありますが、まったくの別物ですので注意してください。
クイジャップは米粉でできた三角の麺を使い、茹でるとくるりと丸まるのが特徴です。それに対して、クイジャップユアンは、うどんと同じくらいのいわゆるセンレック(米粉麺)を使います。
スープも、まったく別物で、クイチャップは豚の内臓と豚の血を固めたプディングが入った濃いスープがメインですが、クイチャップユアンは、鶏がらスープを使います。
ですからどんな人でも、ほとんど日本のラーメンの感覚で、美味しくいただけると思います。
クイジャップユアンはどこで食べることができる?
クイジャップユアンは、タイ東北部イサーン地方の郷土料理です。
名前からもわかるとおりベトナムの影響が大きく、東北部のウドンタニーやスリン、ノーンカーイ、ウボンラチャタニなどで、広く食べられています。
隣国ラオスでもまったく同じ料理が食べられていますが、「カオピアック」と料理名が変わってしまうので、間違って覚えてしまう人も多いようですが、基本的にまったく同じ料理だと思っておいて間違いありません。
残念ながらバンコクではあまりメジャーではありませんが、バンコクにも東北地方料理のレストランはたくさんありますし、少ないながらも専門店も存在します。
タイとベトナムの関係をしってる?
タイとベトナムの関係は、非常に密接です。
現時点では経済的には、タイのほうが圧倒的に規模が大きいのですが、ベトナムの急成長ぶりは日本でもよく知られていて、いずれはタイに劣らない規模に成長するといわれています。
ラオスのように直接国境が接していないので、大きな揉め事もありませんし、ビザなしでお互いの国を行き来できるので、これからもますます両国の関係は深まっていくでしょう。