




クイジャップユアンの詳細
料理名 | クイジャップユアン(ก๋วยจั๊บญวน) |
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英語名 | Vietnamese noodle soup |
食べれる場所 | 屋台、食堂、レストラン、フードコート |
金額 | 40〜60バーツ(約120〜180円) |
意味 | クイチャップ=米粉太麺 ユアン=ベトナム |
特徴 | ベトナム風米粉ラーメン |
辛さ | ⭐(辛くないタイ料理) |
クイジャップユアンとはどんな料理?
クイジャップユアンは、名前の通り『ベトナム風のラーメン』です。タイにはクイジャップという料理がありますが、まったくの別物ですので注意してください。クイジャップは米粉でできた三角の麺を使い、茹でるとくるりと丸まるのが特徴です。それに対して、クイジャップユアンは、うどんと同じくらいのいわゆるセンレック(米粉麺)を使います。
スープも、まったく別物です。クイチャップは、豚の内臓と豚の血を固めたプディングが入った濃いスープがメインですが、クイチャップユアンは、鶏がらスープを使います。ですからどんな人でも、ほとんど日本のラーメンの感覚で、美味しくいただけると思います。
クイジャップユアンはどこで食べることができる?
クイジャップユアンは、タイ東北部イサーン地方の郷土料理です。名前からもわかるとおり、ベトナムの影響が大きく、東北部のウドンタニーやスリン、ノーンカーイ、ウボンラチャタニなどで、広く食べられています。
隣国ラオスでもまったく同じ料理が食べられています。ただ「カオピアック」と料理名が変わってしまうので、間違って覚えてしまう人も多いようですが、基本的にまったく同じ料理だと思っておいて間違いありません。
残念ながらバンコクではあまりメジャーではありませんが、バンコクにも東北地方料理のレストランはたくさんありますし、少ないながらも専門店も存在します。
タイとベトナムの関係をしってる?
タイとベトナムの関係は、非常に密接です。現時点では経済的には、タイのほうが圧倒的に規模が大きいですが、ベトナムの急成長ぶりは日本でもよく知られていて、いずれはタイに劣らない規模に成長するといわれています。
ラオスのように直接国境が接していないので、大きな揉め事もありませんし、ビザなしでお互いの国を行き来できるので、これからもますます両国の関係は深まっていくでしょう。