タイ料理「クイッティアオ」とは?クイッティアオはタイの国民食なので、屋台からフードコートまでどこでも簡単に食べることができます。ただせっかく現地タイで食べるのであれば麺屋台が1番おすすめのタイ料理です。
クイッティアオの基本情報
料理名 | クイッティアオ(ก๋วยเตี๋ยว) |
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英語名 | thai-noodle |
食べれる場所 | 屋台 食堂 レストラン |
意味 | クイッティアオ:米から作られた麺料理 |
特徴 | タイ風ラーメン |
辛さ | ★(辛くないタイ料理) |
クイッティアオとはどんな料理?
クイッティアオは一言でいえば「タイ風のラーメン」です。
日本でラーメンといえば醤油や味噌など味付けで注文しますが、タイの注文方法は日本とは異なります。
タイには麺やスープの種類がたくさんあり組み合わせが無数に選べるので、「麺」+「具」+「スープ」という順番で注文をし、自分の好みのラーメンを作ってもらうのがタイのスタイルです。
麺の種類やスープの種類
クイッティアオは「麺」+「具」+「スープ」を選ぶスタイルのため、さまざまな種類のクイッティアオがあります。
【麺の種類】
- センミー(米細麺):そうめんくらいの細い麺。1番メジャーな麺
- センレック(米中麺):2ミリ幅の中幅麺。パッタイによく使われる
- センヤイ(米太麺):きしめんよりも太い。他の麺と違い生麺を使用
- バミー(小麦麺):日本のラーメンとほぼ同じ
- ウンセン(緑豆麺):いわゆる春雨
【ス—プの種類】
- ナムサイ:1番基本の醤油味スープ
- トムヤム:甘酸っぱいトムヤムクンに似たスープ
- エンタフォー:腐乳入りピンクスープ
- ナムトック:牛や豚の血が入ったスープ
- トゥン:五香粉、八角などを使った中華風スープ
- ヘーン:汁なしラーメン。バミーを使うことが多い
具材は、豚肉(ムー)、ほぐした鶏肉(ガイ)、つみれ(ルークチン)など。ねぎやパクチーを最後にのせれば完成です。
クイッティアオはどこで食べることができる?
クイッティアオはタイの国民食なので、屋台からフードコートまでどこでも簡単に食べることができます。
ただせっかく現地タイで食べるのであれば麺屋台が1番おすすめです。
麺屋台といっても、「バミー屋台」「エンタフォー屋台」などいろいろな種類があり分かりづらいので、評判のいい屋台をホテルのインフォメーションなどで教えてもらうのが確実です。
市場や屋台の多くあるような場所の現地でお店を探す場合は、現地のタイ人が多くいる人気のお店で食べれば間違いありません!
現地の人はどこが美味しくてどこが美味しくないというのをわかっているので、ひとつの目安として覚えておきましょう。
クイッティアオ屋台の見つけ方は?
日本であればラーメン屋と書いてあるので迷うことはありませんが、タイ語が分からない場合はクイッティアオ屋台を見つけられるか不安になるものです。
でも問題ありません…大丈夫なんです。
見つけ方は簡単で、クイッティアオ屋台はショーケースに麺がドサっと並んでいるので一目見ればすぐに分かります。
またアヒルのローストがショーケースにぶら下がっていれば、ほぼ確実にトゥンラーメンが食べられますし、チャーシューがあればバミーの中華風ラーメンが食べられるはずです。
このようにスープと具材の相性を覚えておくと、食べたいラーメンを探すのに便利です。
調味料で自分好みの味に
クイッティアオのお店のテーブルには必ず調味料として、
- ナンプラー
- 酢
- 粉末唐辛子
- 砂糖
の4点セットが置いてあります。
クイッティアオの最後の仕上げはお好みでアレンジするのがタイのスタイル。
さまざまなバリエーションで楽しめるのがタイ風ラーメンの魅力です。
クイッティアオの注文の仕方を覚えておこう!
注文する際は、「麺」→「スープ」→「具」の順にお好みの種類を伝えます。
例えば、「センヤイ・ナーム・ムー」なら、
センヤイ:麺(米太麺)
ナームサイ:透明なあっさりとしたスープ
ムー:豚肉
になります。
トムヤム風味のスープが好みならば、「センヤイ ナーム ムー トムヤム」と最後に「トムヤム」をつければOK。
具材を全部試したいのなら「サイ・タンモット」と言えば、お店に揃っている具材を全部入れてくれるのでおすすめです。
タンモット:全部
ぜひタイ語にチェレンジしてみましょう!