タイ料理「カイモッデーン」とは!カイモッデーンは赤アリの卵で、いろいろな料理に使われている食材です。日本人にはちょっとイメージできませんが、タイの人(特にイサーン地方)は昆虫を好んで食べます。
カイモッデーンの基本情報
料理名 | カイモッデーン(ไข่มดแดง) |
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英語名 | Thai ant eggs spicy salad |
食べれる場所 | 屋台、食堂、レストラン、イサーン地方 |
意味 | カイ:卵、モッ:蟻、デーン:赤 |
特徴 | 赤アリのサラダ |
辛さ | ★(辛くないタイ料理) |
カイモッデーンとはどんな料理?
日本人にはちょっとイメージできないかもしれませんが、タイの人(特にイサーン地方)は昆虫を好んで食べます。
中でも赤アリの卵「カイモッデーン」は高級食材であり、いろいろな調理法で料理されています。
元々がイサーン地方の料理なので、ナンプラーや唐辛子、ライム、煎り米粉で和えるラープに使われるのが1番多い方法です。
他にも卵焼きの具にしたり、トムヤムスープの具にしたりする食べ方も、人気があります。
見た目は白いグミのようでそんなにゲテモノ感はなく、もし何も知らされなければ団子のような感覚でパクパクと食べてしまうと思います。
カイモッデーンはどこで食べることができる?
カイモッデーンはバンコクで食べることはかなり難しいかもしれません。
ゲテモノのカテゴリーに入る料理なので、普通のレストランで作っていることはほとんどないでしょう。
バンコクにも昆虫屋台はあるのですが、とにかく探すのが大変で、カイモッデーンを食べたいのであればイサーン地方に行くのが確実です。
その他にもマーケットのゲテモノ屋台などであれば食べることができるかもしれません。
試してみる?タイの昆虫屋台
昆虫は元々貧しい農民が多かったイサーン地方の、貴重なタンパク源として食べられていたものですが、今でもイサーン地方では昆虫を食べる人が一定数存在します。
タイの東北部では昆虫食に抵抗が少ない人が多いのですが、南に行くほど食べる人が少なくなります。
そして食べるのは年配の人に多く、若い人ほど食べなくなっているそうです。
よく売られている昆虫は、タガメや芋虫、バッタ、セミ、サソリなどで食べ方としては素揚げが一般的です。
味自体は決して不味くないので、タイ旅行の思い出にぜひ試してみてください!