




ヤムフームーの詳細
料理名 | ヤムフームー(ยำหูหมู) |
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英語名 | Thai spicy pig ear salad |
食べれる場所 | 屋台、食堂、レストラン、フードコート |
金額 | 90〜110バーツ(約270〜330円) |
意味 | ヤム=混ぜる(サラダ) フームー=豚の耳 |
特徴 | 豚の耳のサラダ |
辛さ | ⭐⭐〜⭐⭐⭐(辛いタイ料理) |
ヤムフームーとはどんな料理?
ヤムフームーとは、豚の耳をナンプラーやライム、レモングラス、唐辛子、砂糖などで和えた『豚の耳のスパイシーなサラダ』です。もとものイサーン地方の料理で、昔は貧しい農民が多かったイサーン地方では、バンコクでは食べずに捨ててしまっていたような食材を上手に使っていたのですね。
味は他のヤムと基本的に同じですが、ヤムフームーはあまり辛くしすぎない方がおすすめです。日本でも沖縄のミミガーが有名になり、普通に豚の耳を食べるようになりましたが、やはりナンプラーやレモングラスが入ると、完全にタイの味になります。
ヤムフームーはどこで食べることができる?
ヤムフームーは元々捨ててしまうような部位を、イサーン地方の人が上手に料理してきたという話をしました。ですからバンコクでは食べられるお店を探すのは、なかなか大変かもしれません。
ヤムの専門屋台でも扱っていないことが多いので、イサーン料理のレストランの方がいいでしょう。ホテルのインフォメーションなどで事前に情報を確認して、美味しいお店を探してみてください。確実に食べたいのであれば、思い切ってイサーン地方へ行ってみることをおすすめします。
豚の耳は栄養の宝庫!
豚の耳の醍醐味はやはりその歯ごたえにあります。軟骨のコリコリした食感がたまりませんよね。その上コラーゲンもたっぷり含まれており栄養も満点、しかも安いわけですから、もっともっとたくさん食べたい食材です。
豚の耳はタイよりも台湾や沖縄の方が有名かもしれません。タイではナンプラーやレモングラス、唐辛子などでヤムにしますが、台湾では醤油や砂糖、しょうが、ねぎ、ごま油などで煮込んで仕上げます。沖縄はシンプルに塩・コショウで炒めたり、ピーナッツバター味噌で炒めたりするのが人気だそうです。