




カノムラーの詳細
料理名 | カノムラー(ขนมลา) |
---|---|
英語名 | khanom la |
食べれる場所 | 屋台 |
金額 | 5バーツ(約15円) |
特徴 | 小麦粉と卵と砂糖の南部菓子 |
辛さ | ⭐(辛くないタイ料理) |
カノムラーとはどんな料理?
カノムラーは元々、10月のタイのお盆に、霊に捧げるための伝統菓子として南部で広く食されていました。
小麦粉や米粉、卵、砂糖などから作られた生地を網目状に焼き上げたお菓子です。クレープのようなしっとりタイプと、カリッとしたクリスピータイプがあります。
クリスピータイプは甘くカリッとして日本人の口にも合いますが、しっとりタイプはゴムのような食感であまり甘くないものが多く、少し食べづらいかもしれません。
カノムラーはどこで食べることができる?
カノムラーは南部のお供え物の意味を持ったお菓子なので、バンコクや東北部ではあまり一般的ではありません。バンコクでは大抵の食べ物は手に入りますが、作りたてのカノムラーは普通のお店には置いてありません。
ですから、南部以外で食べたい場合は、地方特産品展などのイベントを狙うのが確実です。もしくは、袋入りのカノムラーであれば、バンコクでも扱っているお店はありますので、事前に地元の人に確認してみてください。
タイのお盆「サートタイ」によく見るカノムラー
10月になるとタイ全国で、先祖の霊を供養するお祭りが催されますが、特にタイ南部では10月祭り(大隠月祭)と呼ばれる盛大な供養祭が行われることで有名です。
カノムラーは元々が、先祖の霊に捧げるためのお菓子です。しっとりタイプのカノムラーは広げるととても大きいもので、亡くなった人があの世で着る服を模していると言われています。
この時期には屋台でその場で作っているところを容易に見ることができます。