タイ料理の「バミー」とは?タイ料理のバミーは簡単に言うと「タイ風ラーメン」です。クイッティアオという麺料理はタイ風ラーメンとして有名ですが、バミーはそのクイッティアオの中の一つで観光客にとても人気のタイ料理!タイで最も日本のラーメンに近いタイ風ラーメンです。
バミーの基本情報
料理名 | バミー(บะหมี่) |
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英語名 | Thai egg noodle |
食べれる場所 | 屋台、食堂、フードコート |
意味 | バミー:卵が入った小麦の粉の麺 |
特徴 | タイ風ラーメン |
辛さ | ★(辛くないタイ料理) |
バミーとはどんな料理?
バミーは本来卵が入った小麦粉の麺という意味ですが、一般的に薄味のスープに小麦の麺を入れた「タイ風のラーメン」も同じようにバミーと呼びます。
バミーの他にセンミー(極細麺)、センレック(細麺)、センヤイ(太麺)がよく使われますが、バミーが1番日本のラーメンに近く、タイ料理に馴染みのない人にもおすすめのタイ料理です。
バミーには2種類の調理法があり、「バミーナーム(汁あり)」と「バミーヘーン(汁なし)」があります。
この2つはまったく味が違い、言うなればラーメンと焼きそばくらい違うので注文する際はしっかりとどちらがいいか伝える必要があります。
タイの麺の種類
タイの麺にはいくつか種類があり、
- バミーบะหมี่(ba mìi)中華麺
- センヤイเส้นใหญ่ (sên yài) 太麺
- センミーเส้นหมี่(sên mìi) ビーフン
- センレックเส้นเล็ก (sên lék) 細麺
- ウンセンวุ้นเส้น (wún sêen)春雨
といった種類があります。
バミーはどこで食べることができる?
バミーは日本のラーメンのように気軽に食べるような料理なので、値段が高めのレストランでは基本的にバミーは扱っていません。
この辺は日本と同じで、バミーを食べるのであればバミーを扱っている屋台や食堂、フードコートを探す必要があります。
とはいえバミーを出す店はいたるところにあるのでまったく心配はいりません。
道端を歩いていれば麺を飾っている屋台がたくさんあり、その麺の中に黄色い麺があればバミーを食べることができます。
バミーが美味しいお店の見分け方
バミーはお店によって味が大きく違う(とくにスープ)場合があります。
バミーはタイ人にもとても愛されている料理なので、バミーの屋台やお店にはとても多くの人が集まります。
そんな中でも美味しいお店を見つける方法は簡単で、タイ人が集まるお店というのが美味しいバミーのお店の見分け方になります。
現地のタイ人は美味しいお店を熟知しているので、タイの人々が多く集まるお店のバミーに外れはないでしょう!
バミーの食べ方・楽しむコツ!
バミーをより美味しく・楽しく食べたいという方は、置かれている調味料で自分好みの味にするのがおすすめです。
タイのバミーはもちろん麺屋さんには、
- 唐辛子
- 砂糖
- 酢
- ナンプラー
の4つの調味料が置かれており、この調味料を使って自分好みの味にしていきます。
調味料を足して好みの味に調整するためにもともと少し薄味になっているので、知らないで食べると「バミーって美味しくない…」ということになりかねません。
日本では元の味を変えると嫌がられますが、味を変えていくのがタイでは当たり前のことなんです。
タイ料理の味の基準とは?
日本では調理法や材料を注文して作ってもらうということはほとんどなく、そんなことをすれば料理人に失礼に当たると考えてしまいますが、タイでは注文をつけるのが当たり前です。
バミーの作り方も人それぞれ好みがあるので、なるべく美味しく食べたいということなのでしょう。
塩気があり、「酸っぱく」「甘く」「辛い」という“ハッキリした味” がタイの美味しさの基準なのです。
机の上に置いてある「クルアンプルン」で自分好みの味を作るのも、タイでは普通のことなのです。私たちも遠慮せず好きなように味付けしましょう。
バーミーを注文する時の注意点
クエッティオ(バーミー)を注文する時の注意点ですが、屋台では
STEP1:麺の種類・汁
STEP2:具材はどうするか
を聞かれます。
【麺の種類と汁に関して】
バーミーは卵麺なので、黄色い麺を指さすか「バーミー」と伝えるのがいいでしょう。
バーミーには汁あり、汁なしの2種類があるので、
汁あり:バミーナーム
汁なし:バミーヘーン
と好みの方を伝えるようにしましょう。
【具材に関して】
具材の種類ですが以下の種類があります。
鳥 :ガイ(ไก่)
豚 :ムー(หมู)
ワンタン:ギアオ(เกี๊ยว)
食堂や屋台によって具材が多少変わってきます。
大体は店の人がこれ(具材)は入れる?とジェスチャーで分かりやすく教えてくれるのがほとんどなので、苦手なものがあれば「マイ アオ」いらないと言う意味になるので「マイアオ」と伝えましょう。
全ての具材を入れたい場合は、「サイ・タンモット(全部入れる)」と伝えれば全て入れてくれます。
バミーは持ち帰りにも人気!
バミーは麺料理ですがタイではバミーを持ち帰り家で食べることができます。
持ち帰る時は麺は紙袋にスープはビニール袋に入れてくれるので誰でも気軽に購入することができます。
持ち帰る際は注文時に「グラップ バーン(持ち帰り)」と伝えるとテイクアウトという意味になるので持ち帰ることができます。