ムーピンは、味付けされた豚肉を串に刺し炭火で焼いた料理で、屋台料理を代表するタイの大衆料理です。日本の焼き鳥によく似た味付けで香辛料などは使用していないため、辛いのが苦手、香辛料が苦手な人でも食べることができるおすすめのタイ料理です。
ムーピンの基本情報
料理名 | ムーピン(หมูปิ้ง) |
---|---|
英語名 | – |
食べれる場所 | 屋台、食堂、レストラン、フードコート |
意味 | ムー:豚、ピン:焼く(炭火) |
特徴 | 豚の串焼き |
辛さ | ★(辛くないタイ料理) |
ムーピンとはどんな料理?
ムーピンは、味付けされた豚肉を串に刺し炭火で焼いた『豚の串焼き』で、屋台料理を代表するタイの大衆料理です。
日本の焼き鳥によく似た味付けで香辛料などは使用していないため、
タイ料理特有の
- 辛いのが苦手
- 香辛料が苦手
- パクチーが苦手
という人でも安心して食べることができるおすすめのタイ料理です。
日本の焼き鳥と違う点は、タレにガーリックを加えているという点でその他はほとんど同じです。
値段は1本5〜10バーツ(30円)で、もち米が5バーツ(15円)と安くタイ人は朝食として食べることが多いため朝早くから営業しています。
どちらかというと食事というよりも小腹が空いた時に食べるものという位置付けにあります。
あまりに人気な料理なため、お昼頃には売り切れてしまうこともあります。
ムーピンはどこで食べることができる?
ムーピンはどこでも食べることができますが屋台が一番おすすめです。
本当に街のいたるところにムーピンの屋台があるので、小腹がすいた時などにサッと買って歩きながら食べるというのがタイ流です。
味付けはどこも同じで甘いタレ味ですが、お店によってはココナツミルクを使っているところもあり、ココナツ独特の甘い香りがついたムーピンもまた格別です。
ムーピンを食べるならカオニャオも!
ムーピンをそのままパクつくのもいいですが、タイではカオニャオ(もち米)と一緒に食べるのが一般的です。
屋台では、甘いタレが染み込んだムーピンと一緒にカオニャオを頬張る地元民で毎日賑わっています。
日本では焼き鳥は夜に食べることがほとんどですが、ムーピンは朝食として食べる人もとても多い料理なので、朝7時ころから通りにはムーピン屋台が営業していたりします。
ムーピンにカオニャオ以上に合うのがビールです。
遅い屋台ですと深夜まで営業しているので、ゆっくりと腰を下ろしてビールと一緒にムーピンをいただくのもタイの楽しみの一つです。