タイ料理「ムーワーン」とは!ムーワーンとは茹でた豚肉をシーイウダム(タイの黒醤油)とオイスターソース、パームシュガーで甘く煮た料理です。ドロリとした見た目通りに味はかなり濃厚でとても甘いのが特徴です!
ムーワーンの基本情報
料理名 | ムーワーン(หมูหวาน) |
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英語名 | Thai sweet pork condiment |
食べれる場所 | 屋台、食堂、レストラン、フードコート |
意味 | ムー:豚、ワーン:甘い |
特徴 | 甘く煮詰めた豚肉 |
辛さ | ★(辛くないタイ料理) |
ムーワーンとはどんな料理?
ムーワーンとは茹でた豚肉をシーユーダム(タイの黒醤油)とオイスターソース、パームシュガーで甘く煮た料理です。
簡単に言うと「甘く煮詰めた豚肉」で、ナンプラーを使う人もいます。
骨つき肉を使うお店もありますが、一般的に脂身が多い三枚肉が使われることが多く、そのまま食べるのには向いていません。
ムーワーンはどんな味?
ムーワーンはドロリとした見た目通りに味はかなり濃厚です。
ムー:豚
ワーン:甘い
という名前の通り…味はとても甘いのが特徴です。
ビールのつまみにするか、あるいはきゅうりなどを添えてご飯に乗せて食べるのがおすすめです。
ムーワーンはどこで食べることができる?
ムーワーンは中華系の料理なので、中国系の人が集まるお店でよく食されています。
中国人街にある地元民御用達のお店を探してみるのもいいでしょう。
オススメは「カオラートゲーン」と呼ばれる“ぶっかけお惣菜屋台”です。
味付けは日本人好みで辛くもないので、ご飯にモリモリとかけてもらってください。
他のおかずと一緒にご飯に乗せてもらい、持ち帰ってホテルの夜食として食べるのもオススメです。
中華系タイ料理に欠かせない調味料「シーユーダム」
中華系のタイ料理には欠かせない調味料として、タイの醤油があります。
炒め物や煮物に使われるのが「シーユーカオ(ซีอิ๊วขาว)」です。
大豆を原料としていて、味も日本の醤油によく似ています。
同じくタイの醤油で主に煮物に使われるのが「シーユーダム(ซีอิ้วดำ)」です。
こちらも原料は大豆なのですが、味にだいぶ特徴があって黒糖のような甘みがありかなり濃厚です。
そのままかけて使うのではなく、火を通してコクを出すのに適しています。
日本では手に入れにくいので、お土産に買っていくと喜ばれるのでおすすめです。
カオクルックカピには欠かせないムーワーン
タイ料理にカオクルックカピという料理があります。
カオクルックカピは、カピ(小エビから作る発酵調味料)を使ったタイ風チャーハンのことで、このカオクルックカピには必ずと言っていいほどムーワーンが添えられています。
ムーワーンを少しだけ体験してみたい…という方はカオクルックカピで体験するのもおすすめです!